METAL KID'S "BLOG"

HEAVY METAL? HARD ROCK? PUNK ROCK?
Produced by はたぼー

準名盤&BGMアルバム No.6

2020-07-30 21:44:43 | 準名盤&BGM

準名盤&BGMアルバム No.6はBattleaxeのPower From The Universeです。

このバンドを知っている人、または覚えている人がどれぐらいいるのか分かりませんが、何故か忘れることの出来ないアルバムです。

NWBOHMブームの流れでB級バンドも次から次へとメジャーデビューした1984年に発売された2ndになりますが、1stはモロにNWOBHM系だったのに対して、このアルバムではややスピードを落として正統派HMのサウンドに変化しています。この変化が当時の私のツボにはまり、何度も聞いていました。

今聞いても典型的なB級メタルであることには変わりがないのですし、1stのジューダスに無理やりタテノリのリフをのせるサウンドにメロディーを加えてきたのは何がしたいのか分からないところもありますが、決して上手くないボーカルの声質は好きですし、結構良いメロディーもありますので、今でもお気に入りの1枚です。

それと当時、色々なB級バンドのアルバムを買いましたが外れも多かったので当たりだったアルバムは思い入れが強くなっているところがあります。

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J-METAL No.2

2020-07-28 09:55:22 | J-METAL

J-METAL No.2はDead EndのGhost of Romanceです。

Loudnessに続き44MagnumやEarthshakerがデビューしジャパメタと言う言葉が使われる様になった頃に次から次へとジャパメタ・バンドがデビューしていきましたが、海外のNWOBHM、LA-METALなど音楽性が似ているバンドがデビューするのではなく、ジャパメタのバンドは様々な音楽性を持っていたと思います。

そんな中でもかなり異色な音楽性を持っていたのがDead Endが1987年に発表した2ndであるこのアルバムだと思います。1stはパンクにも近い音楽性だったと思いますが、このアルバムはMorrieの独特な世界観とYouの作曲能力がうまく融合し、別世界の音楽性に変わり、曲は全て良いですし、アレンジも個性的だと思います。逆に言えばこの音楽性でもデビューできたのだからブームとは凄いものだと思います。

このアルバム、大好きで今でも良く聞きますが、懐かしいと言う感覚はあまりなく、いつも新鮮な感じで聞けるのが良いです。

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準名盤&BGMアルバム No.5

2020-07-26 23:26:58 | 準名盤&BGM

 

準名盤&BGMアルバム No.5はAlice CooperのConstrictorとRaise Your Fist And Yellの2枚セットです。

Alice Cooperと言えば70年代前半はアメリカのグラムロックの代表格で名盤を次々と発表、70年代後半から80年代前半はアルコールの問題などで失速、80年代半ばで復活、そして1989年のTrashが大ヒットとなる訳ですが、その復活の際に発表されたのがこの2枚です。

もちろんSchool’s outなどの代表曲が含まれる70年代前半のアルバム、または外部ライターを大胆に起用したTrashなど名盤と呼ばれているアルバムも好きですが、良く聞くのはこの2枚です。

初めてAlice Cooperを聞いたのはレンタルレコード店で借りたFrom the Insideでした。理由はジャケットが一番カッコ良かったからですが、これが当時の私には酷く退屈なアルバムでAlice Cooper自体に興味がなくなっていました。そんな状況で1986年に発表されたのがConstrictorですが、これが凄く良くて一気に好きになってしまいました。そしてこの2枚が私にとってAlice Cooperの基準になっています。

もう一つ、Alice Cooperと言えば1990年の来日公演は今でも忘れられないライブの一つです。演奏ではなく、演出でありショー、この形式を見たのは初めてであり、衝撃的でしたね。

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個人的名盤 No.14

2020-07-23 09:00:55 | 個人的名盤

個人的名盤 No.14は母国デンマークでは絶大な人気を誇るD-A-Dが2008年に発表した11th、Monster Philosophyです。

メジャーデビューの3rdから好きなバンドで、何度も歌声、歌い回し、ギターの音色、楽曲と色々な要素で私の心をくすぐってくるバンドです。特に独特の歌声と歌い回しは上手い、下手などは関係なしに妙にそそられます。

メロディアスなハード・ロックと言うのが総合的なジャンルになると思いますが、デビュー当時はAC/DC的との評価も良く目にしました。また、曲によってはパンク的なアプローチがあったり、カントリーやブルースの要素などが含まれていたり、更には90年代半ばにはグランジ系の要素なども入ってくるなど、サウンドに変化のあるバンドです。そんな中、このアルバムはハードな要素を保ちつつもがやや大人しめの曲が多くなっているのですが、これが凄く良いです。

具体的に何が良いのか何とも言えない部分はありますが、とにかく聞いていて心をくすぐられ、ワクワクもしますし、ソワソワもする感じで何度も聞いてしまうアルバムです。そしてアルバムが発表される度に、今回はどんな感じかと期待させてくれるバンドです。

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準名盤&BGMアルバム No.4

2020-07-21 20:50:00 | 準名盤&BGM

準名盤&BGMアルバム No.4はMSG脱退(解任)後にグラハム・ボネットが結成したAlcatrazzのNo Parole From Rock'n'rollです。

LAメタルが流行りだした頃にスティーラーと言うバンドのギターが凄いと噂になっていましたが、聞きたくても聞けない状態でしたので、イングヴェイを初めて聞いたのがこのアルバムでした。この当時のイングヴェイは痩せていてカッコよかったですし、噂通りの早弾きやテクニックに驚きましたが、一番良いと思ったのがギターの音色です。ストラトのシングルコイルらしい細い音ながらも、楽曲と演奏で力強く聞こえる辺りはリッチーの影響が強く、私好みでした。そして、作っている楽曲も様式美を追及しているもので、これも私好みで良いと思いました。

ただ、イングヴェイは私が大好きなリッチーを否定する発言をしたり、ソロになってからの横暴な雰囲気が嫌いで存在自体がダメになっていきました。それとこのアルバム、音のバランスが悪いと言いますか、はっきり言うとキーボードの音が安っぽくて聞いていて耳障りです。

と言うことで、大好きなボーカリスト、更に全盛期ですのでグラハムの歌声は最高、楽曲も良く、かなり聞いているアルバムですので名盤として取り上げたいところですが、イングヴェイの存在とキーボ-ドの音が嫌いなので名盤ではなく、準名盤として扱っています。

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J-METAL No.1

2020-07-19 10:23:33 | J-METAL

J-METAL No.1はカルメンマキ&OZが1975年に発表したカルメンマキ&OZ です。

女性ボーカルが大好きな私ですが、一番最初に女性ボーカルで感動したのが、このアルバムです。

出会ったのは1983。LA METALとジャパメタの全盛期で当時出入りしていた喫茶店(夜はバー)の店長と「女性ボーカルなんてねぇ~」なんて話していたと思うのですが、店長が「凄いの聴かせてあげるよ」と、このアルバムのB面の1曲目に収録されている"午前一時のスケッチ"をかけてくれました。その時の衝撃は凄かったです。

若気の至りでスピードとハードな主な要素でHM/HR以外は音楽じゃないと思っていたほど勢いが付いていた時代にミドルテンポしかもプログレ的、どう考えても気に入る要素はないんですが圧倒的な歌唱力と存在感にノックアウトされました。

もちろん、すぐにアルバムを購入しようとしたのですが、廃盤時期だったのでしょうか?見つけることが出来ず、しょうがなく他のアルバムでもと購入したのが"Human Target"。買う時は"oz"ではなく"5x"・・・大丈夫かな?なんて不安だったのですが聴いてびっくりハード・ロックしていました。好きなジャンルに変身していて更に感動した記憶があります。曲はあまり良くなかったですが!(笑)

ちょうど、浜田麻里がデビューした時と重なり、以降女性ボーカル大好き野郎になっちゃいました。

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Danko Jones / Rock And Roll Is Black And Blue (2012)

2020-07-17 22:06:10 | Album Review

7/15に記載したDanko Jonesですが、何となくネットでDiscographyを見ていると目にしたことのないアルバム名があることに気が付きました。そう、完全に抜けており買い忘れていたアルバムがこの6thです。

2015年に発売された​Fire Musicがお気に入りでその前のアルバムですので、期待して聞きましたが、第一印象はちょっと大人しすぎると言う感じでした。元々、3rdぐらいで聞かれた荒々しさやハイパーな歌声は4th以降で少々控えめになってきており、その分、楽曲が洗練されてきたのですが、この6thはその集大成的な位置づけになると思います。

そう言う意味ではガレージ・ロックのベースは持ちつつも一番聞きやすいアルバムかもしれません。

ちなみにこの6thが集大成と書いたのは7thのFire Musicで再度初期の荒々しさが戻ってきているからです。

来日はしているものの日本ではあまり取り上げられないバンドですが大好きなバンドです。

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Danko Jones / A Rock Supreme (2019)

2020-07-15 22:07:44 | Album Review

カナダのトリオ・バンド、Danko Jonesの9thです。

シンプルなリフを中心に歌声で曲を作り上げていくサウンドは相変わらずですが、血管ぶち切れ寸前の叫びにも近い歌声は少々控えめになっており、その代わりにメロディアスな歌声の方が強くなっている感じがじます。

そう言う意味ではこれまでのアルバムの中では一番大人しく聞こえますし、一番パンキッシュな感じが弱いので、普通のロックに近いのですが、元々普通のロックを過剰に演出している様なサウンドでしたので、この方が本来の姿に近いのかもしれません。

もちろん、これまでの激しい方が好みですので、このアルバムは物足りなさを感じますけど、これはこれで悪くないので次のアルバムで元に戻るのか、この路線で行くのか気になるところです。

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Black Pistol / Sins Of The Father (2019)

2020-07-13 21:21:40 | Album Review

Fu ManchuやMonster Magnetの様なストナー系ながらハード・ロック寄りでガツンとしたサウンドを聞きたくて探していた時に見つけたアルバムです。

詳しいことは分かりませんが、南アフリカのケープタウンで活動しているらしく、これが1stの様です。

サウンドは ストナー系特有の重低音のまとわり付く様なリフにねちっこい歌声で、その系統から外れることはないのですが、全体的に軽めに仕上げていますので妙に聞きやすいです。特にサビ部分では普通のハード・ロックの様に歌うので私の様に軽めのサウンドが好きな人にも違和感は感じないと思います。

残念ながらこれと言う曲はないですが、全体的には良いレベルに仕上がっていると思いますし、曲ごとにサビ部分は印象に残る歌メロもありますので次も期待が出来ると思います。

手放しで好きとは言えないストナー系、でも気になるバンドもあると言う感じの私にはこの様な軽めのストナーは入りやすくて良いですね。それと、こう言うバンドを見つけたと言う感じも嬉しいです。

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個人的名盤 No.13

2020-07-11 09:20:45 | 個人的名盤

個人的名盤 No.13はNo.11に続いてAnthraxのVolume 8:The Threat Is Realです。

Sound Of White Noiseでジョン・ブッシュとアンスラックスのマッチングが最高、一気に超お気に入りのバンドとなったアンスラックスですが、ジョン・ブッシュ加入後第二段のStomp 442はオルタナ系のサウンドでがっかりさせられた記憶があります。そうは言っても大好きなジョン・ブッシュが在籍するバンドですので、当然ながら発売と共にこのアルバムも購入、がっかりさせられたオルタナ系のサウンドを上手く吸収して幅を広げてきた感じに大満足したアルバムです。

まず、1曲目のリフとメロディアスなボーカルでこれこれ!となり、2曲目の疾走感と求めていたサウンドで大満足、この2曲があるので3曲目の様なミドル・テンポの曲も違和感なく聞ける感じです。そして、5曲目の様な遊び的な曲の収録、12曲目のグランドコア系サウンドを収録してくる辺りにこのバンドの持つバラエティさがあるのも良いです。

アンスラックスって、遊びを入れられることや何をやっても許される雰囲気を持っているのが良いところだと思います。ただ、この遊びの部分にはジョン・ブッシュは少々に合わなかったのも事実なんですけどね。

ジョーイ・ベラドナのアンスラックスが本来の姿であることは認めざるを得ないですが、ジョン・ブッシュが在籍していた時代のアンスラックスの方が好きです。

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個人的名盤 No.12

2020-07-09 22:41:27 | 個人的名盤

個人的名盤 No.12は私の4大NWOBHMバンドであるAnvilのMetal On Metalです。

既にANVILについては来日の際に色々と語っていますので説明は不要かと思いますが、何と言ってもキラーソングであるMetal On MetalとMothraが収録されているのがポイントで、個人的にはこの2曲があればAnvilが成立してしまいます。

メタルに目覚めて数年の頃に発売されたアルバムですが、その頃に求めていたのはハードな演奏とスピードでした。そんな中、1曲目のMetal On Metalのスピードがなくてもグイグイ飲み込まれてしまうリフに魅了されました。

当時はバラードは別ですがスローな曲は少々つまらなく聞こえていましたのでミドルテンポの曲が気に入ることは珍しく、インパクトがありました。そしてそれに続くMothraのスピードと曲展開で完全にノックアウトです。この2曲だけでAnvil最高!って言えた時代でした。笑

このアルバムで忘れならないのがスーパーロック84です。当時日本ではフェス自体が珍しいものでしたが、MSG、スコーピオンズ、ホワイトスネイクの大物が揃って来日で田舎にいた私は見れないことで随分と悔しい思いをしたものです。もちろん、他の人は大物バンドが目的だったでしょうが、私はAnvilが一番見たかったです。

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Milk'n Blues

2020-07-07 21:31:07 | メタルじゃないけど。

何度かYouTubeにアップされている色々なカバーを取り上げていますが、この動画も何となくYouTubeサーフィンで見つけたカバーでお気に入りです。

Miss You, The Happiest Days of Our Lives, Another Brick in The Wall - Stones + Pink Floyd (cover)

リンクをたどると主のメンバーがいるバンドではありますが、曲によって色々な人が参加するプロジェクトの様な感じで活動しているみたいです。そしてボーカルも他の人も担当するのですが、そのボーカルによって雰囲気が変わるので面白いです。

そして基本はブルース系のカバーを行っていますが、現代的なアレンジで結構ロック寄りに仕上げていますので違和感なく聞けますし、個人的には凄く楽しんで聞いています。

真ん中のプロレスラーみたいな女性、歌声が何だか気になる感じで何度か聞いてしまいます。

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女性ベーシスト No.13 Lyn-Z

2020-07-05 10:32:01 | 女性アーティスト

女性ベーシスト No.13はMindless Self IndulgenceのLyn-Zです。

パンク系の音源を探している時に見つけた人です。ルックスは正直タイプではないのですがライブでの動きが凄くアグレッシブでカッコイイ人です。

エレクトロ・パンクなんて言われるジャンルにバンドですが、サウンドはインダストリアルなどにも通じていてキーボード系がギラギラとうるさいことが平気ならばメタル系の人でも聞けると思います。

ベース自体の音はそれほど特徴はありませんが、激しく動き回っている割にはそれなりに弾いているのは凄いと思います。

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PJ Harvey

2020-07-03 13:15:33 | メタルじゃないけど。

ハードな時もあるけど、ジャンル的にハード・ロックと言うには軽いかな?と思うバンド、ミュージシャンっていると思いますが、このPJ Harveyも私にとってそんな位置づけの人です。

カート・コバーンが好きなアルバムでドライを選あげたことで注目された人ですが、ハードな曲も良いですし、普通にロックと呼べる曲も良くて好きです。あと、ライブとか見ると妙に自信たっぷりで歌っている姿も何となくカッコイイ感じです。

PJ Harvey - Good Fortune

この人、胸に自信があるのか分かりませんが、胸元を見せる衣装が多いです。

PJ Harvey - This Is Love

いや、見せるレベルではないと思いますが・・・。笑

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