METAL KID'S "BLOG"

HEAVY METAL? HARD ROCK? PUNK ROCK?
Produced by はたぼー

D-A-D / Soft Dogs (2002)

2009-02-24 23:25:41 | Album Review
新作"Monster Philosophy"と同時に"Scare Yourself"が国内盤でリリースされましたので、唯一国内盤がリリースされていない8thです。
購入するか悩むところもありましたが、個人的に新作が思いの外、メガヒットしましたので、このアルバムも購入しちゃいました。輸入盤で3800円は高かったですが・・・。( ̄□ ̄;)!!

サウンドはエレクトリックな要素を後退させ、静かで落ち着いた感じで、全体的にスローなバラードが多いです。D-A-D特有の不思議なメロディは聴けるものの、縦ノリやバックの演奏がギンギンしている感じは全くありません。う~ん、正直なところ1曲単位ではそんなに悪くないのですが、これだけスローな曲が続くとつらいです。まぁ、これでアルバムが全部揃ったので良しとしますが・・・。


ところで非公式と言いますか、元のバンド名が"Disneyland After Dark"だったのはご存じかと思いますが、この略称であるD-A-Dの表記、「DAD」「D.A.D」「D-A-D」「D:A:D」「D*A*D」「DxAxD」と、ころころと変わってしまっていますね。と言うかレーベルにしても、各サイトの方々もバラバラですよね。どれかに統一して欲しいものです。(笑)
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Talas / If We Only Knew Then ・・・ (1998)

2009-02-21 09:41:04 | Album Review
1997年、Mr.Bigに在籍していたBilly Sheehanがオリジナル・メンバーで一夜限りの再結成で行ったLiveの模様が収録されてます。
Billy Sheehanと言えば私にとってその昔、高校時代でしょうか?ギターヒーローが持てはやされていた頃、バンド仲間のだった友人が「Talasってバンドのビリー・シーハンってギターみたいな演奏して凄いらしい」の言葉で半ば伝説的な扱いにされていた人です。そう当時は"ビリー・シーハン"と呼ばれていたのです。そしてインターネットはもちろん、マイナーな輸入盤もそれほど手に入らなかった田舎でしたので音を聴くことが出来なかった訳です。

初めてTalasを聴いたのは話しを聴いてから1年ぐらいは経っていたと思いますが、3rdの"Live High Speed on Ice"でした。弾きまくるベースに凄いとは思ったもののプレイ自体は苦手に思ったのが正直なところでしたね。あと、曲も後にDavid Lee Roth BandやMr.Bigでも取り上げられる"Shy Boy"と"High Speed on Ice"以外は特にピンと来る感じはなかったです。

そんな訳でMr.Bigのと言うよりTalasやMSGに参加しかけた、UFOのツアーを手伝った等の方が印象の強いBilly Sheehanを懐かしく思って購入したアルバムですが、昔と違うのは"キャッチーなHRにベースが弾きまくる"のイメージから「フレーズなどポイントでキャッチーさを出しているのだなぁ~」とか「楽曲も意外としっかりしているなぁ~」と思ったところなどですかね。

購入した本当の理由は"安かったから"なんですが・・・。( ̄□ ̄;)!!
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ZZ Top / Live from Texas (2008)

2009-02-19 12:37:50 | Album Review
2007年に地元テキサスで行なわれたLiveの模様を収録したアルバムです。
結成が1969年ですから今年でキャリアが40年にもなる超ベテラン・バンドですが、Live盤としては"ファンダンゴ"以来の作品でこれも30年ぶりになります。そう意味ではLIVE音源自体は目新しさがあるとも言えますね。

サウンドはさすがに長い歴史と売れた実績もありますので有名曲ばかりを集めたベスト盤的な内容と言えると思います。個人的に"Eliminator"から入ったバンドで、好きなアルバムは"Eliminator"と"Afterbunner"ですのでコアなファンからすれば単なるミーハーですし、初期のバリバリなブギー・サウンドは少々苦手でしたが、このアルバムでは初期の楽曲も違和感なく聴くことが出来ました。

3ピースと最小限のメンバー構成でもぶ厚いサウンドを出していますし、単純とも思えるリフも激しさとスローの緩急がうまく、聴いていて飽きが来ません。また、ブルースやスライド・ギターを披露したりするのも良い感じだと思います。地元のLiveで気合いも入っていると思いますが、さすがベテラン、職人芸とも言える内容なんじゃないでしょうか?

もちろん、"Eliminator"と"Afterbunner"からの楽曲が一番盛り上がりましたが・・・。(笑)
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Hoobastank / Fornever (2009)

2009-02-17 09:08:29 | Album Review
The Reason(2nd)に収録されていた"Just One"が某有名ビールのCM曲に起用され、お茶の間でもそこそこ知られた存在になったHoobastankの4thです。

前作でオルタナやパンク系の要素を取り込み、サウンドに変化がありましたが、このアルバムでも曲により歌い回しを変えていたり、グランジ的なアクレッシブさを出していたりと、また異なるアプローチが見られます。でもアルバム全体ではむしろ普通のロックに近づいた仕上がりになっているのではないでしょうか?
ヘヴィなリフで攻撃的な曲が減り、ミドルテンポでメロディアスに歌い上げる曲が多くなっているのは少々気になるところですが、持ち味であるキャッチーなメロディーは相変わらずハイレベルで充分に満足出来るものでした。

このバンドが好きな理由はどのアルバムにも夢中にさせてくれるキラーチューンが収録されていることなんですが、このアルバムも4曲目の"My Addiction"や7曲目の"Some Things Never Change"は股間直撃です。そして5曲目の"All About You"の歌い回しなんかも良いです。

既に世間では2ndが全盛期とか音楽性が変わってしまったなんて言われていますが、私はこのアルバム好きです。と言うか曲単位で他のアルバムにもキラーチューンが多く収録されていますので、難しいところですが、アルバム単位ではHoobastankで一番気に入ったかもしれません。○(^O^)○
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B!誌

2009-02-14 22:46:17 | Weblog

今頃なんですが3月号のB!誌・・・何か読むところがありません。
何故、MR.BIGで30ページ以上も特集を組むのでしょうね。まぁ、BONJOVIと並んでB!誌が育てたみたいな扱いでしたのでやむを得ないとは思いますが、普通にMR.BIGが好き程度の人なら多すぎと思うのではないでしょうか?

個人的にMR.BIGを悪く言うつもりはありませんし、アーティスト単位では好きな人達なのですが、楽曲的に1stでさよならしてしまっていますので興味ないです。それと正直なところ、今回の再結成も解散したは良いけどその後売れないので、もう一度集まろうか?的な感じしかしないのですよね。

う~ん、昔は隅から隅まで読んでいたバイブル的な雑誌でしたが、どんどんと読むところが少なくなっていましたので、この特集はちょっときつい感じでした。と言うか、何だか寂しい感じなんですよね。

って言うか、そんなにページを使うなら"METALLION"でやれば良いのに!(笑)

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Saxon / Into The Labyrinth (2009)

2009-02-11 09:50:53 | Album Review
英国産老舗NWOBHMバンド、SAXONの18thです。
一時期低迷していた時期もありましたが21世紀になってからは良質なHMアルバムを定期的に発表してくれているので安心感もありますし、一般的な評判も良い感じですが、このアルバムも良い感じに仕上がっているのではないでしょうか?

ドラマティックなメロディー、ヘヴィなリフ、相変わらず音域は狭いながらも存在感のあるビフのボーカル、そして特に今回のアルバムはギターがメタリックで良い音を出しているのが凄く良い感じになっていると思います。

ただ、個人的に1曲目の"Battalions of Steel"や5曲目の"Valley Of The Kings"で聴かれるシンフォニックなアプローチは元々持っている要素ではありますが少々方向性に疑問を感じます。メタリックに一気に駆け抜けていく疾走感を求めているだけに流れを止めてしまっている感じがするのですよね。

まぁ、そうはいっても、3曲目の"Demon Sweeney Todd"や11曲目の"Hellcat"の様なサウンドを聴かせてくれるのはこの時代には貴重な存在でもありますので充分なんですけどね。
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Randy Rhoads

2009-02-08 09:36:20 | 好きな画像&アーティスト

1/22のBernie Tormeネタで画像を探している時にこのRandy Rhoadsの画像を思い出しました。

この画像と言うか写真、もの凄く大好きなんです。ポーズを決めたポートレートでもなく、ライブ中のアクション姿でもなく、ただのリハーサル中の一コマなんですが、咥えタバコのチューニング姿に渋さと格好良さに寂しげな雰囲気が同居している感じで、初めて見たときから虜になっています。

この写真は"Player誌"のポスターに使われているのですが、普段立ち読みをするかどうか程度の雑誌でも、このポスターのために即買いした記憶があります。
以来と言いますか'94年の2月号ですので十年以上このポスターは我が家に貼られ続けています。

他にも大好きなポスターはあるのですが、こんなに長く貼り続けているのは、このポスターだけですね。しかも最初からトイレに!(笑)

貼り続けている期間も凄いと思いますが、十年以上私の"う○こ"の臭いを吸収し続けているのが凄いですよね。(爆)

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チャレンジ盤:失敗じゃないけど"お馬鹿さん編"

2009-02-05 21:02:00 | Album Review

ある程度情報を持っていると言うか発売時に一瞬買おうかな?なんて思ったアルバムを何枚か購入したのですが、聴いていて「こいつら"お馬鹿さん"なんだろうなぁ~」と思わせてくれたアルバムを紹介します。

 

 Lit / A Place in the Sun (1999)

アメリカ出身4人組の2ndです。
3rdを聴いて"まぁ、そこそこ聴けるかな?"なんて思っていたので購入してみました。サウンドは3rd同様、ポップでキャッチーな楽曲にパンクの要素を加えた俗に言う"ハード・ポップ"です。
さすがに結構売れただけあって曲も聴きやすくて良い感じですし、お馬鹿さんの様に見えて実はしっかりとロックしています。

 

期待通りと言うか予想通りのサウンドで数回聴いて飽きてしまったことも予想通りでした。(笑)

 

 

 Steriogram / Schmack (2004)

ニュージーランド出身5人組の1stです。
2曲目の"Walkie Talkie Man"はiPodのCMに使われていたり、フジ・ロックに出演したりとそれなりに名の通ったバンドだと思います。

 

とにかく明るい感じで、悪い言い方をするとお馬鹿さん的なゼブラヘッドって感じのサウンドです。ジャンル分けするならミクスチャー系なんだと思いますが、パーティー系って言いたくなるぐらい弾けています。でも、お馬鹿さんすぎてダメでした。( ̄□ ̄;)!!

 

 

 Symposium / One Day at a Time (1997)

イギリス出身5人組の1stです。
"イギリスNo.1ライブバンド"なんて売り文句があったぐらいですのでLIVEは激しかったのだと思いますが既に解散しちゃっているバンドです。

 

サウンドはポップ・パンクと言う感じでしょうか?イギリスのバンドらしく、どこか湿っぽいメロディーが魅力だと思います。荒々しくヘヴィな音もかなりあるのですが、かなりポップなメロディーなので今で言うエモ系に繋がる音なのかもしれません。

 

アメリカ的なカラっとした明るさとは違いますが、軽いノリは凄く聴きやすいと思います。でも、やっぱりお馬鹿さんの臭いがする・・・。(笑)

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チャレンジ失敗:外した編No2

2009-02-03 21:40:28 | Album Review

前回に引き続き、外したチャレンジ盤第二弾です。

 

  Insolence / Stand Strong (2003)

アメリカ出身6人組の2ndです。
サウンドはヘヴィ・ロックにヒップ・ホップとレゲエの要素を取り入れて独特のグルーヴ感を持っているミクスチャー・ロックです。

 

1stを聴いていたのでどんなサウンドが出てくるか分かっていましたが、ヒップ・ホップとレゲエの要素が喧嘩しちゃっている感じで何だか中途半端な感じがしました。そこそこ"おっ!"と思わせる曲もあるのですが、拒絶的にいやになる曲も多いのでダメでした。

 

まぁ、レゲエの要素があるだけでダメなんですけどね。(笑)

 

 

 The Apex Theory / Topsy Turvy (2002)

アルメニア出身4人組の1stです。
出身地からSYSTEM OF A DOWNと同じ様に扱われていることも多いですが、ボーカルは元SYSTEM OF A DOWNのドラムです。ボーカルになりたいとのことで脱退したとのことです。

 

サウンドはSYSTEM OF A DOWNとは違う感じですが独特のメロディーに民族音楽的な要素が加わった何とも言えない感じです。そして変則的で複雑な曲展開がありながらも疾走感と激しさも伴っている辺りはかなり特徴的な感じです。

 

でも、個人的にはこの個性的サウンドに引き込まれると言うよりも、無理矢理入り込もうとする感じになっちゃって疲れちゃう感じです。ダメでしたね。

 

 

  Trik Turner / Trik Turner (2002)

アメリカ出身6人組の1stです。
Linkin Parkのチェスターが良く聴いていたとか、フジロックに参加したとか話題は持っているバンドです。

  
サウンドはツイン・ボーカル(2MC)にターンテーブルで分かる通りラップを主としたミクスチャー系です。ヒップホップとラウド・ロックを合わせた感じですのでリンプ・ビズキット系と言ってしまうのが一番早いかもしれません。

 

サビのメロディーなんかに"おっ!"と思わせる時もあるのですが、なんせラップだらけなんでダメでした。

 

あ~、またラックの肥やしが・・・。( ̄□ ̄;)!!

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チャレンジ失敗:外した編No1

2009-02-01 08:31:35 | Album Review

猟盤に行くと毎度のごとく新しい音源を求めて聴いたことのないバンド、アルバムに手を出してしまいます。個人的にチャレンジ盤と呼んでいるものです。

そんなにお金をかける訳にもいかないので、1000円以下の中古や3枚1000円などを狙います。そんなチャレンジ盤で外してしまったアルバムを何枚か紹介します。

 

 Crazy Town / Darkhorse (2002)

アメリカ出身5人組の2ndです。
1stに収録されていた"Butterfly"って曲がかなり売れた記憶があるのですが、このアルバムのセールス不振が原因?で既に解散しています。

 

サウンドはリンキンパーク辺りと同系列でラップとヒップホップ色が強めな感じです。そして面構えの割にはかなりメロディアスなところが多いです。ちょっとラップのところが安っぽくてダメでした。

 

 

  Family Force 5 / Business Up Front-Party In The Back (2006)

アメリカ出身5人組(3兄弟含む)の1stです。
サウンドはやけにキャッチーで歯切れの良いポップ感を中心にラップ、ミクスチャー、モダンと様々な要素が入り組んでいます。更にスクラッチ、複数ボーカルまで登場するので、もう何だかぐちゃぐちゃな感じです。

 

プロデューサーがヘヴィ・ポップでお馴染みのブッチ・ウォーカーなのでそこそこ期待していたのですがダメでしたね。

 

 

  Geoff Tate / Geoff Tate (2002)

ご存じ、QUEENSRYCHEのGeoff Tateが2002年に発表したソロ・アルバムです。
サウンドはジャンル的に何て言えば良いのか分かりませんがモダンな感じでQUEENSRYCHEとはかなり路線の違う曲がづらりと並んでいます。

 

ボーカルとしての実力は折り紙付きなので、ソロではどんな曲をやっていたのかな?と、少々期待を持って聴いたのですが、正直なところ、ただ退屈な曲が続くだけ。しかもスローな曲ばかり。ダメでした。

 

チャレンジ盤の欠点って安売り、叩き売りされているのを買うので少々古い年代になってしまうことなんですよね。

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