藁科川流域のご年配の男性の方に「子どもの頃、どこで遊んでいましたか?」と聞いてみてください。すると必ずと言って良いほど、二つ返事で「川!」という答えが返ってくると思います。
そしてきっと上目遣いのキラキラとした目で、どこでどんな風に遊んだのかを教えてくれるに違いありません。子どもたちのしなやかな身体を育んだ格好の舞台だったと言えるでしょう。
川遊びと言えば、“夏にジャブジャブ”というイメージが先行しますが「冬にも遊んでいた」という答えを聞き、びっくりしました。
冬の間凍りつくところがあって、つるつるとスケート遊びをしていたのだそうです。
場所は、藁科川上流の坂ノ上大橋という吊橋の上流側にある渕のあたり。ここは深さ3メートルあまりのレンガ渕と呼ばれ、地元の方のお話によると、昔は冬になると日陰の部分に厚く氷が張って、そこにのっては滑って遊んだとのこと。
今でも流域の水見色小学校のプールでは、冬にスケートが楽しめるとニュースになりますが、以前は寒さも今より厳しかったのですね。レンガ渕では、天然のスケートリンクができる日は、今はないそうです。
七夕豪雨の時、このレンガ渕より上流部の左岸から本流に流れ込んでいるメメ沢で、大きな土石流が発生したとのこと。幸い人家などには影響がなかったものの、その土砂でレンガ渕一帯が埋まり、河床があがってかつて遊んだ石なども見えなくなってしまった、と冬の川遊びの話しの最後に付け加えられました。
流域の方の心には、川遊びの思い出と共に災害の歴史もまた刻み込まれていました。
そしてきっと上目遣いのキラキラとした目で、どこでどんな風に遊んだのかを教えてくれるに違いありません。子どもたちのしなやかな身体を育んだ格好の舞台だったと言えるでしょう。
川遊びと言えば、“夏にジャブジャブ”というイメージが先行しますが「冬にも遊んでいた」という答えを聞き、びっくりしました。
冬の間凍りつくところがあって、つるつるとスケート遊びをしていたのだそうです。
場所は、藁科川上流の坂ノ上大橋という吊橋の上流側にある渕のあたり。ここは深さ3メートルあまりのレンガ渕と呼ばれ、地元の方のお話によると、昔は冬になると日陰の部分に厚く氷が張って、そこにのっては滑って遊んだとのこと。
今でも流域の水見色小学校のプールでは、冬にスケートが楽しめるとニュースになりますが、以前は寒さも今より厳しかったのですね。レンガ渕では、天然のスケートリンクができる日は、今はないそうです。
七夕豪雨の時、このレンガ渕より上流部の左岸から本流に流れ込んでいるメメ沢で、大きな土石流が発生したとのこと。幸い人家などには影響がなかったものの、その土砂でレンガ渕一帯が埋まり、河床があがってかつて遊んだ石なども見えなくなってしまった、と冬の川遊びの話しの最後に付け加えられました。
流域の方の心には、川遊びの思い出と共に災害の歴史もまた刻み込まれていました。
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