個人的名盤No.59はBlack Stone Cherryが2006年に発表したBlack Stone Cherryです。
アメリカ、ケンタッキー州出身4人組の1stですが、このバンドを知ったのはLOUD PARK 08の来日の時です。出演するバンドで聞いたことがないのもどうかな?と思い聞いたのですが、骨太で渋いサウンドでこれは良いと思ったのが第一印象です。そして、LOUD PARK 08のオープニングで演奏を見たのですが、これが股間直撃の衝撃的な感動でした。Liveならではの荒々しさはもちろんでしたが、アルバムよりもハードでコーラスも迫力十分、若手らしい生き生きとした演奏ながらも堂々とした態度とこのフェスで一番印象的でした。
サウンドはバンド自らも拘りを持っているケンタッキー出身らしく、泥臭いサザン・ロック、そしてブルース・ロックを感じるもので、他のレビューでは声質も含めてザック・ワイルドとの比較も多い感じです。骨太、渋いに加えてメタル的なハードさで力強いノリの中にキャッチーなサビメロ、哀愁のあるメロディーで聞きやすさがあると凄く良いバランスも持っています。このバランスはちょっとクセのある声と歌い方のボーカルにあると思いますが、演奏のレベルが高いことにも要因があると思います。
Liveから帰って繰り返し聞くことになりました、個人的には聞けば聞くほど良い味が出てくるスルメ盤でもあります。