東京勤務、田舎暮らし Can you imagine 2-hr commute for one way ?

生まれ育った田舎に暮らし、毎日2時間かけて東京の下町へ。
オタク第1世代の会社員 「たぬきねいり」 のささやかな日常。

時刻表を読む。

2009年07月03日 | テツ話

実は。  時刻表は見る人と読む人がいます。私は読む人です。

見る人とは必要に応じて時刻を調べる人、
読む人とは「こういう条件で移動するにはどういう方法があるか」というテーマを作って
時刻を調べる人を指します。  多分。


よく、「無人島に何か1冊本を持っていくなら時刻表を持っていく」  という(笑い)話が
ありますが、時刻表があっても調べたことの実践の可能性がまったく無いのであれば
そんな本、あっても退屈なだけです。

私は若い頃、時刻表で検討した旅行方法を実践することでカタルシスを
得ていたのですが、  今はその気力 体力 金銭を家族に注ぎ込んでいるので
旅行方法を検討することにあまり意味が感じられません。


で、ここ数年マイブームなのは  「もし会社でトラブルが起きたときシュミレーション」。
会社と工場、お客様の間を状況別にどうやって移動するかのシュミレーションを
することを楽しんでいます。

いうまでもないことですが トラブルは無い方がいいんですよ。もちろん。


飛行機や夜行バスといった飛び道具もあるのですが
そういった乗り物は時間的には鉄道より不安定なことも考慮しつつ、
さまざまな乗り物を駆使すると想像できないような結論が出てくることがあります。

これと自分の体力・ 工場やお客様の営業時間から出発時刻・到達時刻を
設定していくと毎日時刻表を読んでいても飽きません。
     

そんなある日、後輩と協力工場に前泊で出張するときに
後輩の手配ミスで飛行機の日にちを1日間違えるというトラブルがありました。
夕方の空港でうろたえる後輩にひとこと。

私   「大丈夫、大丈夫。  新幹線と夜行列車をこう乗り継げば工場には
     開始30分後ぐらいで到着するから実質、迷惑はかからないよ。」
後輩  「ありがとうございます。でも、先輩、状況楽しんでるでしょ
私   「ま~ね

結局、飛行機に空席があって私の検討は実践されることはなかったのですが
次善の策があるだけでも後輩としては気が楽だったのではないでしょうか。

まぁ、なんやかんやいって時刻表を楽しむネタが欲しいだけなんですけどね。