METAL KID'S "BLOG"

HEAVY METAL? HARD ROCK? PUNK ROCK?
Produced by はたぼー

個人的名盤 No.11

2020-06-30 21:06:43 | 個人的名盤

個人的名盤 No.11は新ヴォーカリストとして元アーマード・セイントのジョン・ブッシュが加入して1993年に発表された、AnthraxのSound Of White Noiseです。

大好きなジョン・ブッシュがアンスラックスに加入したことは当時の私には大きなニュースだったのですが、歌メロ系のジャン・ブッシュがリフ系のアンスラックスに合うのか少々不安もありながら聞き出した記憶があります。

1曲目でなかなかマッチしているじゃないかと安心、2曲でおいおい、凄く良いじゃないかと興奮し、私にとってこのアルバムで一番のキラーソングである3曲目でノックアウトされました。

ジョン・ブッシュがこのズカズカジャンジャンのリズムに合うとは思っていませんでしたが、これまでのアンスラックとは違い、新しいアンスラックスとして認識した訳です。

問題はスコット・イアンがいるからにはどのボーカリストでもアンスラックスになってしまう訳で、このアンスラックスが大好きになってしまった私は、今までのアンスラックスでは満足できなくなってしまったことですかね。笑

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個人的名盤 No.10

2020-06-28 21:16:58 | 個人的名盤

個人的名盤 No.10はフィンランドのメロデス・バンド、Amorphisが2015年に発表したUnder The Red Cloudです。

個人的名盤は80年代に発表されたアルバムが多いのでかなり最新の名盤となりますが、メロデスと言うジャンル自体もあまり好んで聞く方ではありませんのでジャンル的にも珍しいかもしれません。

このアルバム、メランコリックと書かれていることも多い様ですが、個人的には叙情的と言う言葉の方がピンときてしっくりします。また、似たようなメロデス・バンドやフォークメタル・バンドは多いと思いますが、攻撃的に表現するのではなく、柔らかく表現されているところが特徴と思います。

今は色々なジャンルと融合されたメタルが出てきていますので、珍しくはないですかもしれませんが、何度聞いても曲の展開やメロディに驚かされると言いますか、おや?と思われます。逆に言うと普段好んで聞くサウンドとは違う、または異色なんだと思います。

このバンド、細かいことは色々あるかもしれませんが、良いアルバムを作り続けていることも凄いと思います。それも同じ路線でやっているから凄いですよね。

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Dirty Honey

2020-06-26 23:20:55 | Weblog

昨年末頃からちょっと気になっているバンドです。

アメリカ出身のバンドでクラッシックなハードロックと言われたり、アメリカンロックとも紹介されますが、オルタナ系のチャートに登場するなど扱いが今一つ分かりにくいバンドです。

このバンド、ガンズのオープニングアクトに選ばられたことが一番の話題の様な気もしますが、調べてみると来日が中止になっているなど日本でもそこそこ取り上げられていた様です。

まだ、アルバム単位で聞くほどでもないので気に入っているPVをご紹介です。

Dirty Honey - Rolling 7s [Official Video]

どの時代でもクラシカルなハードロックって出てきますよね。要はツェッペリンなんだと思いますが・・・。笑

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準名盤&BGMアルバム No.3

2020-06-24 21:29:29 | 準名盤&BGM

準名盤&BGMアルバム No.3はアルバムレビューも書いていますがArmored SaintのLa Razaです。

1982年に1stのMarch Of The SaintでLAメタルの異色バンドとしてデビュー、メンバーの死や時代にマッチしていないサウンドで残念ながらそれほど活躍は出来ませんでしたが、アンスラックスを脱退したジョン・ブッシュが復活して再結成、通算では6thのアルバムです。

元々、ジョン・ブッシュの歌声が好きでアンスラックスもジョン・ブッシュ時代のアルバムが大好きなのですが、このアルバムはそのエモーショナルで渋い歌声が最も生きるサウンドで存在感が抜群に出ていると思います。

そしてほど良い重み、ブリティシュ系のドラマチックな楽曲も良く、ジャンル分けを無理やりするならパワーメタルで改めてLAメタル出身としては異色だったことを感じさせてくれます。

アルバム全体としては飛び抜けて良い曲がある訳ではないのですが、そこもBGMアルバムとしては良いポイントで安定した感じで最後まで聞けると思います。

個人的には復活後のArmored Saintのサウンドを大人のメタルと呼んでいます。笑

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ラビン・ユー・ベイビー

2020-06-22 21:52:20 | 好きな画像&アーティスト

KISSのAliveⅡの裏ジャケットで洋楽に目覚めた私ですが、その時代に一番衝撃的だった曲は1979年に発売されたDynastyの1stシングルであるI Was Made For Lovin' Youです。

ただ、当時はこのシングル盤の影響でラビン・ユーベイビーと呼んでいました。

正確には「ラヴィン」と書くべきだと思いますが、私はこのシングル盤に書かれている「ラビン」と書く方がピンときます。更に言うならば読み方は「ラブイン」と言う感じです。

このシングル盤、小学生でしたので、当時は買うこともできず、ある程度のお金が使える様になった頃はメタル系のアルバムが優先、社会人になってから懐かしさで買ってみようとしたらプレミアム付きで何千円もすると、結局いまだに入手したことはありません。と言いますか、今買ってもレコードプレイヤーが壊れてしまったままなので聞けません。

当時の邦題って、地獄シリーズもそうですが、「ベイビー」は一体どこからきたのでしょうかね?笑

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Otep / Generation Doom (2016)

2020-06-20 13:37:07 | Album Review

Otepが2017に発表した7thです。

既に8thのKult 45が発売されていますが、何とも間抜けな話しで大好きなバンドのアルバムを買い忘れていました。と言いますのもネットで音源を聞いていたので買った気になっていました。

内容ですが、歌い方を使い分けるOtep嬢のボーカルはいつも通り良い感じですが、今回のアルバムはメロディアスな曲もあり、今までのアルバムの中では一番聞きやすい感じがします。聞きやすさと言う意味ではバックの演奏も重厚でありながらボーカルを邪魔しない程度で音のバランスも良い感じかもしれません。

そうは言ってもかなり癖の強いサウンドですので、もちろん聞き手は選びますし、歌詞もメッセージ性が非常に強く、好き嫌いははっきりとすると思います。

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The Police / Every Breath You Take

2020-06-18 17:18:20 | メタルじゃないけど。

MTV全盛期の思い出の曲としてThe PoliceのEvery Breath You Takeがあります。

The Police - Every Breath You Take

何が思い出と言いますと、このウッドベースです。ウッドベースを演奏している動画を目にしたのが初めてで、何これ?と思った次第です。

名前がウッドベースと知っていた訳ですので実際にはこれが初めてではなかったのですが、ロック・バンドが演奏するものではないと思っていたので驚いた訳です。

更に一時期50'sが流行っていた時に好んで聞いていましたので音も何度も耳にしていたのが事実ですが、何だか新鮮に感じたのですよね。

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LIVEアルバム No.8

2020-06-16 19:36:26 | LIVEアルバム

好きなLIVEアルバムNo.8はAC/DCが1992年に発表したその名の通りLiveです。

1990年に発表されたThe Razors Edgeに伴うワールドツアーの音源となりますが、とにかくスケールの大きい演奏が聞ける内容になっていると思います。

また、この後はどうしても年齢的なことを言われる様になりましたし、アルバムが発表される間隔も4年以上となりましたのでバンドとしても最高潮な時だったのではないかと思います。

このアルバムの好きなところは、私にとってベスト盤の様な扱いで聞けるところで、ボン時代、ブライアン時代など目的を持っていない時はこのアルバムを聞きます。収録状態を含めて演奏もスタジオ盤よりも迫力があり良いですし、臨場感も凄くて迫られる様な感じがします。

意外なことにブライアン時代では初となるライヴ・アルバムだったのですよね。

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女性ベーシスト No.12 Emma Anzai

2020-06-14 08:00:13 | 女性アーティスト

女性ベーシスト No.12はSick PuppiesのEmma Anzaiです。

オーストラリア出身でアメリカで活躍しているオルタナ系ロックバンドですが、個人的にはかなりハードな曲もありますので、オルタナと言うよりも普通にハード・ロックとして聞いています。

名前からも分かる通り、父親が日本人で母親がオーストラリアのハーフの方ですが綺麗とか可愛いではなく、カッコイイと思うベーシストです。特にステージでの動きが良い人で衣装も黒系が多く、この人だけを見ているとまさにハード・ロックです。

そしてこの人の良いのは見た目、動きと対照的な歌声です。線が細いと言ってしまうと失礼かもしれませんが、女性らしい歌声でリードでもコーラスでも良い味を出していると思います。

しかし、90年代って何でもかんでもオルタナって言われてしまいますね。

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準名盤&BGMアルバム No.2

2020-06-12 20:05:55 | 準名盤&BGM

準名盤&BGMアルバム No.2はAerosmithのPumpです。

個人的名盤 で書いたAerosmithのPermanent Vacationとセットにしておきたいアルバムとなりますが、復活第2段で外部ライターを積極的に使うことで再度成功の足掛かりを掴んだ勢いをそのまま生かす形になっており、より豪華に、よりキャッチーで楽曲作りになっていると思います。逆に70年代のシンプルな名盤に比べるとサウンドが80年代になっていますので、新しいAerosmithの姿を決定づけたアルバムの様にも感じます。

一般的には売れた枚数を見ても恐らくこちらのアルバムの方が名盤と言われると思いますが、私にとってはキラーソングがあったPermanent Vacationが名盤で、こちらは飛び抜けた曲がなく、平均的に感じるのでBGMアルバムとしています。もちろん平均的と言ってもかなりかなり高い位置での平均ですので名盤でもあります。

名盤やBGMアルバムを何枚も出してくれるバンドですので、やはりこの疾走感みたいな楽曲が一番自分には合っていることを再確認しています。

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個人的名盤 No.9

2020-06-10 20:50:56 | 個人的名盤

個人的名盤 No.9はAerosmithのPermanent Vacationです。

Aerosmithと言えばToys In The Attic、Rocks、Draw The Lineと初期に超が何個も付く名盤揃いのバンドですが、個人的には復活後2作目となるこのアルバムが一番好きです。

もちろん初期のアルバムも大好きで何度も聞いていますし、ライブでも絶対にやって欲しい曲は初期のアルバムに収録されていることが多いですが、このアルバムの良さは古臭さを感じないことです。

発売されたのが1987年ですので今から見ると十分に古いと言えますが、70年代に発売されたアルバムと比較するとかなり現代に近い技術で収録されているので、音のスカスカ感などもなく、聞き慣れた領域にあると思います。

そして好みの曲も多いですし、キラーソングもあり、全体のレベルが高く、BGMアルバムとしても聞けるところも良いです。また、復活第一弾はあまり良い内容とは言えませんので、このアルバムがあったからこそ、今のAerosmithも存在する訳ですので、位置づけとしても好きです。

70年代のスカスカの音も嫌いではありませんし、それが聞きたくなることもありますが、80年代の音が一番良いです。

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Testament / Titans Of Creation (2020)

2020-06-08 09:55:39 | Album Review

ベイエリア・スラッシュのベテラン、TESTAMENTの12thです。

私にとってTESTAMENTはスラッシュ系バンドの最重要バンドの1つで、定期的に効くアルバムがありますので久しぶり作と言う感じはしないのですが、前作より4年も間が空いていてちょっとびっくりしました。しかし、今回もこれぞ、スラッシュと言える良い内容で仕上げてくれています。

スラッシュと言うジャンルに必要なスピード感はもちろんですが、攻めの展開が全開で飽きが来ない曲展開も良い感じで、イメージ的にはスキがないと言うのが合っている感じがします。

そして、このバンドの良いところは、ただ、早いリフでスピードを作り上げるサウンドに仕上げるのではなく、スラッシュと言うジャンルから外れることなく、アルバムごとにカラーを出してくるところです。この辺りは他のジャンルからの吸収も上手いのだと思います。そして、何と言ってもチャックの歌声です。上手い、下手なんてどうでも良いのです。この声がTESTAMENTであり、最大の魅力だと思います。

30年以上続くバンドですのでベテランと言う言葉は外せませんが、この重いサウンドを続けていることに脱帽ですね。これからも続いて欲しいバンドです。

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Men At Work / Overkill

2020-06-06 21:16:22 | メタルじゃないけど。

NWOBHMで育った私には、どうしてもMTV全盛期の80年代サウンドも思い出に残っていますが、好きだったバンドにMen At Workがあります。

そのMen At Workの中でも良く思い出して聞くのがこの曲です。

Men At Work - Overkill (Official Video)

オーストラリア出身で、1st、2ndで爆発的な人気グループになりましたが、PVもおふざけが多く面白かったですし、なんかマイペースな感じが好きでした。

実際に売れて金が手に入ったらのんびり生活になってしまい、そのままドロップアウトしていったなんて言われています。

その割にはこの曲の題名はOverkill、殺しすぎたなんですよね。このギャップも好きでした。

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女性ベーシスト No.11 Alex Gehring

2020-06-04 20:02:17 | 女性アーティスト

女性ベーシスト No.11はビートルズのリンゴ・スターと、スター・ウォーズの要塞デス・スターがバンド名の由来となっているRingo Deathstarrのベース&ボーカルのAlex Gehringです。

この方も非常に綺麗でスタイルの良い人ですが、細い歌声にソフトな演奏とサウンド的にも女性らしい感じだと思います。

Ringo Deathstarr自体はいかにもアメリカのオルタナと言う感じですが、個人的にはストナー的なだるさがあり、正直ちょっとかったるいのであまり好んで聞きませんが、ハード系にはやや近いジャンルですので、この様な綺麗な女性ベーシストがいるのは嬉しい感じです。

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個人的名盤 No.8

2020-06-02 07:35:39 | 個人的名盤

個人的名盤 No.8はAcceptが1981年に発表した3rdアルバム、Breakerです。

Acceptと言えばRestless & WildのFast As A Sharkのスピード、シャウトに始まり、Balls To The Wall、Metal Heartのタイトル曲のミドル・テンポで重厚なコーラス辺りが一般的に良い評価となっていると思います。もちろん私も異論はありませんし、この辺りのアルバムは良く聞きます。

しかし、私がAcceptで一番好きなアルバムはこのBreakerです。このアルバムは発売当初、友人が持っていた輸入盤で初めて聞いたのですが、鳥肌が立つほど衝撃が強かったです。

それまで聞いていたNWOBHMのバンドももちろんハードでしたが、凄くヘビィに感じましたし、当時のメタル系アルバムの定番であったハードな曲が並ぶ中に感動的なバラードと言う図式も最高でした。そしてこのアルバム、捨て曲がなく全ての曲が良いので、今でも聞いています。

このアルバムを私の言葉で言うならば「The Metal」となりますかね。

ちなみに邦題は「ブレイカー〜戦慄の掟」です。このどこから出てきたの?と思う邦題も当時の定番かもしれませんね。笑

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