アメリカ出身4人組の6thです。
LAメタルの焼き直しバンドとしてデビュー当時からド派手の衣装にノリとキャッチーなサウンドでそこそこの人気を持ったまま活動を続けているバンドですが、このアルバムも相変わらずのサウンドだと思います。
ノリが良いのはこのバンドの要だと思いますが、とにかくキャッチーですんなりと耳に入ってくるのはLAメタルの焼き直しを通り越して武器とも言えると思いますし、ギターヒーローと言う言葉がまだあった時代のサウンド通り、ギターで聞かせる点も良いと思います。そして、ワイルドな要素を持ちつつもポップであるところもLAメタルを感じさせてくれます。
と良い点を先に記載しましたが、個人的には扱いが難しいバンドです。デビュー当時、見た目の第一印象が「汚らしいバンド」と思ってしまったことを引きずったままなのですが、サウンドはそこそこ良い、Liveもそこそこ楽しませてくれたなど、捨てきれない部分もあるのです。そして、このアルバムもそうですが、飛びぬけたところがなく、良くも悪くも無難な内容と感じてしまうため、ついつい次のアルバムにも手が出てしまいます。
まぁ、正直なところ、このバンドのアルバムを聞くなら本家LAメタル・バンドのアルバムを聞いている方が良いと言う感じなんですけどね。(ファンの方、悪いことを書いてしまいすみません)