METAL KID'S "BLOG"

HEAVY METAL? HARD ROCK? PUNK ROCK?
Produced by はたぼー

Motorhead / Under Cover (2017)

2021-09-29 09:17:24 | Album Review

レミーの死後、2017年に発表されたMotorheadのカバー集です。

発表された時は収録されているアルバムをほとんど持っていたことと、金儲けのイメージが強かったので気分的にも聞く気になれませんでしたのでパスしていたのですが、何となくMotorheadを聞きたくなってしまったのでゲットしてみました。

ほとんどの曲を聞いていましたので目新しさはありませんでしたが、改めて集められたものを聞いてみると、やっぱりレミーが歌うと全てMotorheadに聞こえることと、選曲も良いと感じました。

特にTed NugentのCat Scratch Fever辺りはMotorheadの曲と言っても良いぐらいピッタリとハマっていることと、 Rolling StonesやRamonesのカバーを聞いていると、やはりこの人はシンプルなロックが土台になっている人なんだなと再確認出来た感じがします。

個人的にはOzzyのHellraiserが一番好きですね。

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The Carburetors / Laughing In The Face Of Death (2015)

2021-09-27 10:18:48 | Album Review

聞き忘れていたアルバムが続きますが、The Carburetorsが2015年に発表した4thです。

Liveのミニアルバムや再リリースなどもありますので4thかは少々微妙なところもありますが、ノルウェーのハード・ロックン・ロール・バンドでDimmu BorgirのEddie Guzが立ち上げたサイド・バンドです。この辺りは同じくEddie Guzが立ち上げているChrome Divisionとの兼ね合い、区別は今一つ良く分かりません。

サウンドとしてはかなりモーターヘッドに近かったChrome Divisionよりもロックン・ロール寄りと言う感じでこちらの方が聞きやすいです。そして、これまでのアルバムよりも更にアレンジが効いていて爆走一辺倒のChrome Divisionとの違いが更に開いた感じがします。

個人的にはChrome Divisionも大好きですですので、特に区別するつもりはありません。また、Dimmu Borgirとの差は大きいですが、結局のところEddie Guzの歌声に制限と言いますか、それほど器用な方ではありませんので、Chrome Divisionと同じと言えば同じなんですよね。笑

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Sister Sin / Black Lotus (2014)

2021-09-25 09:40:08 | Album Review

このアルバムも聞き忘れていた1枚です。

スウェーデン出身、女性ボーカルバンドの5thです。

2008年発表の2nd「Switchblade Serenades」でLiv嬢 のボーカル、楽曲の良さでノックアウトしてくれたバンドでしたが、3rd、4th盛り上がりが若干トーンダウンしてしまったことと、バンドが解散してしまったため、この5thは聞き忘れていましたが、改めて聞くとこれが「やっぱりLiv嬢の歌声は良い!」と再確認させてくれる内容でした。

元々、変な飾りもなく、楽曲とボーカルの歌声で勝負していたバンドだと思うのですが、このアルバムもオールドスクールなHR/HMサウンドは健在です。更にストリングスやコーラスなど楽曲のスケールアップとバラエティさは今までのアルバムよりも充実しており、恐らく全体的な完成度としてはこれまでのアルバムよりも上だと思います。

個人的には2ndを一押しですが、一般的にはこのアルバムが一番と言う人が多いかもしれませんね。

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S-Tool / Tolerance Zero (2017)

2021-09-23 07:44:37 | Album Review

このアルバムを聞くのを忘れていました。

フィンランド出身、元Poisonblackのヴィレ・レイヒアラが新たに立ち上げたバンドの1stです。

迫力と力強さに北欧独特の哀愁を加えて楽しませてくれたPoisonblackですが、このアルバムではかなりスラッシュ寄りのサウンドになっていてビックリです。特にPoisonblackではアルバムを発表する度にブルージーになっていて、どんどんと湿っぽい感じになっていましたが、その湿っぽさみたいのはほとんどなく、凄くストロングなメタルだと思います。そして何となくロックン・ロール的なノリがあるのもPoisonblackとの大きな違いかもしれません。

更に時折、ヴィレ・レイヒアラらしい歌い回しも聞けますが、かなり乱暴に歌っており、音楽性の違いを強調させている感じもします。

悪くはないですが、求めていたPoisonblackのサウンドではなかったのでちょっと残念でした。まぁ、Poisonblackと同じだったらバンドを変える必要ない訳ですが・・・。

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Dee Snider / Leave A Scar (2021)

2021-09-21 07:40:55 | Album Review

元Twisted SisterのDee Sniderが3年ぶりに発表したソロ名義のNewアルバムです。

Twisted Sisterが2016年に2度目の解散してからはソロ名義でのアルバム制作が続いていますが、バンド形態でもソロでも一貫してキャッチーな歌メロ系の曲、アンセム的な曲、ハードな曲、バラードと様々な楽曲を収録してバラエティなアルバムを収録してきた人ですが、今回は自らがヘヴィだと言う通りかなりハードな曲が多めに収録されています。

この辺りは前作から続いているヘイトブリードのジェイミー・ジャスタとのコンビを組んでいる理由であり、結果なのかもしれませんが、この人が歌うとどんな曲もDee Snider色が前面に出てきますのでそれほど気にならなく、Dee Snider好きには満足出来る内容だと思います。

残念ながらキラー・ソングはありませんでしたが、60半ばにして衰えを感じさせない歌声を聞かせてくれているだけで十分に満足です。でも出来れば、DesperadoやWidowmakerの様にバンド形式での活動を期待したいです。

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Lee Aaron / Radio On! (2021)

2021-09-19 09:12:58 | Album Review

カナダ出身の女性ボ-カリスト、Lee AaronのNewアルバムです。メジャーデビュー前のアルバムやベスト盤などもありますが恐らく13thになると思います。

Lee Aaron自体久しぶりに聞いた感じがしますが、良い具合に力が抜けた軽快なロックに仕上がっていて結構良い感じです。そして収録はあっという間に終わらせたらしいですが、曲も色々アレンジされていますし、飽きがこない程度にバラエティさがあり良いです。残念ながらキラーソングはありませんでしたが・・・。

デビュー当時、Metal Queenなんて題名のアルバムだったこともあり、メタル系で扱われることが多かった人ですが、個人的にはややハード寄りの普通のロック・ボーカリストとして見ていたので、このアルバムはその通りの仕上がりで満足です。

あと、デビュー当時と同じ歌声で衰えを感じませんでしたがもう少しで還暦なんですね。凄いものです。

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Iron Maiden / Senjutsu (2021)

2021-09-17 19:59:27 | Album Review

Iron Maidenの17thです。前作が2015年ですので随分と間が空いていますが、前作に続き2枚組の超大作です。

Phantom Of The Opera、Hallowed Be Thy Name、To Tame A Landなどデビュー当時から7分台の曲が必ず収録されていましたし、その他の曲もほとんどが4~5分と全体的に長めの曲が多いバンドですが、さすがに10曲でトータル82分、10分台の曲が3曲ともなるとやりすぎな感じがするのが第一印象です。また、オープニングからミドルテンポの曲で萎えてしまい、その他もほぼミドルかスローでしたので正直なところ飽きてしまいました。

個人的には、このBlogでも書いたことありますが、ブルースの歌声が生理的に受け付けず、聞くのが辛いのですが、聞かないといけないバンドであり、ヘビメタ界隈のサウンドを好む人には絶対に外せないバンドですので、新しいアルバムが出ると毎度、後悔することを分かっていながら聞くの繰り返しです。

とは言え、曲自体は凄く作り込まれていて凄いと思いましたし、聞き手よりも自らの主張を優先できる大物バンドならではとも思えました。実際のところ、人気も衰えず、受け入れられている事実がありますので良しとするしかないですね。

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Bruce Springsteen / Cover Me

2021-09-15 14:35:45 | メタルじゃないけど。

アメリカを代表するミュージシャンで重鎮とも言えるBruce Springsteen、世界的な知名度もありますし、80年代の洋楽を経験している人には避けることの出来ない人だと思います。この人の代表アルバムはBorn in the U.S.A.だと思いますが、私はその中でこの曲が一番好きです。

Bruce Springsteen - Cover Me

ニックネームがThe Boss、まさにボス的な存在感ですが、この人と言えばアメリカ大統領選で必ずと言って良いぐらい民主党の応援でメディアに出てくることがあると思います。

日本人には分からないアメリカ労働者や中西部、南部などの地域差など文化の違いで、ボブ・シーガー、トム・ペティなども同じハートランド・ロックと言われるやつですね。

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Psychopunch / Sweet Baby Octane (2015)

2021-09-13 08:01:56 | Album Review

何枚かまとめてゲットしたPsychopunchから2015年に発表された11thもレビューします。

最新アルバムのGreetings From Suckervilleもパンキッシュでしたが、このアルバムもかなりパンキッシュな曲を並べてスタートして、いきなり来た来たと良い感じです。そして4曲目で女性ボーカルを加えたデュエット?、6曲目で歌メロ系のコーラスを加えた曲、7曲目でアコーステック・ギターの曲などかなりバラエティなアルバムになっています。

更に、1曲目はIntro、15曲目はOutroの女性の語り、5曲目も女性の語りでスタートするなどいつもの荒々しさ満載の楽曲を立て続けに並べるだけのアルバムではなく、全体的に色々な工夫もされており、中々面白いです。

このバンドにはそんな工夫は必要なく、今まで通りギターをかき鳴らす楽曲を並べて爆走してくれれば良いとも感じますが、どこを取ってもPsychopunchと感じられるので、これはこれで良いとも思います。

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Psychopunch / Greetings Ffrom Suckerville (2019)

2021-09-11 07:55:33 | Album Review

個人的名盤No.48、49でご紹介したPsychopunch、そう言えば最近のアルバムを聞いていないなぁ~と思って調べたら、何と最近どころか何枚も聞いていないアルバムがあり、慌てて最近のアルバムをゲットしました。

その中で2019年に発表された最新アルバムである12thをご紹介です。

まず、凄くパンキッシュであり、1stに近いサウンドであることに驚きました。そのパンキッシュも70年代後半のイギリス系パンクではなく、ラモーンズに近いアメリカン・パンクでキャッチーで明るい感じでした。

元々持っている要素ですので相変わらずと言えば相変わらずなんですが、もっと洗練されていると思っていましたし、少し不安もありましたので、この原点復帰は嬉しかったです。

そして、これも相変わらずですが、無理やり感もあるボーカルの歌声、心地いい爆走感、少し安ぽい収録状態とこのバンドらしいアルバムで安心しました。

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Joey Jordison

2021-09-09 08:58:49 | Weblog

今月のB!誌のポスターがJoey Jordisonで「なんで?」と思ったらR.I.P.と書かれていてビックリ、7/26に亡くなっていたのですね。46歳と言う何とも若い年齢、残念としか言えません。

病気でドラムを叩けない状態であったことは知っていましたが、やっぱり早すぎですね。

この人の強烈なドラミングがスリップノットを好きになった理由の一つでもありました。1stを初めて聞いた時はパーカッションが二人もいるので打楽器の厚みは当然かと思っていましたが、Liveを初めて味わった時にこの人がいるからこのサウンドがあるのだと驚いたのを覚えています。

現在のバンドには主張のないマスクをしたメンバーが3人もいるので何とか復帰して欲しかったのですが・・・。涙

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個人的名盤 No.49

2021-09-07 08:58:25 | 個人的名盤

個人的名盤No.49はNo.48に続いてPsychopunchが2002年に発表したThe Pleasure Killです。

2nd、3rdも心地良い爆走ロックン・ロール・サウンドを聞かせてくれて楽しませてくれましたが、この4thは1stと並んでかなりのお気に入りです。

まず、爆走具合がかなり上がっており聞き終わった後にスッキリをさせてくれます。そしてメロディーも充実していますし、楽曲の完成度も良くなっており、アルバム全体のレベルが上がっていると思います。

また、1st、2nd辺りは一気に収録した様な荒々しさが前面に出ていましたが、このアルバムでは収録状態が良く、各楽器のメリハリが出ているところも良いところだと思います。

と言っても、このジャンル、しかもこのバンドでの話しですので普通に聞けば同じことやっているとしか聞こえないかもしれませんけど・・・。笑

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個人的名盤 No.48

2021-09-05 20:29:37 | 個人的名盤

個人的名盤No.48はPsychopunchが1999年に発表したWe Are Just As Welcome As Holy Water In Satan's Drinkです。

やたらと長い題名のアルバムですが、スウェーデン出身、爆走ロックン・ロール・バンドの1stで、爆走ロックン・ロール系にドハマりしていた時期に出会ったアルバムです。

1発でノックアウトされたお気に入り1枚ですが、パンキッシュな要素を含んだアップ・テンポのナンバーがずらりと並んでおり、実に心地いいと言いますか、潔さを感じます。そして、時折見せるポップな歌メロが非常に良いアクセントになっており、この部分が70年代後半のパンクなどとの違いでLAメタルなどを聞いてから出てきているバンドと思わされます。

ボーカルの歌声が特徴があり、無理やり歌いまくっている感じですので受け入れられない人も多いかと思いますが、私は大好きなバンドの一つです。

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The Dooleys / Wanted

2021-09-03 07:41:53 | メタルじゃないけど。

1970年代後半から1980年代にイギリスで活躍したポップコーラスバンドの1979年に発表された代表曲です。

The Dooleys - Wanted (HQ Stereo)

日本ではキャンディーズなどが人気だった時代の曲で、街中で流れていたのを耳にしていたのだと思いますが、この曲も印象に残っていて懐かしい感じがします。

海外より若干遅れて流行したディスコブームもあり、日本では若干遅れてヒットした様な感じもしますが、子供だった私には大人の世界の音楽でもありました。

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Charlie Watts

2021-09-01 10:43:12 | Weblog

ちょっと遅くなりましたが、Rolling StonesのCharlie Wattsが亡くなってしまいましたね。

ドラマーとしてあれこれ言うことはないですが、Rolling Stones自体は良く聞きますのでオリジナル・メンバーが亡くなるのはやっぱり寂しいと言いますか、自分も年取ったなぁ~と複雑な気分です。

何だかんだ言っても偉大なバンドのオリジナル・メンバー、そして最後まで目立つこともなく、坦々とリズムを刻んだ凄い人でしたね。

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