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京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

令和二年度七月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2020.07.18-07.19)

2020-07-17 20:01:41 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 東京で新規感染者数の記録が更新される中ではありますが皆様いかがお過ごしでしょうか。今週末も自衛隊行事はありません。

 GO-TO-トラベル、GO-TOこのまま予定通りならばいよいよ来週の22日より開始されます、旅費の35%が負担されるということですので、ぷらっとこだま利用ならば京都から東京まで新幹線で6500円となる、往復でも13000円というなかなかに画期的な観光需要喚起兼惹起策です。しかし、現在の感染状況を俯瞰しますと第一波の再燃が懸念水準です。

 東京発着のGO-TO-トラベルは当面感染拡大を受け対象外となるようですが、旅行代理店を通じて新幹線と宿泊で考えますと、名古屋の知人曰く京都まで往復新幹線とホテル代込で8300円から、つまり往復新幹線運賃よりも安いお値段で宿泊税込の京都旅行が可能になるということでして、これは凄いなあ、と。百里基地や浜松基地に小松基地等も近く感じる。

 COVID-19感染が続く中では旅行の時機ではない、と思われるでしょう、実のところ当方も半分はそう考えているのですが、COVID-19はワクチン開発が年内にも見通しが立つ、という明るい報道も散見する一方、ワクチンが普及し予防接種により集団免疫が醸成され感染が終息に向かうまで、長い時間が、恐らくは来年や再来年では実現しないでしょう。

 大阪万博の2025年までは完全終息を願いたいものです、悲観的と思われるかもしれませんが、実際に感染し恢復した感染者の免疫は三カ月ほどで効力が消滅するとの臨床結果がありまして、一年間に三回以上感染する可能性もある。つまりワクチンが完成したとしても一年間に四回は接種しなければならない、日本では即ち5億回分確保する必要があります。

 観光業はそこまで長える事は厳しいでしょう、僅かに例えば政府や自治体がコロナ対策により隔離施設として大規模に借り上げ、ホテル業のみを存続させる選択肢はあるかもしれませんが、この他には限度があります。なにしろ補助金や補償金も税金ですので無限に支援するには相応の税収が必要となります。なにか、観光業を維持する方策を探すほかない。

 新しい生活様式、感染拡大防止には換気を徹底しつつ、社会的距離を保ち手洗い消毒とマスク着用を行うことで感染を防止できるという。しかし、社会的距離を鉄道で保つ場合には、僅かにコンパートメントを有する車両は存在しますが、なかなかに厳しいものがあります、イギリスBR車両のようなコンパートメントに乗降扉を有するものもありません。

 社会的距離にしましても、安全係数としては2mが絶対値であるはずが、商業施設などでは努力数値と誤解され、換気というものも徹底した施設では換気機械の所要時間を計るべく発煙装置を用いた実験を行っている施設も存在しますが、換気は確実に行っています、というアリバイ発言のための窓開け程度に留めている施設も、私見ですが、多い印象がある。

 消毒にしても厚労省やアメリカCDCが既に消毒の反応時間が数分、具体的には五分から六分を要する点が強調されていますので、そもそも確実に手洗いを行っているという方々は最低でも五分間手を石鹸の泡で覆っているのか、と問われますと、毎回一日六回30分は洗面台で手を洗っている、と胸を張って応じられる方は、実はかなり少数派ではないか、と。

 白衣や医療用ガウン、少し気恥ずかしいですがこの役割を担う外被を暑い夏でも頑張って着用し、ゴーグルかフェイスマスク乃至防護グラスを着用し、素手は避けて軍手等を着用する、その上でマスクと手洗いを行う、旅行のリラックスには程遠いものですが、日常の緊張度が高い分だけ、これでも気分を味わう、これがコロナ時代の旅行となりましょう。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭

・今週末の行事なし

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
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