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北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都幕間旅情】東寺,こうした日常の記録の膨大蓄積が最終的に玉石混交の一助となるのだろうか

2025-06-18 20:25:43 | 写真
■京都散歩日常風景
当時の日常風景と共にブログの話題をもうひとつ。

gooブログの間もなくの全面終了、寂しいものです。こう、いいますのも放置されているブログなどは自然消滅することとなるのですが、自然消滅するものの中には、恐らく消えた後で気づく重要なデータなどがあるとおもうのですよね。

日本人は活字好き、といいますか、日本語論文数の世界における論文数において、多数派ではないものの少数派でも決してない点、日本の新聞発行数の多さ、出版数の多さなどを見ますと分かる通り、文字にして残す文化はおおいのですけれども。

消えてしまう、このまま消滅するというのは、寂しいというよりも、活字文化衰退のようで、そこまで衰退してしまうと、日本の活力の根源、例えば今後少子化が解消した時代が到来しても、活力ある国にはならないのではないか、危惧して。

母国語で様々なことを調べることができるというのは幸いなことです、もちろん陰謀論や誤字脱字誤報虚報榴弾砲はたまにかなりの数で交じりますが。その一端はWeblogとはいわないけれども、すそ野を形成していることは間違いないでしょう。

2005年の自衛隊関連行事で、どの護衛艦が一般公開されたとか、はつゆき型護衛艦、はるな型護衛艦、しらね型護衛艦、たちかぜ型護衛艦などなど、元気に航行している様子などは、それだけで今日的には貴重なものではないでしょうか。

ビッグデータ、という言葉がありますが、これは個人を特定できないデータの総合体を示すもので膨大なWeblogデータとは合致しないものの、時事的な話題などについては、もちろん個人の主観には留意が必要ですが、一つの知識の総体だ。

SNSとWeblogを安易に一体化するにはちょっと一考の余地がありますけれども、独自研究など、比較的長文を載せやすいWeblogにはこうした要素を盛り込んだものもあり、すべてが書籍化され国会図書館で閲覧できるわけではないのです。

ブログ、まもなくgooブログでは新規立ち上げができなくなりますが、毎日のブログ件数の順位、いくつあるブログの内の何位です、という表示サービスの、gooブログ全体数をみると、いまでも毎日30から40のブログが増えている。

サービス終了に向けて脱出するブログよりも、新規に増えているブログの方が多いという、人口減少時代ならぬブログ減少時代に、もう破滅が見えているにもかかわらず陥っていない、ということが、ちょっと不思議にも思えてくるのですね。

ブログ数の増加は、そう、放置されているものも含めて減少傾向に至っていないものなのですから、このままでは消滅を待つばかりというブログが圧倒的に多いのです。しかし、YAHOOブログ廃止等を見る限り、基本的にそのまま消えてしまう。

著作権の問題がありますから、放置されている有用なブログデータをそのまま第三者が引き継ぐわけにはいかない事は理解しているのですが、玉石混交にあって、稀にでも玉というものはあるのだ、だから数が必要なのだ、とは思うのです。

成長というか、下流時代という言葉が二十年ほど前にはやりましたが、そんな甘いものではなく、個々人の方向性を掴みどころが無くなって散ってゆく、顆粒時代のようなものが、やってきてしまうのではないか、残念に思うのですよね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
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【京都幕間旅情】東寺,平安遷都時代からの古刹伽藍を見上げつつ考えるのは当面の課題

2025-06-18 20:00:11 | 写真
■北大路機関移転準備
東寺に行って参りましたのでその写真の紹介と共にgooブログ終了前の移転準備などについてのわだいを。

Weblog移転準備、北大路機関では現在進行中の移転準備について中間報告を。業者はつかわないつもりですが、移転先に移転できないデータの保存作業と万一の際のバックアップの作成に時間を要しているという段階です。

コメント機能について。移転先の北大路機関にもコメントの機能はあります、が、Gooブログとocnブログ時代に頂きましたコメントが全部消滅する事となりますので、これをバックアップで保存する作業が現在進行中です。

Gooブログとocnブログ時代に頂きましたコメントは決して少ないものではなく、また、コメント欄で補足してもらって、その上で記事全体の相互のファクトチェックの一助とするのがWeblogですので、なんとか保存したいもの。

コメントを移転先にもってゆく事は出来ませんが、“こういうコメントがあった”という記事を作成する事は出来ます、いますぐに移転してしまいますと、そのまま消滅してしまうデータですので、ぎりぎりになっても確実に保存したい。

Weblogそのもののバックアップデータですが、なにしろ写真データが多い。これ、移転用のデータ化ではなく、写真ごとコピーしているのですが、HTMLデータとして保存した場合でも、写真データと連接できない為、そのままでは無理で。

記事データは、どの写真がどの記事の何番に、という記録を含めて、Weblogは自分でデータをHTML化せずとも、ここに写真を載せて、という自動化により楽に記事を作成できる一方、移転する際のデータが大きいことの弊害が表れている。

移転作業に専念できればいいのですが、時間は有限で、第三北大路機関として将来独自運用するであろう創作サイトに14000字の話題を毎週二回か三回かと掲載していますので、その作業と、余暇の時間はそれで目いっぱいという最中で。

記事について。先行して移転した方の話として2024年と2023年の記事までしか移転できなかったので、それ以前の十数年分の記事は消去になります、というような話題を見まして、こういうことにはならないようにしたいなあ。

OCNブログ時代から有料ブログサービスを利用していますので、掲載できる写真データの大きさに余裕があり、そのために毎回一定枚数を掲載している、だからブログデータそのものが重い、簡単にこれを移動できるのか、という懸念がある。

バックアップはまさにここに備える為であり、最悪の場合は文字データだけでもしっかりと移動したいのだ、という。それはブログサービスというもの全体は既に斜陽の下り坂ですので、その先に、ブログサービスが全て終了した先も見越して。

gooブログへのOCNブログからの移転に際して、トラックバックデータは引き継げませんでしたし、また、一定文字数以上の記事は規定超過分が全て消去されているため、東日本大震災自衛隊災害派遣備忘録などはかなりが消えています。

東日本大震災災害派遣記録などは、大本が公的データですので原本を記録しているものとは考えるのですが、まあ、似たようなことがこのここにしか掲載されていない記事において発生する事の無いよう、時間はかかっても慎重に記録している。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【臨時情報-中東情勢】イランイスラエル戦争,イランが警告する全面戦争と理論上あり得ないイスラエル地上軍侵攻

2025-06-18 07:00:59 | 国際・政治
イランイスラエル戦争
 テヘランを脱出しようとする大渋滞の報道映像を見ますと心が痛みます。

 イラン政府は国営放送などへの攻撃を受け、イスラエルに対して全面戦争の可能性を示唆しつつ、全面戦争を回避するには停戦が必要であるとしてアメリカ政府と外相によるこうしょうを模索しています。一方で、イスラエルのネタニヤフ首相は、イラン最高指導者の排除も選択肢の一つである事を示唆していますが、全面戦争とはどういう状況でしょうか。

 イラン軍は散発的に弾道ミサイルで反撃しているようではあり、一部は着弾している景況が報道されていますが、イスラエル軍のアロー3迎撃ミサイルが威力を発揮しています。2024年のような飽和攻撃も行えておらず、散発的な反撃に留まっています。地上戦に持ち込めば、イラン亜国土が広い故にゲリラ戦の可能性があるものの、大きな課題が。

 イスラエルがイランに対して地上軍を侵攻させる可能性はほぼありません、それはイラン
とイスラエルの間にはイラクという緩衝地帯があり、また逆にイラン軍がイスラエルに侵攻するのも、イラクを占領しなければならず、選択肢としてあり得ない為です。もし仮に、1980年イランイラク戦争にイランが勝利していればあり得たのかもしれませんが。

 イラン最高指導部の排除、ネタニヤフ首相が間接的にハメネイ師の排除を示唆したわけですが、可能性として、イラン世論における対イスラエル感情は決して良いものではなく、それはイスラム最高会議が国民に強制している訳ではないという点を留意すべきで、最高指導部を排除しても、親イスラエル政権が樹立する可能性はありません。

 破綻国家化して長期的な内戦に突入する可能性、つまり1990年代のアフガニスタンのような状況に陥る可能性の方が高いでしょう。ただ、フーシ派支援やヒズボラとハマスといった、1979年イスラム革命以降、いまは故人となったホメイニ師が望んだイスラエルとの全面対決が実現した構図ですが、憎悪を煽っても幸せは来ないと実感する次第です。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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