■平安神宮-桜花
写真の紹介は撮りためたものをこれからというところではあるのだけれど。

京都の桜は、本日の荒天でほぼほぼおわりだなあ、とおもうのです。梅の季節が相当遅かったものですから、さくらの季節はどうなるものか、と考えていましたが、昨年よりも三週間ほど、いや一ヶ月ほど、こちらも遅かったという。

入学式の季節に散ってしまっていた桜の季節が何年も続きましたので、今年は良い時期に咲いてくれたものだ、と考えつつ。もちろんそれは卒業の季節に咲く梅花の季節もよく重なりましたことに不思議な安堵感を思えるとともに。

平安神宮、桜の名所は数あれども、どこから散策するのか、そう、休みの日と晴天でいい光の環境で撮影できるところは限られているものですので、どうするか思案するのですが、混雑しているところほど身動きが難しくなるもの。

桜の花々はいろいろな種類がありますので、遅咲きの桜などはまだまだこれからというところがあるのは事実なのですけれども、わあっと広がるように咲き誇る名所はほぼほぼ同時にさくものですから、回れる期間は集中しています。

一日何カ所も回ってしまいますと集中力が途切れてしまいますので、遮二無二どんどん回る馬車馬のような休日や余暇の過ごし方はすきではないのですけれど、咲いている季節、雨が降らない日程を考えると時間はなかなか難しい。

鳥居を背景に社殿を背景に、なるべく青空とコントラストを考えて、逆に逆光で花々の色彩がめいっぱい際立つ情景と構図を考えて、しかし、撮影だけで全部終わるのはもったいないですから、美味しいもの愉しい飲み物を頂きつつ。

寺社仏閣というものの景色を撮影しますとともに、名所旧跡の風情と溶け込む様子や、春らしい情景というものはどの角度が醸すのだろうかと云うことも考えつつ、そして人出が一瞬途切れる、奇跡のような一瞬を辛抱づつ待ち構え。

名所といいましても規模が凄い、これぞ絶景という撮影が出来る場所もありますし、逆に、面積では小さくこじんまりしているところではあるのだけれども、ほおっとうなるような景色が広がっているところもあるものですから。

さくらの季節は短いものですから、もうこの季節は駆け足です。梅の花と桜の花が同時に咲くという希有な季節でしたので、そうしますと一緒に撮影できる名所となると何処だろう、と散策の計画を巡らせて地図と睨めっこしてみたり。

禅寺、お気づきとは思いますが名所旧跡にあって神社はさくらをほこる場所はけっこう多いものの、逆に禅寺などはさくらは基本余りありません、東福寺などはわざわざひきぬいてしまったほどなのです、修行の邪魔になるとかで。

密教などは、逆に東寺が、立体曼荼羅絵図を国宝として奉じている寺院ではあるのですが、満開の桜の景色こそ実は立体曼荼羅絵図が示したかった情景ではないのかとちょっと哲学的な歴史の角度を切り替えてかんがえてみたり。

今年も本日の荒天で桜の季節はほぼ終わりなのですけれども、その次には新緑の季節がやってくるわけですので京都はまた緑の新鮮な輝きを愉しめる、春の次の季節がやってくる、こんなことを考えつつ、京都の季節は進んでゆきます。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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写真の紹介は撮りためたものをこれからというところではあるのだけれど。

京都の桜は、本日の荒天でほぼほぼおわりだなあ、とおもうのです。梅の季節が相当遅かったものですから、さくらの季節はどうなるものか、と考えていましたが、昨年よりも三週間ほど、いや一ヶ月ほど、こちらも遅かったという。

入学式の季節に散ってしまっていた桜の季節が何年も続きましたので、今年は良い時期に咲いてくれたものだ、と考えつつ。もちろんそれは卒業の季節に咲く梅花の季節もよく重なりましたことに不思議な安堵感を思えるとともに。

平安神宮、桜の名所は数あれども、どこから散策するのか、そう、休みの日と晴天でいい光の環境で撮影できるところは限られているものですので、どうするか思案するのですが、混雑しているところほど身動きが難しくなるもの。

桜の花々はいろいろな種類がありますので、遅咲きの桜などはまだまだこれからというところがあるのは事実なのですけれども、わあっと広がるように咲き誇る名所はほぼほぼ同時にさくものですから、回れる期間は集中しています。

一日何カ所も回ってしまいますと集中力が途切れてしまいますので、遮二無二どんどん回る馬車馬のような休日や余暇の過ごし方はすきではないのですけれど、咲いている季節、雨が降らない日程を考えると時間はなかなか難しい。

鳥居を背景に社殿を背景に、なるべく青空とコントラストを考えて、逆に逆光で花々の色彩がめいっぱい際立つ情景と構図を考えて、しかし、撮影だけで全部終わるのはもったいないですから、美味しいもの愉しい飲み物を頂きつつ。

寺社仏閣というものの景色を撮影しますとともに、名所旧跡の風情と溶け込む様子や、春らしい情景というものはどの角度が醸すのだろうかと云うことも考えつつ、そして人出が一瞬途切れる、奇跡のような一瞬を辛抱づつ待ち構え。

名所といいましても規模が凄い、これぞ絶景という撮影が出来る場所もありますし、逆に、面積では小さくこじんまりしているところではあるのだけれども、ほおっとうなるような景色が広がっているところもあるものですから。

さくらの季節は短いものですから、もうこの季節は駆け足です。梅の花と桜の花が同時に咲くという希有な季節でしたので、そうしますと一緒に撮影できる名所となると何処だろう、と散策の計画を巡らせて地図と睨めっこしてみたり。

禅寺、お気づきとは思いますが名所旧跡にあって神社はさくらをほこる場所はけっこう多いものの、逆に禅寺などはさくらは基本余りありません、東福寺などはわざわざひきぬいてしまったほどなのです、修行の邪魔になるとかで。

密教などは、逆に東寺が、立体曼荼羅絵図を国宝として奉じている寺院ではあるのですが、満開の桜の景色こそ実は立体曼荼羅絵図が示したかった情景ではないのかとちょっと哲学的な歴史の角度を切り替えてかんがえてみたり。

今年も本日の荒天で桜の季節はほぼ終わりなのですけれども、その次には新緑の季節がやってくるわけですので京都はまた緑の新鮮な輝きを愉しめる、春の次の季節がやってくる、こんなことを考えつつ、京都の季節は進んでゆきます。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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