カナダのオルタナ・バンド、Three Days Graceの7thです。
サウンドは前作の延長、と言うよりデビューしてからネオ・グランジ、ポスト・オルタナと言うジャンルから外れることがなく、確固たるサウンドを持っているバンドですのでいつも通り、モダンでヘヴィなサウンドにキャッチーな歌メロ、ノリと言うよりは聞かせる楽曲と言う感じです。
このジャンルですとモダン、エモーショナルと言う言葉が良く使われると思いますが、このバンドはそのジャンルを代表するバンドですので、まさにモダンと言う言葉が一番合っていると思います。また、特にパワーバラードでその特徴が表れていると思います。
このバンドで凄いと思うのが前々作からボーカルが変わっているのにその影響を全く受けていないことです。もちろん声質が似ていると言うのもありますが、普通はボーカルが変わるのはバンドで一番影響を受けると思うのですが、このバンドはそれがないのですよね。
日本ではそれほど大きく取り上げられることはありませんが、このアルバムもこれまで同様売れるのでしょうね。