お水の抜け道

お水引退後 居酒屋の代表取締役女将になりました

お客様 パンツははいてきてね・・

2006-08-02 | お水のお仕事の話
60才(彼女が言っていた)のシャチョーと
お水休業中の 40代女性(タブン)
の不倫カップル 
(タブン! いや 絶対!まぁ珍しくもないけどね・・)

珍しく お二人そろって 強面・・

直感で 大変なお客様だと思った


お二人そろって 国分町はお久しぶりらしく
「あの店は どうなってる?」
「だれそれは どうしている?」と聞いてくるが
ワタクシにはさっぱりわからない・・

だって それって 10年以上も前のこと

そんな 昔のことを ふんぞり返って尋ねる
 (自分の この界隈での知名度を誇示したいのでしょうが
  そんな 昔のこと ワタクシだってわからない)

彼女は彼女で
お水らしい気配り
テーブルの上の フルーツやら乾き物やらを配り
「食べて! 食べて!」とワタクシタチホステスや彼氏に
食べることを強制する
 (言葉は「食べて!」なんだけど
  ニュアンスは「食え!」なのです)

こういう女性客たまにいらっしゃいますが
ワタクシタチは
「あんたらが仕事しないから ワタシがしてやるのよ!」って
いわれてるみたいで かなり 迷惑 


この辺は まだまだ 序の口・・

彼女の方は
大声で 「サービスで日本酒出せ」とか
「ビールもってこい」だとか
からみはじめた 

ワタクシタチが もし 彼女の機嫌を損ねようものなら
ちょっと 面倒なことになりそう・・

黒服も 警戒したのか若い子をはずした
 (若い子じゃ 対処できないでしょ)

彼氏は彼氏で そんな様子をたしなめずに
フツーに見ている

というか
彼女が 自分に絡み始めても ちょっと気弱な顔を見せるだけ

他人には 尊大態度をとるけど 
実際は どMなのでしょうか?
 (お偉いさんに どMは多いって聞いたことがある

この段階で
彼女が絡むのは 彼氏だけ
 (サービスしろっていうのはお店に対して)

今のうち 彼女を手なづけなくっちゃ

ワタクシは 彼女の隣に席を移った

確か 彼女は 最初
「普段は ウイスキーは飲まない」と言っていた

これは お好きな飲み物を聞くことから入ろう

日本酒党 それも熱燗がお好きなのだという

黒服へ 「サービスで 熱燗持ってきてください」

もちろん ワタクシに そんな権限はありませんが
この場合 こう言ったほうが 彼女のご機嫌がよくなる
 (伝票についたかどうかはワタクシにはわかりません

お水の世界で そこそこ長く生きてきたらしい女性
 (ママやっていたんですって)
やはり 自分のこと聞いて欲しいのよね~

いろいろ 質問していたら 心開いてくれた
手を握って 離さない

お手洗いに行きたいというので
黒服に案内させるよりも ワタクシが・・と思い
 (男性にお手洗いにエスコートされるのっていやじゃない)
お手をとって お手洗いへ・・

ドアまで 開けて差し上げたわよ

すっかり 彼女の 信頼を得ちゃったワタクシ

お手洗いのドアの外で
「ここで待っててね」なんて彼女に言われて
学生時代を思い出しちゃったわ
 (女の子って手をつないでお手洗い行くじゃない?)

そんな 様子を見ていた黒服
「あの女性 ○○サン(ワタクシのこと)の
お知り合いですか?」だって

そんなわけないじゃない

難しい女友達は 要りません

彼女が ノーパンの下半身を露出する
までのお話は長いのです  

申し訳ありませんが このお話は 
  
  つづく・・




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