■にほんばれ初公開
阪神基地フリートフェスタが開催されまして日曜日に行って参りました。

阪神基地は神戸港に面した海上自衛隊基地であり、昨年はイージス艦まや一般公開に180分の行列が並び、同日に大阪港でヘリコプター搭載護衛艦いずも一般公開が行われ、こちらも3時間待ちだったとか、同じや。

ブルーインパルス大阪関西万博記念飛行を行うと云うことで、今年はご当地摩耶山艦名イージス艦というほどではないし大丈夫だろう、と余裕で向かった結果は、まあ、北大路機関の毎回のこと、わかるよね。

にほんばれ型輸送艦、iPadでこの最新鋭艦について語ろうとすると予測変換で、日本バレー協会が候補に挙がるほど、北大路機関でも掲載していない不慣れな新型艦なのですが、海上自衛隊の最新鋭輸送艦です。

建造費41億円、阪神基地ではいっしょに探訪しました方に47億円と説明してしまいましたが改めて調べると41億円、自分でも過去にそう書いていまして、基準排水量2400tの輸送艦としては破格の安さという。

みうら、神戸出身の高名な報道写真家宮嶋茂樹氏がかつて自衛隊初のPKO任務であるカンボジアPKO派遣に際して同乗取材した輸送艦みうら、その艦番号4151を継承している最新鋭の輸送艦となっています。

陸上自衛隊を中心とした乗員で運用している新編間もない、自衛隊海上輸送群の最初の輸送艦となっていまして、任務は作戦輸送よりも業務輸送、敵前上陸よりも敵が上陸する前に部隊を輸送する任務の輸送艦という。

自衛隊海上輸送群にあって、にほんばれはLCU,海上自衛隊の区分では輸送艦ではなく輸送艇という扱いでして、過去2000年前後に1900t型輸送艇が構想されていたことを思い出すようやくの具現化、か。

ビーチングという、海岸に直接乗り上げて揚陸できる構造にもなっていて、艦首に観音開き扉を有して、浜辺に乗り上げる方式で揚陸することもできますし、カーフェリーの船首扉のように港に車両をあげることも。

南西有事にさいしては、おおすみ型輸送艦は敵前上陸など作戦輸送に従事するため、即応機動連隊や地対艦ミサイル連隊に高射特科群といった部隊と関連物資を離島に輸送するのがその任務として想定されています。

ようこう型輸送艦という、基準排水量3500tの輸送艦が既に就役を始めていまして、にほんばれ型輸送艦は今年度に更に2隻と来年度に1隻の4隻が建造され、ようこう型輸送艦も2隻が建造されることとなる。

第2海上輸送隊、にほんばれ含め現在は呉基地に配備されていますが、計画では今年度末までに母港をここ阪神基地に遷す計画ですので、これから阪神基地サマーフェスタでは定番の一般公開艦となるのでしょう。

ケイマンジャパンファストランディングクラフトという機動舟艇が更に末端輸送を担うべくJMUジャパンマリンユナイテッドがイギリスのケイマン社製揚陸艇を4隻建造し、海上輸送群へ配備する計画です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
阪神基地フリートフェスタが開催されまして日曜日に行って参りました。

阪神基地は神戸港に面した海上自衛隊基地であり、昨年はイージス艦まや一般公開に180分の行列が並び、同日に大阪港でヘリコプター搭載護衛艦いずも一般公開が行われ、こちらも3時間待ちだったとか、同じや。

ブルーインパルス大阪関西万博記念飛行を行うと云うことで、今年はご当地摩耶山艦名イージス艦というほどではないし大丈夫だろう、と余裕で向かった結果は、まあ、北大路機関の毎回のこと、わかるよね。

にほんばれ型輸送艦、iPadでこの最新鋭艦について語ろうとすると予測変換で、日本バレー協会が候補に挙がるほど、北大路機関でも掲載していない不慣れな新型艦なのですが、海上自衛隊の最新鋭輸送艦です。

建造費41億円、阪神基地ではいっしょに探訪しました方に47億円と説明してしまいましたが改めて調べると41億円、自分でも過去にそう書いていまして、基準排水量2400tの輸送艦としては破格の安さという。

みうら、神戸出身の高名な報道写真家宮嶋茂樹氏がかつて自衛隊初のPKO任務であるカンボジアPKO派遣に際して同乗取材した輸送艦みうら、その艦番号4151を継承している最新鋭の輸送艦となっています。

陸上自衛隊を中心とした乗員で運用している新編間もない、自衛隊海上輸送群の最初の輸送艦となっていまして、任務は作戦輸送よりも業務輸送、敵前上陸よりも敵が上陸する前に部隊を輸送する任務の輸送艦という。

自衛隊海上輸送群にあって、にほんばれはLCU,海上自衛隊の区分では輸送艦ではなく輸送艇という扱いでして、過去2000年前後に1900t型輸送艇が構想されていたことを思い出すようやくの具現化、か。

ビーチングという、海岸に直接乗り上げて揚陸できる構造にもなっていて、艦首に観音開き扉を有して、浜辺に乗り上げる方式で揚陸することもできますし、カーフェリーの船首扉のように港に車両をあげることも。

南西有事にさいしては、おおすみ型輸送艦は敵前上陸など作戦輸送に従事するため、即応機動連隊や地対艦ミサイル連隊に高射特科群といった部隊と関連物資を離島に輸送するのがその任務として想定されています。

ようこう型輸送艦という、基準排水量3500tの輸送艦が既に就役を始めていまして、にほんばれ型輸送艦は今年度に更に2隻と来年度に1隻の4隻が建造され、ようこう型輸送艦も2隻が建造されることとなる。

第2海上輸送隊、にほんばれ含め現在は呉基地に配備されていますが、計画では今年度末までに母港をここ阪神基地に遷す計画ですので、これから阪神基地サマーフェスタでは定番の一般公開艦となるのでしょう。

ケイマンジャパンファストランディングクラフトという機動舟艇が更に末端輸送を担うべくJMUジャパンマリンユナイテッドがイギリスのケイマン社製揚陸艇を4隻建造し、海上輸送群へ配備する計画です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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