METAL KID'S "BLOG"

HEAVY METAL? HARD ROCK? PUNK ROCK?
Produced by はたぼー

LIVEアルバム No.18

2023-07-26 07:10:01 | LIVEアルバム

LIVEアルバムNo.18はKrokusが2021年に発表したAdios Amigos Live @ Wackenです。

最近はNetで多くのLive映像を見ることが出来ますのでLive盤に対する貴重感、ドキドキ感などが薄れてしまっていますので、個人的に好きなLive盤のほとんどがかなり前に発表されたものになりますが、2019年のWacken Open Airを収録したこのアルバムは比較的最近のものになります。

好きな理由は大好きなバンドであるKrokusであることはもちろんですが、1曲目がHeadhunterであることです。この曲が始まる時の来るぞ!来るぞ!と感じる緊張感が何ともたまりません。そしてLong Stick Goes Boom、American Woman、Hellraiserと繋がるところも好きです。Liveとしてのノリは若干悪い様にも感じますが、このバンドが持っているサウンドの種類をこの流れで一気に感じることが出来る様に感じます。

収録されている曲については少々不満もありますし、全曲共に楽しんで聞くことは出来ない部分もありますが、これだけ長い活動期間があるバンドですのでそれについてはやむを得ないと思うしかないと思っています。そうは言っても初めて聞いた時は曲が始まると何度もおおっ!と思ってしまいましたので楽しめたのは間違いないです。

普段紹介しているLive盤と比べるとおすすめ度は若干低めになりますが、個人的には大好きなLive盤になります。

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LIVEアルバム No.17

2023-02-21 10:24:04 | LIVEアルバム

LIVEアルバムNo.17はTeslaが1990年に発表したFive Man Acoustical Jamです。

90年台に起きたUnpluggedブームの代表的作品でこのアルバムがそのブームのきっかけだったと言っても良いと思います。個人的には発売された当時、「アコースティックのLive?、まぁ聞いてみるか」程度で購入、聞いてみると面白いと言うか中々楽しめる、そして何度か聞いているうちにどんどんと好きになってしまい個人的名盤になっていったと言う感じです。更に言うと元々Teslaは好きだったと言うことがなければパスしていた可能性が高いアルバムです。

このアルバム、とにかく雰囲気が良いことが伝わってくるのが一番良いです。彼らがどこまで真剣にこのアルバムを収録したのかは分かりませんが、ツアーの合間にも現地で会場を押さえて行っていたと言われるアコースティック・ライヴですので、ライヴを行うことを楽しんでいたのは間違いなく、その気楽で楽しんでいる雰囲気がそのまま収録されている感じです。

収録されている曲も凄く良いです。オリジナル曲のアコースティック・バージョンも良いですし、カバーの選曲センスも良いです。また、ジェフのブルージーで哀愁溢れる歌声がこのアコースティックに合っているのも良いですし、アレンジの良さ、演奏の安定感も良いです。才能があることの証明でしょうね。

このアルバムからはSignsがヒットしましたが、一般的にはLove Songが良いと言われています。私はParadiseが一番好きですけどね。

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LIVEアルバム No.16

2023-01-23 07:50:32 | LIVEアルバム

LIVEアルバムNo.16はUFOが1979年に発表したStrangers In The Nightです。

1978年に行われたUSツアーの模様を収めたLive盤でフィル・モグ、アンディ・パーカー、ピート・ウェイ、ポール・レイモンドにマイケル・シェンカーと黄金期のメンバー、更にUFOとしては一番輝いていた時期のLiveですので演奏的にも選曲的にも最高の内容だと思います。

このLive盤、曲も良いのですが、やはり聞き所はマイケル・シェンカーのギターだと思います。この時期はアルコール、ドラッグなどでボロボロだったと言われていますが演奏は最高レベルだと思います。(思いますと言いますか、後に神と呼ばれる泣きのギターですので思わなくてはいけないとも言えますね)

個人的にUFO自体はディープ・パープルやレッド・ツェッペリンなどと同じ扱いで'70年代のバンドです。更に曲が良いのは分かっていながらも'80年代の私にはフィルのボーカルがソフトすぎてあまり好んでは聞いていませんでした。しかし年を重ねるごとにこのソフトな歌声が凄く良く聞こえてくる様になったので不思議なものです。

大好きなマイケル・シェンカーを語る上では必ず聞いておかなくてはいけないアルバムと思っています。

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LIVEアルバム No.15

2022-06-20 10:49:47 | LIVEアルバム

LIVEアルバムNo.15はAerosmithが1978年に発表したLive Bootlegです。

1977年から1978年に行われたアメリカ・ツアーの各音源を組み合わせて収録されていますので、一体感みたいな感じは少々薄いですが、生々しい演奏がLiveならではのラフさとノリを感じさせてくれるので大好きなLive盤です。

と言いつつ、私がAerosmithを知った頃には既に発表されていましたし、スタジオ盤の名盤を何枚も出していましたので当時は後回しにしていて全く聞いていなかったアルバム、1987年のPermanent Vacationで完全復活した際に「そう言えばこのLive盤聞いてないなぁ~」と発表から10年も経ってから聞いて気に入ってしまったアルバムでもあります。

70年代のLive収録ですので音はチープと言わざるを得ないですが、このチープさがこのバンドのサウンドには合っている様に感じますし、シンプルだからこそのノリがあるので好きです。

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LIVEアルバム No.14

2021-07-08 08:15:41 | LIVEアルバム

LIVEアルバムNo.14はBlack SabbathのLive At Lastです。

1980年に発表されたライブアルバムですが、バンドの許可なしにリリースされたらしく、ブートレッグとも言われていますが初期のブラック・サバスのLiveは貴重ですので個人的には気に入っています。また、当時のブートレッグは音質が酷いものばかりでしたのでこの音質ならば正規のライブアルバムでも問題ないと思っています。

音源は1973年3月のライブと言われており、本当に初期の演奏ですのでかなり荒々しい感じを受けますが、ロニー時代も含めて私が聞いたことのあるブラック・サバスのLive音源は重厚で落ち着きと貫禄のある演奏が多いため、これも好きなポイントです。

初めて聞いた時は収録曲が9曲と物足りなさもありましたし、ジャケットに書かれているメンバー名にスペルミスがあるなど今一つピンと来ていなかったアルバムですが、今では定期的に聞くようになった不思議なアルバムでもあります。

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LIVEアルバム No.13

2021-06-14 21:14:02 | LIVEアルバム

LIVEアルバムNo.13はScorpionsのWorld Wide Liveです。

1985年に発表されたこのアルバム、音源はLove at First Stingに伴うワールド・ツアーの数公演によるものですが、Blackout、Love at First Stingと立て続けにアルバムがヒットした全盛期ですので、演奏も含めて勢いのあるサウンドが聞けます。そして、初期の曲は一切演奏せず、 Lovedrive以降のアルバム収録曲に絞っている点も売れているScorpionsを印象付ける感じで良いと思います。

個人的に初期のScorpionsにはあまり興味がなく、好きな曲はLovedrive以降、更に言うとLove at First Sting以降は徐々にバンドから離れてしまっていますので、このLiveアルバムに収録されている曲が私にとってはBestの選曲になり、私のScorpionsサウンドと言っても良い感じです。また、NWOBHMから始まり、ハードロック、メタルが商業化されたことを感じるアルバムですが、スーパー・ロック '84との関係もあり思い入れのあるアルバムです。

バンドは大物になり、ヒットを続けたこともあり、このアルバム発表後、充電期間で活動を停止しますが、その後はメンバーの脱退などもあり、下火になっていきますが、何故かロシアでヒットしたりと息の長いバンドですよね。

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LIVEアルバム No.12

2021-04-23 21:31:27 | LIVEアルバム

LIVEアルバムNo.12はMSGのOne Night At Budokanです。

発表は1982年ですが、音源は1981年8月の武道館公演ですので2ndよりも前になりますが、既に神として崇められており、日本ではギターヒーローとしての絶大な人気がありましたので、いきなり武道館を満員にしています。

実際にはコージーの体調が悪く、大阪公演の音源も使われているとのことですし、オーバーダビングもかなり行っているみたいですが、それでも大満足させてくれるLIVE盤です。

まず何と言っても曲が良いですし、マイケルのギターも冴えまくっています。そしてダメレッテルを貼られてしまっていたゲイリーもこのアルバムでは持ち味の良い声で歌っています。

発売された当時、田舎にいた私にはオープニングの演出、MCから絶妙なタイミングで始まる2曲目などはLIVE盤でしか聞けないものでしたのでスタジオ盤よりも興奮することも良くありました。

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LIVEアルバム No.11

2021-04-09 08:34:26 | LIVEアルバム

LIVEアルバムNo.11はGary MooreのLive At The Marqueeです。

俗に言うJET時代の3枚の1枚ですが、収録は1980年、発売は1983年とレーベルともめていたのが分かる様な間の空き方ですが、内容はGary Mooreのハードロック音源の中ではピカイチ(死語?)です。

G-Force発表後のLIVEになりますが、メンバーにトミー・アルドリッジとドン・エイリーがいるのもポイントで曲だけでなく演奏面でも凄腕メンバーとの共演となり楽しめます。そしてこのトミー・アルドリッジのドラムソロが収録されているのが当時の私には最高のポイントでした。

サウンドですが、ケニー・ドリスコールのボーカルも良い声していますし、ゲイリーのギターはもちろん、ドン・エイリーとの駆け引きもゾクゾクさせられます。そしてBack on the streets、Run To Your Mama、Dancin'と勢いの良い曲を並べた後に She's got youでゲイリーとケニーがボーカルを分け合ってスローダウンさせると思いきや、ソロではドン・エイリーとゲイリーがバトルすると曲順の流れも良いです。

Parisienne walkwaysのインストバージョンもさすが名曲と言われるだけあるなぁ~と感動させられます。

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LIVEアルバム No.10

2021-02-11 08:06:30 | LIVEアルバム

LIVEアルバムNo.10はIron MaidenのLive After Deathです。

ブルースが加入して3枚目、通算5thのPowerSlaveに伴うツアーを収録したアルバムですが、まずは凄いと言う言葉を付けたいです。そしてカッコイイと言う言葉も付けたいです。

オープニングのChurchill's SpeechからAces High、2 Minutes to MidnightといきなりNewアルバムの曲を続けて、その次にThe Trooperでたたみかける流れはメタル、ハード系バンドの本領発揮と言う感じで一気に取り込まれてしまいます。そしてその後も力強い演奏が続き、Liveでもアルバム同様の演奏ができる力を持っていることを十分に見せつけてくれます。

このアルバム、収録されている曲のほとんどがブルース時代になってからのアルバム収録曲で構成されているのもポイントだと思います。もちろん、Iron Maiden、Run to the Hills、Running FreeなどLiveで演奏しないとファンが黙っていない曲は収録されていますが、ある意味、ポール時代からの脱却を示していると思います。

ただ、このアルバムは私が夢中になってIron Maidenを聞いた最後のアルバムになってしまいました。元々ブルースが加入した3rdの時もブルースの高音の声質が気になっていたのですが、このアルバムと同タイトルのLive映像を見て生理的に受け付けない声質が決定的になってしまったのです。

その後もアルバムは欠かさず購入していますが・・・。

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LIVEアルバム No.9

2020-09-18 09:36:39 | LIVEアルバム

LIVEアルバムNo.9はRainbowのOn Stageです。

発売は1977年、私がメタルを聞き出した時には既にボーカルがジョー・リン・ターナーになっており、Difficult To Cureが発売された頃ですのでロニー、更にはグラハム・ボネットも過去のメンバーとなっていましたが、Rainbowが大好きになったアルバムはバビロンの城門でしたので、このアルバムも凄く興味を持って聞いた記憶があります。

まず、驚いたのは2枚組にも関わらず、収録曲が6曲と異常なほど少なかったことです。また、この曲数なので当たり前ですが、ほとんどの曲が10分以上で長いことです。それと不思議だったのはこのアルバムよりも後に発売されるアルバムに収録されるKill The Kingが収録されていることでした。つまり、スタジオ盤よりも先にLiveで演奏しており、更にはそれをオープニングに使っていた訳ですが、普通では考えにくいと思います。その辺りが面白いところではありますが、当時のバンドはLiveでしかやらない曲があったり、スタジオ盤も普通にカバー曲を入れたりしているので時代背景も違ったのかもしれませんね。

実際の聞いた感想ですが、オープニングからKill The Kingは大興奮、しかし、その後は曲の長さ、ジャムの様な演奏は当時の私には退屈に感じてしまいスタジオ盤ばかり聞いていました。しかし、年を重ねて改めて聞くと、これが凄いと言うか、はまってしまいました。

これと同じなのがディープ・パープルのライヴ・イン・ジャパンです。このアルバムも当時から傑作と言われていましたが、私にはそれほど良いと思わず、後で凄さに気が付いたと言う感じです。

後で知りましたが、このLive盤は編集が多く、曲単位でも複数のテイクを使っているらしいです。個人的には全然気にならないのですが・・・。

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LIVEアルバム No.8

2020-06-16 19:36:26 | LIVEアルバム

好きなLIVEアルバムNo.8はAC/DCが1992年に発表したその名の通りLiveです。

1990年に発表されたThe Razors Edgeに伴うワールドツアーの音源となりますが、とにかくスケールの大きい演奏が聞ける内容になっていると思います。

また、この後はどうしても年齢的なことを言われる様になりましたし、アルバムが発表される間隔も4年以上となりましたのでバンドとしても最高潮な時だったのではないかと思います。

このアルバムの好きなところは、私にとってベスト盤の様な扱いで聞けるところで、ボン時代、ブライアン時代など目的を持っていない時はこのアルバムを聞きます。収録状態を含めて演奏もスタジオ盤よりも迫力があり良いですし、臨場感も凄くて迫られる様な感じがします。

意外なことにブライアン時代では初となるライヴ・アルバムだったのですよね。

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LIVEアルバム No.7

2020-04-22 21:28:45 | LIVEアルバム

好きなLIVEアルバムNo.7はRavenのLive At The Infernoです。

発売されたのが1984年、既にスタジオ・アルバムでRavenが超お気に入りのバンドとなっていた時に雑誌でRavenがアメリカでとんでもないLIVEを行っているとの記事があり、見たくてどうしようもない時に発売されたアルバムです。

元々、物凄く勢いのあるバンドですが、LIVEだとそれが更に増し、当時アスレチック・ロックなどと言われていたのも分かる熱い演奏、更にわざわざジャケットにオーバーダブはしていないと書くほど、テクニック的にも凄いところを聞かせてくれます。

1984年ですので当然ながらアナログで入手しました。最初聞いた時にオープニングからエンディングの流れが変だな?と思ったのですが、良く見ると何故か表示がDisc4になっている面から聞くと演奏順通りになる不思議な仕様?でした。

3rdのAll For One発表時のツアーですので、3rdの曲を中心に1stと2ndの名曲を組み込み、これぞRavenと言えるBESTな選曲となっていると思います。

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LIVEアルバム No.6

2020-03-28 05:55:44 | LIVEアルバム

好きなLIVEアルバムNo.6はJudas PriestのUnleashed In The Eastです。

当時、Judas Priestを語る時にまず言われていたのが、ロブの高音ボーカルのことです。その高音に驚かされたのがこのLIVE盤です。

具体的には日本盤で In The Eastと呼ばれていたLPに4曲入りのEPが付いており、そのEPの最後に収録されているStarbreaker の歌声です。そしてこのStarbreakerの曲の良さに魅了されました。更にちょうどScreaming for Vengeanceが発売された頃でしたので、このLIVE盤と合わせて何度も何度も繰り返し聞いていました。

実際のところ、このLIVE盤はスタジオでボーカルを取り直しているのですが、そんなのは全然関係なく、スタジオ盤とは違うLIVEならではのスピード感、臨場感があって好きです。しかも曲の選曲も良いです。

BGMアルバムとしてもかなり上位にいるアルバムですので、今でもかなり聞くアルバムの1枚です。

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LIVEアルバム No.5

2020-02-21 21:50:05 | LIVEアルバム

好きなLIVEアルバムでOzzy OsbourneのSpeak Of The Devilをご紹介しましたが、このアルバムと合わせて聞くのがBlack SabbathのLive Evilです。

同時期に発売されたアルバムですが、オジーの方はランディーを失い、キーボード不在のためやむを得ずサバスの曲をやったなど訳アリですが、このアルバムも名盤を2枚発表した後にも関わらず、バンド内が分裂、ほとんどロニーがスタジオで作り上げたアルバムと言われています。

そんな訳アリにも関わらず、内容は内容は最高の一言です。何と言っても重厚感が凄いと思います。そして変な言い方ですが説得力がある感じがします。

ロニー時代を代表する曲にオジー時代の名曲が加わった選曲になっていますが、このオジー時代の曲もロニーが歌うとロニーの曲になっており、オジーとは全く違うもの仕上がっているのが凄く良いです。

サバスを聞きたくなると、まずはSpeak Of The Devil、次にオジー時代のスタジオ・アルバム、そしてこのLIVE盤を聞いて、ロニー時代のスタジオ・アルバムを聞くと言うのが私の定番です。

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LIVEアルバム No.4

2020-02-06 22:17:39 | LIVEアルバム

初期の三大Liveアルバムはメタル、ハードロックを聞き出した時に既に発売されていたアルバムですが、ここからは聞き出してから発売された、リアルタイムのアルバム紹介になります。

まずはOzzy OsbourneのSpeak Of The Devilです。Ozzyと言えば私のメタル人生の中でも重要な位置づけの人で特に中学時代にはトップクラスで好きでした。

そんなOZZYがLIVEアルバムを発表、しかも全曲サバスの曲と言う荒業でした。当時はロニー時代のサバスがLIVEアルバムを出すことに対しての対抗としてなんてことも言われましたが、実際のところはバンドにキーボードがいなく、サバス時代の曲しかできなかったなんてことも言われていました。

この全曲サバスの曲と言う点が私にとっては最高の出来事でした。それまでサバスはOzzyが前にいたバンドと言うことで興味はあったのですが、少々暗く、重いのであまり聞いていなかったのですが、このアルバムのおかげでサバスに夢中になり、一時期はサバスばかり聞いていた時代もあったぐらいです。

今でもサバスの曲を聞きたくなる時は、まずこのアルバムを聞いてからスタジオアルバムを1stから順番に聞くことが多いです。

70年代のサバスの曲が明るく聞こえて良いのですよね。

ちなみにこのアルバム、単語の違いでイギリスではTalk Of The Devilって題名なんですよね。これ凄く欲しかったですが、中古で見つけた時は高くて手が出ませんでした。

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