METAL KID'S "BLOG"

HEAVY METAL? HARD ROCK? PUNK ROCK?
Produced by はたぼー

J-METAL No.12

2021-05-30 07:42:53 | J-METAL

J-METAL No.12はNo.10、11に続き、EarthshakerのMidnight Flightです。

1st、2ndが立て続けに発表されましたが、何とこの3rdは2ndから7か月後に発表されました。更に4th以降も80年代はほぼ1年ごとにアルバムを発表していましたので、作詞、作曲能力が高いバンドだったと言うことになると思います。特にこの3rdまでは今でも名曲と言われる曲が多く収録されていますので、アマ時代からのストックも多く、早くから能力を発揮していたのだと思います。

2ndでキャッチーでメロディアスな路線を強調してきましたが、この3rdでそれが完成、その後のサウンドを確立させたのではないかと思います。T-O-K-Y-O、Midnight Flightと出だしから2nd路線を継承、3曲目でその後、代表曲となるRadio Magicと畳みかける流れは良い感じです。

しかし、この3曲目のRadio Magicは当時は軽すぎる、ポップス、歌謡曲と色々議論になったのも事実で、私自身も当時はちょっと抵抗がありました。ただ、良い曲と言うのは誰もが思っていた訳で、メタル、ハードロックとしてどうかと言う感じだったと思います。

4曲目以降もファンクラブ名にもなった、Family、ざわめく時へとなど良い曲が並んでいますので2ndと共に名盤と言って良いと思います。

コメント

J-METAL No.11

2021-05-28 07:54:53 | J-METAL

J-METAL No.11はNo.10に続き、EarthshakerのFugitiveです。

1stから1年も経たないうちに発表された2ndですが、このアルバムで数多くデビューしたジャパメタ・バンドの中でも頭一つ抜け出した存在になったのではないかと思います。もちろんトップにはラウドネスと言うジャパメタ最強バンドが君臨していたのですが、ラウドネスがメタルのコアなファンが多かったことに対してEarthshakerはもっと一般的と言うかあまりメタルを聞かない人たちも取り込んでいた感じがします。

サウンド的には1stよりもキャッチーでメロディアスな面が強調され、このバンドの魅力が一番出ているアルバムだと思います。特にボーカルの歌唱力が存分に発揮されている点が一番なのですが、ギターが速弾きやテクニックよりもメロディ、泣きなどを強調しているところも良いです。

個人的にはEarthshakerで一番好きなアルバムですが、色々なサウンドが入り混じっている現在で改めて聞くとメタルと言う言葉は出てこないかもしれませんね。

コメント

J-METAL No.10

2021-05-26 07:35:37 | J-METAL

J-METAL No.10はEarthshakerのEarthshakerです。

1978年に結成、ジャパメタ・ブーム時代にデビューしたバンドが次から次へと消えていく中、1994年まで活動、1999年に再結成、現在も活動を続ける息の長いバンドです。

この1stは伊藤政則がプロデュース、メイデンのドラマーが楽曲提供など話題性もありましたので、それなりにレーベルも力を入れていたバンドだと思いますが、一番の売りは何と言ってもキャッチーな楽曲だと思います。

歌メロはヘヴィメタルと言うよりは歌謡曲にも通じるもので、凄く自然に聞けましたし、ハード・ロック系は苦手とか、嫌いと言う人もこのバンドは好きと言うこともあったと思います。また、ギターもリフでザクザクと言う感じではなくメロディーを中心としている点も良いところだったと思います。

このバンド、アルバムを出す度に私の田舎まで来てくれていてツアーも大事にしていたところも好きな点です。

 

コメント

Judas Priest

2021-05-22 21:39:47 | 好きな画像&アーティスト

Judas Priestの衣装で好きなのはやはり80年代前半の衣装が一番好きです。

そして83年のUSフェスティバルの時が一番好きな時代ですのでどうしてもこの衣装も好きです。

最初にこの衣装を見た時にロブは100点、グレンは定番の赤が入っており、KKは腕にリストバンドを4つと言うことなし、さりげなくデイヴもカッコイイのですが、イアンだけ地味、しかも乳首が透けており何ともダサいと言うのが印象です。笑

でも、このイアンが地味と言うのが味でもあるので文句はありません。

コメント

Rob Halford

2021-05-20 20:36:14 | 好きな画像&アーティスト

メタル・ゴットことRob Halford、もちろん大好きなボーカリストです。

私がメタルの世界に入った頃には既にメタル・バンドとして確固たる地位を築いていたジューダスですが、何と言っても見た目がまさにメタルと言うのが一番です。レザー、鋲、鎖、黒、シルバーとメタルと言う言葉にピッタリな見た目、更に歌えば最高の高音とシャウト、これほどメタル・シンガーとして自他共に認められる人はいないと思います。

更に言うならゲイであることをカミングアウトしても何の影響もなし、と言うかかなりの人は気づいていたと思います。笑

コメント

Faster Pussycat / The Power The Glory Hole (2006)

2021-05-18 19:28:06 | Album Review

今頃、何故2006年発表のアルバムをレビュー?と言う感じですが、単に聞き忘れていたので改めて聞いた次第です。

ロサンゼルス出身で ヘアメタルとか、 スリージー・グラムメタルなんて言われ方をするバンドですが、2ndが個人的名盤であり、大好きなバンドです。基本的に名盤と思うアルバムがあるバンドはその後のアルバムも聞き続けるのですが、2~3枚駄作が続くといつの間にか聞かなくなり、ある時に何らかのきっかけで調べて聞いてしまうことがあります。今回もそのパターンでたまたまYouTubeでLA系のバンドを見ていたら聞いたことのないこのバンドの曲があり、再度調べて聞いたと言う感じです。

サウンドですが、初期とはかなり違っており、次から次へとリフが続く感じ、更にどの曲も出だしがほぼ同じと一体どうしてしまったのだろう?と思うぐらいでした。

おっ!と思わされるリフもあるのですが、残念ながらアルバムとしては駄作と言わざるを得ない仕上がりだと思います。(ファンの方すみません)

コメント

個人的名盤 No.37

2021-05-16 21:03:35 | 個人的名盤

個人的名盤No.37はDioが1983年に発表したHoly Diverです。

ブラック・サバスしたロニー・ジェイムス・ディオが共にサバスを脱退したヴィニー・アピス、旧友ジミー・ベイン、そして当時はマイナーだったスウィート・サヴェージのヴィヴィアン・キャンベルで結成した自らのバンド、Dioの1stです。

圧倒的なボーカルはもちろん、ヴィヴィアン・キャンベルのコンポーザーとしての才能が一気に開花した正統派ヘヴィメタルとして最高の1枚です。

レインボー、ブラック・サバスでも聞けたスピードナンバー、組曲の様なミドルテンポナンバー、音量たっぷりで歌い上げるメロディアスナンバーとロニーの魅力を全て網羅しているのはもちろん、当時、ヘヴィメタル・バンドには必須だったギターのテクニック、重厚なリズム隊と言うことなしです。

初めてこのアルバムを聞いたのは友人の家、聞き終わる前に行きつけのレコード店にチャリンコで猛ダッシュ、売り切れで数店回るも見つからず、結局家から一番近い小さなレコード店で入手と、とにかく疲れたのも思い出です。

コメント

Greg Kihn Band / Jeopardy

2021-05-14 22:17:24 | メタルじゃないけど。

懐かしの80年代音楽を聞くときに良く「あっ!これ」と思ってしまう曲です。

Greg Kihn Band - Jeopardy

このバンド、1976年にデビューアルバムを発表しているけど、ヒット曲は2~3曲、それでも懐かしい曲ではなく、懐かしいバンドとして思い出してしまいます。

コメント

The Offspring / Let The Bad Times Roll (2021)

2021-05-12 10:01:48 | Album Review

約9年ぶりに発表された10thです。

アメリカン・パンクの代表格であるThe Offspring、大好きなバンドですので随分と待たされた感じがしますが、待った甲斐があるほど良い仕上がりになっていると思います。

歌詞はアルバムタイトル通り、アメリカ社会の問題を取り上げているとのことですが、サウンドはいつも通りと言いますか、1曲目からOffspring節炸裂、2曲目もこのバンドの持っているサウンド・パターンと安心感があります。このパターンをワンパターンと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、これがOffspringであり、この感じを基本としてくれているところが良いです。更に今回は初期に近いサウンド、ロカビリー調ナンバーなどもあり、いつも以上にバラエティさと面白さがあると思います。この辺りは個人的に更に上のランクに上がった感じがしています。

プロデューサーは前作同様 ボブ・ロックを起用していますが、ボブ・ロックって才能あると言いますか、本当にいい仕事しますよね。

コメント

準名盤&BGMアルバム No.25

2021-05-10 20:47:20 | 準名盤&BGM

準名盤&BGMアルバム No.25はFall Out Boyが2013年に発表したSave Rock and Rollです。

ポップ・パンクともパンク・ロックとも言われるジャンルのバンドでこの系統のバンド中ではかなり人気度が高いバンドだと思います。

このバンド、パンク系の流れもあって1曲目から勢い良く、最後まで疾走感あるナンバーで一気に進んでいく印象があるのですが、このアルバムでは全く印象が異なるドラマチックな出だしでスタート、ギターサウンドと言うよりストリングス系でグイグイ押し迫ってくるようなの迫りくる感じの1曲目と驚かせてくれます。そしてこの1曲目が名曲で一気に心を掴んでくれます。

2曲目以降は、歌メロを中心としたこのバンドらしさも出てきますし、良い曲が続きます。ただ、前半5曲目までは良い流れで聞き込んでしまうのですが、6曲目であれ?となり、その後は前半の勢いが続かず少々飽きてしまうところがあります。

そんな感じですのでキラーソングがありながら準名盤扱いとしています。

コメント

The End Machine / Phase2 (2021)

2021-05-08 21:50:49 | Album Review

元ドッケンのメンバーが結成したバンドの2ndです。

ジョージ・リンチとジェフ・ピルソンに元リンチ・モブのロバート・メイソンと身近なメンバーで結成されていますが、何と引退したミック・ブラウンの後任はミックの弟です。ドッケン自体も人間関係最悪と言われながらも何度もくっついたり離れたりですが、さすがにここまで来ると何と言うか、交友範囲を疑ってしまう感じもします。笑

サウンドですが、ドンと違い、ボーカルが歌えますのでまずは安心感を持てます。そして良い言い方だと古き良き時代のサウンド、悪く言うと古臭いサウンドと言う感じですが、このメンバーが絡んでいるバンド、アルバムの中ではかなり全盛期のドッケンに近いと思います。

ただ、ギターはドッケンに近いもののボーカルの歌声を聞くと改めてドンとジョージの組み合わせがドッケンの魅力だったのだと思われます。ハード・ロックとしては悪くはないのですが、このメンバーですのでどうしてもドッケンとの比較がありますので、ちょっと違うと言う感じです。

コメント

Saoxn / Inspirations (2021)

2021-05-06 11:33:20 | Album Review

NWOBHMの超ベテラン・バンド、Saxonのカバーアルバムです。

メンバーが影響を受けたバンドとのことですが、超有名バンドが並んでおり、Saxonならではと言う点は特に見当たりませんが、選曲は準名曲と言うか代表曲の次にくる様な曲を選んでいる感じがします。

アレンジはそれほどしておらず、原曲に忠実ながらもビフが歌うと全てSaxonに聞こえる辺りはベテランならではの感じがします。と言いますか、改めて上手くはないけど良い味出している歌声なんだなと認識しました。

正直なところ面白みもないですし、これと言うカバーもありませんのでアルバムとしての評価は低いですが、MotorheadのBomber辺りを聞いていると、やはり疾走感がある曲が似合うバンドと思いました。

コメント

The Clash / Rock The Casbah

2021-05-04 09:43:25 | メタルじゃないけど。

The Clashが1982年に発表したコンバット・ロックに収録されている曲です。

The Clash - Rock the Casbah (Official Video)

The Clashと言えばセックス・ピストルズと共に有名なパンクバンドの一つですが、他のバンドがブームと共に消えていく中、サウンドを変化させて80年代前半も活躍を続けたバンドだったと思います。

始めてこの曲を聞いた時はThe Clashってパンクバンドじゃないのか?と思いましたし、つまんない曲とまで思いましたが、不思議なことにこの曲って頭に残ってしまい、後々で何度も聞いてしまいます。

とは言え、3rdのロンドン・コーリングがこのバンドの代表作であり一番The Clashらしいサウンドだと思うのですが・・・。

コメント

個人的名盤 No.36

2021-05-02 07:58:46 | 個人的名盤

個人的名盤No.36はBlack Sabbathが1975年に発表したSabotageです。

初期に超名盤が揃っていたり、Technical Ecstasyが2000年代になってから再評価されたりと今一つ存在感が薄いアルバムですが、しっかりとサバス感を持っているアルバムだと思います。個人的には4th~この6thまでの3枚はサウンド、曲に一定の共通点があってまとめて聞くのが好きです。

実際のところ、バンドは薬物などの影響もありボロボロだったらしいですし、8曲中2曲がインストで少々物足りない部分もあるのですが、オジーの狂気じみたボーカル、リフマスターのトニー・アイオミのギターは初期の名盤にも負けないぐらい冴えていますし、何気にビル・ワードのドラムも凄く心地良い感じで演奏面でも十分に聞かせてくれると思います。

そしてアコースティックとハード・ロックの絡みも良いですし、キャッチーなサビとおどろおどろしい部分のバランスも良いと思います。

コメント