Prongが約6年ぶりに発表した13thです。
2002年の再結成後はコンスタントにアルバムを発表していたので6年の間が空くと久しぶりの様に感じてしました。また、Prongと言えば、Panteraを筆頭とする90年代のグルーヴ系メタルを牽引したバンドですが、トップに君臨するPanteraとはかなりの差がありますのでSepultura辺りと共にと言う感じがします。
サウンドは80年代系の切れの良いリフと共にグルーヴ感満載と言うのは相変わらずですが、1曲目以外はミドルテンポの曲が続いてしまいますので、ノリが良い感じはしません。また、ミドルテンポと言えどもリフはしっかりしていますし、楽曲もそれぞれ工夫があり同じ様な曲が続く訳ではないのですが、やっぱりスピード感とスラッシーな曲をもっと聞きたいと感じてしまいます。とは言ってもProngらしいザクザクとしたギターなども聞けるので悪くはないです。
個人的にProngは凄く好きなバンドで大好きなアルバムもあるのですが、実は外れも多いバンドです。今回はその外れに当たってしまったと言う感じかもしれません。