約10年ぶりに発表されたLana Laneの10thです。
女性ボーカルが奏でるシンフォニック・ロックと呼ばれるジャンルを確立させた人でデビュー当時は日本でもかなりの人気でしたし、私も1st、2nd辺りは結構聞いた記憶もありますが10年ぶりのアルバム発表と言うことで久しぶりに聞いてみました。
聞いた感想は驚いたと言いますか、凄く良くて大満足のアルバムでした。最初の1~2曲はいつものパターンかぁ~程度だったのですが、3曲目辺りからラナの歌声に引き込まれてしまい、5曲目でノックアウトされました。更に7曲目でも再びノックアウトされると言うここ最近聞いたアルバムの中でもかなり上位にくる内容でした。
ラナの歌声に衰えもなく、相変わらずの美しさと力強さ、更には表現力も抜群ですし、旦那のキーボードも歌声を邪魔しない程度で抜群の表現をしており感動しました。
10年と言うブランクを感じさせないサウンド、シンフォニック・ロックと言うジャンルに収めてしまうのが手っ取り早いのかもしれませんが、ロックでもあり、ポップスでもあり、プログレでもあると言う聞きごたえのあるアルバムだと思います。