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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:静岡-御殿場,絶品なハンバーグをさわやかに240分まってから頂く

2023-10-28 14:11:14 | グルメ
■榛名さんの総監部グルメ日誌
 うまいハンバーグのはなしをしよう。

 浜松基地航空祭といえば。静岡県です。いやあ忘れてたよ、という方は少数派なのでしょうけれども静岡県といえばもう一つ、美味しいものがあるのですね。もちろん太平洋の海の幸は勿論、アニメ“ゆるキャン”で改めて注目された浜名湖のウナギなどもひとつ。

 静岡県、東海道本線と東海道新幹線という物流と交通の大動脈が走るものの、のぞみ号にて270km/hで通過する方が多いという方にはもう一つ思い出してほしい、さわやかな風とともに通過するのではなく静岡のもう一つの名物、さわやかハンバーグの美味しさ。

 さわやかハンバーグ、静岡県を中心に展開していますハンバーグレストランチェーンで、実は浜松基地の近くにもありますし、東海道本線沿線にもしれっと駅前にお店があるのですが、東京の友人が、あの店は凄い、と強調され、御殿場店にいくこととなりました。

 ジャックダニエルを傾けて待つ。なぜポケットボトルなのか、と訝しむ方がいらっしゃるかもしれませんが、この先ほどの店舗で名前を告げますと、店員さんに言われたんですよ、240分待ちです、と・・・、240分、60で割ってみよう、つまり4時間待ちということ。

 ディズニーランドとかUSJとか富士総合火力演習の開門待ちみたいな感じですね。一泊する予定があったので急遽昼食を断念して夕食とし、まあ、ホテルにチェックインしてホテルのラウンジでジャックダニエルとビジネスホテルにありがちなミックスナッツを頂く。

 さわやかハンバーグ。気を取り直して。四時間経ったところがこちらです、とお料理番組のような展開になるのですが、写真はさて場面は変わる、という一言で済むのかもしれないが、ポケットボトルを一本半空け漸く四時間という、飲食でこんなに待ったのは初めて。

 フレッシュなトマトサラダと、名物というハンバーグを注文して待ちます。ここでワインを注文することも出来たのですが、もうジャックダニエルのダブルジャックダニエルといいますか、ポケットボトル無くなるの早いなあ状態でしたので、もうアルコールは、ね。

 ハンバーグ。こぶし大のハンバーグ、個人的に240分ハンバーグといいたいところですが、時計を見ると更に待ち時間その他で30分ほど加わっていますので270分ハンバーグと勝手に命名してみた。じゅうじゅう爆ぜるような迫力で鉄板と共に目の前にやって来る。

 こぶし大ハンバーグ、正確な名前は忘れたのだけれども、この真球のようなまあるいハンバーグこそが、ここさわやかハンバーグの真価という話でした。かなりの火力で、しかしさっと素早く焼き上げて、そう転がりそうなはらはら感とともに運ばれてくるのだ。

 ヒッサツシゴトニン!、という感じで一刀両断する。もちろん両手を使ってハンバーグを真っ二つにするところを三脚の上にセルフタイマー付きデジカメで見事に撮影した、なんてわけではなく、真っ二つにしてくれているのは調理の一環でこれは最後の仕上げ。

 一刀両断して鉄板にぐいぐい押し付けじゅうじゅう言わせる、そうさわやかハンバーグの真価は、真球の形状ゆえに中心部が半生に近い状態であるのを目の前で最後に深部を焼き上げて、そうまだ生なのか焼きたてなのかという分水嶺の瞬間の旬を頂く、さっと。

 さわやかハンバーグ、ここはもう240分待ちというほどの名店なのですが、チェーン展開しているのが静岡県に限られるのは、半生ではないのか、という衛生当局の圧力が東京では強すぎるので、静岡県に限定しているのですね。こういう事か、食べたければ静岡に来い。

 270分ハンバーグと勝手に命名したものですが、なるほど、これは美味しい。あっという間に頂ける肉のうま味と酸味、待った甲斐が、できれば270分ではなく27分くらいで頂きたかったものだけれども、東京からも食べにくるのだなあ、と感心するのですね。

 御殿場店は特別混雑するだけで基本的に60分以上待つのはほかの支店ではあまり聞かないよ、特に平日、と静岡の方にお教えいただきまして。いやあ平日なあ、とちょっと考えてしまうのですけれども、旅先のこんな経験も、美味しいし、面白いのかもしれません。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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