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北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都幕間旅情】随心院,観梅と観桜の違いは大の大人が路上呑みで羽目を外せるか否か

2025-04-04 07:00:29 | 写真
■観梅と観桜の違い
徹夜仕事のデータが飛んで昨夜1903時以降なにもしなかったことになって凹んでいるさなかの話題だ。

梅花、さくらよりも軽視される背景として、そして、年度末以前に開花時期を迎えるという関係上でしょうか、梅花の花見は数多いのですが、うるさいオッサンオバハンがたが大挙して集まって延々酒を飲めや歌えの大宴会、そんな情景はさくらだけという。

大宴会は、不思議と梅花ではみないのですよね、実際問題、梅の木が公園などに植えられているところで、ドコドコ社花見、とブルーシートで花見の場所取りをやっているところなどは見かけないもので、まあ、これも観梅が静か宮部と思わせるゆえんか。

年度末のデスマーチとも称される厳しい状況でそんなきちょうな人材を花見の場所取りに使えない、という事情もあるのでしょうけれども、静かな梅花を見上げて、ここで花見の宴という印象の外、蚊帳の外に置かれている概況を見ますと寂しく感じるもの。

梅花はかおりだ、とはいわれるところで、そして興味深いのは梅花は咲いているときもかおりはすごいですが、結実しているときのほうが香りが凄いものですので、予定を早め憎んで、咲いてしまった、という後でも花見が成り立つような気もするのですよね。

他方、日本の花見ははなを見ていないのではないかと揶揄されるところで、羽目を外せるところが魅力なのだろうか。実際、路上で座って宴会するのはコロナ時代の緊急事態宣言発令中くらいの国にあって、無礼講というわけではないけれども、この点は。

大の大人が地べたに座って路上のみをできる貴重な機会が花見、ということなのかもしれませんけれども。花見、前述のソメイヨシノの寿命という問題を考えますと、今後やはり限られた桜並木でさらに人口密度が高まってゆくのでしょうか。考えてしまうのです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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