METAL KID'S "BLOG"

HEAVY METAL? HARD ROCK? PUNK ROCK?
Produced by はたぼー

個人的名盤 No.23

2020-12-29 07:58:35 | 個人的名盤

個人的名盤 No.23はCinderellaが1986年に発表した1stのNight Songsです。

Bon Joviの後押しでメジャー契約、同じくBon Joviの3rdアルバムに伴う全米ツアーのサポートアクトとして抜擢とデビュー当時は何かとBon Joviの名前が出てくるバンドでしたが、注目されたのはギター、ベースのヘッドを押して回すアクションだったと思います。一時期は凄く流行ってヘッドからボディー側に回す、逆にボディーをヘッド側に回すと色々なギタリストがやっていたと思います。

ただ、このバンドが売れたのはハードロックと呼ばれるジャンルの中でもブルージーさを前面に出して、メロディーはキャッチーと言う楽曲が良かったこと、それをMTVでヘビィローテされたことだと思います。

特にMTVで流れていたPVはShake Me、Nobody's Fool、Somebody Save Meの3曲がストーリーで繋がっており、聞くだけではなく見る方にも力が入っており、当時のPVの重要性を表していると思います。内容がシンデレラ・ストーリーで、最後にBon Joviの二人が出てくるのはやりすぎな気もしますしもが・・・。笑

2nd以降でブルージーさを前面にしすぎて魅力が違う方向にいってしまいましたが、この1stは当時のハードロックの魅力がいっぱいに詰まっており良いアルバムだと思います。

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Bullets And Octane / Riot Riot Rock N Roll (2020)

2020-12-26 17:16:19 | Album Review

アメリカ、セントルイス出身の4人組ハードロック・バンド、Bullets And Octaneの7thです。

最初、ジャケットとタイトルを見た時に大好きな北欧系爆走ロックンロールかな?と思ったのですが、その昔、元GUNSのギルビー・クラークに見出されて 2003年にデビューしたバンドでした。メジャーデビューの2ndは結構好きで聞いていたのですが、このアルバムもそれほど路線が変わっておらず、良い感じでした。

ポップな面とダークな面の両方を持っているサウンドでロックンロール系、ハードコア系と表現も豊かなのは相変わらずですが、2ndの頃に比べると少し荒々しさがなくなり落ち着いた感じになっていると思います。

4th辺りで初期のロックンロール系がなくなってしまったので聞かなくなってしまいましたが、初期に近いサウンドになっていたのですね。

オリジナルメンバーは一人だけの様ですが、売れないながらも活動を続けているバンドは何となく応援したくなってしまいますので、このバンドにも頑張って欲しいです。

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The Babes / Dive Bars And Muscle Cars (2020)

2020-12-24 21:54:04 | Album Review

オーストラリア出身、男性2名、女性2名の混成4人組バンドの2ndです。

サウンドは簡単に言うとハードロックの一言で特に偏りもないのですが、あえて言うとLAメタルなどの流れを持っているキャッチーでシンプルな感じです。メインのボーカルは男性でギターが女性とちょっと期待とは違う構成ですが、この男性ボーカルが結構良いシャウトしていて良い感じです。また、コーラスで入ってくる女性の声との対比も面白いです。

残念ながらこれと言う曲はないのですが、久しぶりに大好きな爆走ロックン・ロールに近いサウンドで嬉しかったです。

残念と言えば、コロナ前にBulletのオープニングアクトとして来日したときの映像、もう少し演奏力を上げてから来日して欲しかったかんじですね。

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Iron Maiden / Nights Of The Dead, Legacy Of The Beast:Live In Mexico City (2020)

2020-12-22 21:24:39 | Album Review

Iron Maidenが2019年9月にメキシコで行った3公演の模様を収録したLiveE盤です。

一体何枚目のLive盤なのかと思うほど何枚もLive盤を出していますが、それでも話題になる辺りはやはりLiveバンドであることの証明であり、いまだに衰えない人気も凄いと思います。

Iron Maidenは大物でメタル好きとしては絶対に外せないバンドですので必ず新譜は聞くようにしていますが、個人的にブルースの歌声が生理的に嫌いですのでここ最近はスタジオ盤は聞くけどLive盤はパスしていました。しかし、今回は収録曲にFlight Of Icarusがありましたのでついつい聞いてしまいました。

実際のところ、聞いてみると相変わらずブルースの歌声は耳障りでやはり生理的に合わないですが、年齢から考えると凄い歌声をしていると思いますし、ブレイズ・ベイリー時代の楽曲も違和感なく歌っている辺りは実力もうなずけるものでした。

収録されている楽曲ですが、これだけアルバムを発表しているバンドですとBestの選曲を求めること自体に無理がありますので、個人の好みだけで判断するしかないのですが、個人的には良い感じではないかと思います。

個人的には1st~4thのみの選曲がBestなんですけどね。笑

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個人的名盤 No.22

2020-12-20 17:04:38 | 個人的名盤

個人的名盤 No.22はDokkenが1984年に発表した2ndのTooth And Nailです。

LAメタルブームの代表的なバンドの一つと言っても良いとい思いますが、まだバンドにギターヒーローがいるか、いないかがポイントにもなっていた時代ですので、ジョージ・リンチのカミソリ・ギターが一番の売りになっていたと思います。

そのカミソリ・ギターにドン・ドッケンのソフトなボーカルが組み合わされ、サビでは綺麗なコーラスと他のバンドには見られない特徴もあったと思いますが、何と言っても曲が良いのがこのバンドが売れた理由だと思います。

1曲目のインストから2曲目のイントロのユニゾンに繋がるところで既にノックアウトされるぐらいカッコイイですし、3曲目、7曲目辺りはこのバンドの方向性を持っている代表的な曲、9曲目でバラードで泣かせる、更に6曲目の様にミドルテンポの曲でも味を持っていると捨て曲なしのアルバムだと思います。

ドンとジョージの不和からくる独特の緊張感もこのバンドの特徴ですね。

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BASS No.5

2020-12-18 21:12:00 | Weblog

ベースに興味を持ち、名前なども覚え出してきた頃に不思議だったのがこのベースです。

タラス時代のビリーシーン(当時はビリーシーハン)が使用していたベースです。プレシジョンベースにピックアップを追加して更にステレオ出力していることは当時の雑誌にも書かれていたので良いのですが、気になったのはヘッドの形です。プレシジョンにしては細いし、加工した雰囲気もなく、ただなんだろう?と疑問に思っていました。

しばらくして、このヘッドの正体がテレキャスターモデルであることを知りました。

知ったのは良かったのですが、当時このモデルは全然流通していなくて実物も見れなかったですし、音も聞くことも出来ず、しばらく忘れていましたが、大学時代に何となく入った楽器屋にこのモデルがあって凄く懐かしく思ったのが記憶にあります。

実際の音は薄いと言うかクリーンと言うか私の求めるベース音ではなかったです。まぁ、そう言う音のためのベースですけどね。

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準名盤&BGMアルバム No.17

2020-12-16 21:15:05 | 準名盤&BGM

準名盤&BGMアルバム No.17はDie Mannequinが2007年に発表した1stのUnicorn Steakです。

ヴォーカル兼ギターのケア嬢率いるカナダ出身のオルタナ系ロックバンドですが、ガンズ、マリリン・マンソンなどのオープニングアクトを務めたり、バックチェリーやデフトーンズなどとも関係があったりと当時は何かと話題性もありました。
サウンドはかなり骨太な演奏にキャッチーでメロディアスなハスキーボーカルが加わるもので、女性ボーカルバンドの魅力を十分に発揮していると思います。そして、ケア嬢ですがなかなかカッコイイですしセクシーでもありますのでフロントマンとしての魅力も十分です。
 
それと、このバンド、演奏がシンプルな曲での癖になりそうなメロディーがあったり、独特のリズム感を持っていたり、ミドルテンポの曲でも飽きさせないところなども良いです。
 
まぁ、何だかんだ言ってもケア嬢の歌声が良いのが好きな一番の理由ですけどね。
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個人的名盤 No.21

2020-12-14 17:14:07 | 個人的名盤

個人的名盤 No.21はBon Joviが1988年に発表した4thのNew Jerseyです。

1984年に突然の来日、1stと2ndは日本ではそこそこ取り上げられたものの、海外ではまだまだ生きの良いルーキー的なBon Joviでしたが、3rdが大ヒットしてその勢いで作成された4thですので勢いのあるアルバムだと思います。そして2枚連続で大ヒットした訳ですのでBon Joviの地位を確立させたアルバムでもあると思います。

サウンドですが、キャッチーな歌メロ、コーラス、バラエティな楽曲とこれがBon Joviと言っても良い内容でかなりのレベルだと思います。特にこの頃のバンドはテクニカルなドラム、安定したベース、味付けが上手いキーボード、自由に弾くギターとバランスも良いと思いますし、何と言っても若いので勢いとハリがあって良いです。

かなりポップですのでハードロック、ヘビィメタとしてはどこまで扱って良いのか難しいところもありますが、このアルバムとこのバンドの活躍がハードロック系バンドの活躍の場を広げてくれたのは事実だと思います。

いまだにB!誌で大々的な扱いをするのはどうかと思いますが・・・。

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女性ベーシスト No.16 Hisayo

2020-12-12 22:36:40 | 女性アーティスト

女性ベーシスト No.16は姐さんことA Flood Of CircleのHisayさんです。

ブルース、ロックンロールを基本としていながらも色々な要素を吸収しており、それを強烈、個性的なボーカルで演出するバンドで一昔前ならインディーズ系のちょっと面白いバンドと言う感じもしますが、そんな中、安定したラインを弾いてベースらしいベースと言う感じのHisayoさんです。

そしてこの人の魅力は女性らしい動きながらも迫力があり、個性的なボーカルにも負けない存在感を出すところです。そしてフィンガーピッキングが優しい感じでベースのトに濁りがないところも好きです。

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Moon Hooch / Contra

2020-12-10 22:02:11 | メタルじゃないけど。

以前、サックス系の音も好きでLucky Chopsを紹介しましたが、同じ理由でこのMoon Hoochも好きです。

MOON HOOCH - Contra

このPVではボーカルが加わっていますが、普段はドラムを含めた3人組のインスト系です。サウンドはジャズを基本にしながらも、ヒップホップ、ロックなど色々な要素が加わった独自のもで面白いです。

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準名盤&BGMアルバム No.16

2020-12-07 21:45:28 | 準名盤&BGM

準名盤&BGMアルバム No.16はDonnasが2002年に発表した通算5th、メジャー第一弾のSpend The Nightです。

高校生時代にデビューで2nd辺りで来日までしているガールズ・バンドですが、4thまではガレージ色が強く、レコーディングも金がかかっていないチープな音質、アレンジで悪くはないけどどちらかと言うと色物的に見ていましたが、この5thはさすがメジャーデビューしただけあってアルバムの音質など一気にレベルアップしています。

そしてパンク色がやや薄くなり、ハードロック寄りになった曲がこれまでよりも凄く洗練されておりレベルアップしています。更に各メンバー、特にギターが良くなっているのもポイントです。

2曲目などかなり良い曲もあり、捨て曲もないのですが、一発でノックアウトされるキラーソングがないので準名盤&BGMアルバムで取り上げていますが、かなり個人的名盤に近いアルバムです。

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J-METAL No.8

2020-12-05 17:22:24 | J-METAL

J-METAL No.8はNo.6、7に続き、LoudnessのThunder In The Eastもいってしまいます。

国内では敵なしのメタルバンドとなり、海外でもマニアに注目されていたLoudnessが本格的に海外進出する際に作成されたアルバムですが、正直なところ初めて聞いた時はがっかりした記憶があります。

1曲目は今でもLiveで演奏される大人気の曲ですが、当時の私にはミドルテンポのこの曲は肌に合わず、更に二井原の英語で歌う歌声にも違和感があり良く思えなかったのです。ただ、ギターはかなり頑張っていて良く弾くよなぁ~と思っていました。

結果的に発売された当時はあまり聞かなかったのですが、何故か何年も経ってLoudnessのメンバーが次から次へと変わっていた頃にこのアルバムが聞きたくなって改めて当時の良さを実感することになりました。今聞いてもギターの頑張りは凄いですし、良いメロディーもあって良い曲も多いと思っています。更に二井原のカタカナ英語も今聞くと良くこのレベルでレコーディングしたなと別の意味で凄いと思います。笑

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J-METAL No.7

2020-12-03 21:31:49 | J-METAL

J-METAL No.7はNo.6に続きLoudnessのDisillusionです。

既に国内のメタル業界では大御所的な立場、更に恐らく一番前に進む力が強かった時代に発表されたアルバムだけあって完成度が高い内容になっていると思います。また、ギターのテクニックは高い位置で確立しており、高崎のギターヒーローとしての立場も確立したのではないかと思います。

アルバムに収録されている曲は3rdの延長上にあるザ・ジャパメタと言う感じに仕上がっており、初期のLoudnessはこのアルバムで一旦完結していると思います。

個人的には3rdの方が好きですが、ほとんどの場合、この4thをそのまま続けて聞きますので3rdと4thを合わせて私のLoudness像が出来上がっているかもしれません。

ちなみに後で英語版も発売されましたが、これは正直なところ魅力半減でした。二井原は日本語だからこそ生きてくるボーカルであることを再確認した感じでした。

ちなみにこの4thはもちろんDisillusionではなく、撃剣霊化と呼んでいます。

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BASS No.4

2020-12-01 21:03:25 | Weblog

一番好きなベースはB.C.RichのMockingbird、音が好きなのはBassmanのStingrayとして他に好きなベースでこれは外せません。

私は斧型ベースと呼んでいますがジーン様のアックスベースです。

このベースが似合うのは世界でもジーン様だけと言っても過言ではありませんし、代名詞的なベースだと思います。

アックスベースも年代によってメーカーが違っていたりしてヘッドの形も違います。私は初代のが一番好きですけどね。

更にペイントを変えた特別仕様のこんなのもあります。

本当にカッコイイと思いますが実際にはポジションが決まらず弾きにくいと思ったりもします。

確か、ポールにも斧型のギターがあって読者プレゼントしていたはずです。

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