アメリカ出身5人組の12thです。
Live盤などもあるので正式に12thなのかは少々微妙なのですし、今回はカバー・アルバムですので12thとカウントしても良いのか分かりませんが、カバー・アルバムを出してくるとは少々驚きでした。
カバーしているのは、ラモーンズ、セックス ピストルズ、ローリング ストーンズ、チープ トリックなど如何にもと言うバンドが多いですが、驚いたのがジューダス プリーストのカバーも収録されている点です。このバンド、カウ・パンクなんて言われるジャンルに属していますので、思い切りのメタルはちょっと想像出来ませんでした。
カバーの状況ですが、思いの外、原曲に忠実で聞けば直ぐに原曲が分かる感じです。そう言う意味ではこのバンドらしい、ブギーやロックン・ロールの要素が感じにくいので、少し物足りなさもありますし、面白みも少ないです。
新しいアルバムだと思って喜んで飛びつきましたが、正直なところ別にこのバンドでやらなくてもと言う感じになってしまい残念な結果となってしまいました。