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北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【G3X撮影速報】入間基地航空祭二〇二四(9)明日の参院選を前に雑感(2024-11-03)

2025-07-19 20:00:14 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■入間C-1最終章
 連載のような続き物と共に自衛隊行事を紹介して参りましたが今回の掲載写真は昨年十一月の入間基地航空祭の最終回です。

 核兵器について、化学兵器そのものは暴動鎮圧用の化学兵器禁止条約の定義を満たさない、意図的に満たさない致死性と非致死性の分水嶺で限りなくブラックに近いグレーの装備が実際に投入されている実例があります、ウクライナでもロシア軍が使用している。

 ウクライナでのロシア軍が使用した装備は催涙弾ではあるものの、非致死性とは言い切れない成分が使用というイギリス国防省やオランダ国防省の調査が先日報告されていますが。生物兵器については、具体的なものは確たる証拠のある使用例は幸いにしてありませんが。

 さて、現在の戦略兵器というものは基本的に核兵器を示すものとなっていますが、この核兵器は運搬手段とともに、一旦使用された場合の防護の難しさという点で化学兵器や生物兵器とは根本から異なる難しさがあります、熱戦と爆風と放射線は防げない。

 そして日本のシーレーンが南シナ海を経由しているという事実、もう一つの事実の中国海軍が戦略ミサイル原潜の聖域として、南シナ海を位置づけているという現実を併せますと、日本がシーレーンを維持しようとしてシーレーン防衛を南シナ海に延伸するも必至です。

 これは結果的に米中核軍事力均衡に影響を及ぼしかねないという問題を正面から受け止める必要があります、だからするな、という視座では絶対無い、けれども、日本側の航行の自由に関する試みを、平時においては問題なく通行できている南シナ海が。

 南シナ海が場合によっては冷戦時代のオホーツク海のように、突如閉塞海域となりうる、という現実は直視しなければなりません。こと中国が、お笑いのように核心的利益、譲らないという代名詞のように提唱しているものの中には海洋閉塞は含まれていない。ただ。

 核心的利益、台湾や五独、これはチベットと内モンゴルと新疆ウイグル自治区と香港に台湾、なぜここにマカオを含めないのだろうかという質問はさておき、こうした地域の独立を認めないことを始め南沙諸島など革新的利益として絶対に譲歩しないという事例が。

 ここに南シナ海の閉塞は含まれていませんが、中国は権威主義国家であり民主主義的過程を経ずに国家規模の対外政策変更を行い得るため、突如として此処が閉塞される可能性があるわけです、ただ、中国の戦略ミサイル原潜聖域を破綻させることは。

 アメリカのイラン核開発への絶対的な拒否姿勢を筆頭にある程度正当性はあるものではありますが、なにしろ核兵器を使いにくくなるのだから、しかしそれを原因として核兵器が使われる懸念に直結する、これは安易には行えないのです、北朝鮮のように、ね。

 つまり事態と問題量域が解消されるまでの過程の緊張を同時に考えなければ鳴りません、すると、南シナ海のシーレーン防衛と南シナ海の原潜聖域の尊重を両立し得るのか、ダメなのか、こうした視点も含めて安全保障の視点で考えておかなければならないのですね。

 日本の防衛政策が、アメリカのエアランドバトルやエアシーバトルのような具体性を持たせることが出来ないのは、結局憲法における平和主義が念頭にあって、つまり自衛隊は外に出ないという前提であるのだから、ドクトリンを提示してしまうと、どうなるか。

 日本の優勢確保という、避けられない論点に繋がるからでは無いのか、こう考えてしまいますと、平和憲法の現実性、つまり現実に基づいた平和主義、リアリズムの平和主義というものを入り口で拒否しているという問題に直結してしまう、こういうことになる。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-静岡,御殿場駅前-冷やしラーメンと富士学校祭&富士総火演

2025-07-19 14:11:24 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 ラーメンの為に交通費をどこまで出せるかと昔聞かれたものでして。あとは機会費用といいますかどれだけ行列に並んで我慢できるかということも聞かれましたが皆様は如何でしょうか。

 富士学校祭の中止が正式に決定したようで、募集対象者限定の東京地本富士学校見学ツアーが代りにくまれていました、東富士演習場見学なども加えているようですが、当たり前ですが観閲行進や訓練展示は勿論、式典さえ行われません。

 御殿場というのは、富士学校、滝ヶ原、駒門、板妻と、東富士演習場を中心とした陸上自衛隊部隊のメッカでもあるのですが、同時に富士山観光の拠点でもあり、食べ物については、機会が有れば立ち寄りたいところがおおいという街です。

 ジャンジャン軒の夏限定冷やしラーメンなどは、富士学校祭と富士総合火力演習があるたびに、火照った体を冷やして食べていたものなのですけれども、自衛隊行事無にちょっとラーメンを食べに三島まで新幹線と御殿場線を往復、というのは。

 トマト冷やし担々麺はその名のとり、辛いのだけれどもトマトの酸味と香味野菜が生で強烈な存在感を誇る、夏の美味しさ、というものなのだ。服に出汁が飛ばないようにという一点だけ気を付けて、つるつるとかっこむ爽快感は中々堪えられない。

 渡君の××が崩壊寸前、というアニメーションが始りまして、その原作者さんが前にアニメ化でヒットさせました、らーめん大好き小泉さん、という作品、あの作品の主人公はラーメンの為だけに東京から九州やハワイまで行くという行動力が凄い。

 ラーメン、なあ、行った先でご当地ものがあれば、立ち寄るのですが、さすがにラーメンだけで往復交通費がラーメン単体の数十倍になりますと、それなら近場で、と妥協してしまうのですが、この御殿場駅前の美味しさは、ちょっと思い出深いのです。

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【京都幕間旅情】祇園祭二〇二五,カスタマーハラスメントもプロバイダーハラスメントも良くない

2025-07-19 07:01:49 | 日記
■祇園祭の際に
 祇園祭の際に、帰路食事にちょっと鉄道で移動した際の話なのですが考えさせられる事が有ったのでひとつ。

 運転士の方が出てきて電車に対してフラッシュをたかないでくださいといわれた、焚いていないので焚きませんからご安心を、と返したのだけれども、焚いたでしょうといわれまして。5mほど距離があったのだけれど撮影画像を見せて焚いていませんと反論した。

 焚いていましたとだけ言われて二三やり取り、思わず、まわりの乗客の方に確認をしたが、光っていませんでしたよ、という証言だけ頂いた。それだけのはなし。鉄道会社の名前は伏せるのですが、場所は地下駅、複線区間だが後ろの列車の電線がスパークした訳でもない。

 カスタマーハラスメントをやめようという広告が昨今目立つのですが、運転士の側から、たいていないフラッシュについて文句を言われるというのは、プロバイダーハラスメントというもので、しかし反論するとダイヤ遅延に繋がるので何も言わず、睨まれたまま。

 プロバイダーハラスメントに反論すると、運行妨害になるという配慮をしたのですが、誤解を放置するというのも考えものでして、ああいう場合は、監視カメラにフラッシュが映っていない事、撮影した画像にも光っていない事をどこに投書すればいいのか、と思う。

 フラッシュは、ポートレート写真で逆光の時のみ、つまり毎月数枚使っている、毎月数千枚撮る写真はフラッシュは使わない、画面が平たくなるし、実際北大路機関掲載写真でフラッシュ焚いたのは、無い。2005年に掲載した清水寺の夜景写真に一回あるかもしれないが、20年くらい前に法観寺五重塔撮影に焚いた事があるような気がする。一部機種はフラッシュさえない。カスタマーハラスメント駄目、けれどもプロバイダーハラスメントも対策してほしいものだ。

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