ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「もう懲り懲りだ!」

2024-04-08 20:35:06 | 日記

☆10:45

先々週に入院した総合病院にまた来てます。千客万来で待ち時間が長く、暇つぶしに取り止めない記事でも書くとします。

今日来たのは術後の経過を確認する各検査と、「尿管ステント」を抜き取る処置を受けるため。

エコー検査の段階でドクターから「まだまだ石(破片)あるなあ」「流れんかったら再手術やな」と相変わらず辛口コメント。それが現実にしろ、もうちょいポジティブな言い方をして欲しいところ。

もう治ったと思って油断するなよっていうアドバイスなんだと、こちらは前向きに受け取ることにします。実際、これまで油断して来たツケでこうなってるワケだし。肝に銘じます。

それで検査はひと通り終了、あとはアレを抜いてもらうだけ。つまり今、チンコの先から器具を入れられる拷問を待ってる状態。

ああイヤだ。怖くて仕方ない。約10年前に



☆11:16

思ったより早く呼ばれて、今、処置が終わりました。

さっき書きかけたのは、約10年前に同じ経験をしており、痛いというより(もちろん痛いけどそれ以上に)例えようのない気持ち悪さがトラウマで、ホント怖くて仕方ないっていう心境。待ってる時間が短くて良かったです。

あえて擬音にすると「ツーン!」っていう痛み。チンコの中で、奥の方でツーン!って。熱くなくて、なんだか冷たい痛み。

いつぞや「尿道プレイ」っていうのがあると聞いたけど、信じられません。

信じられないけど、変態もそこまで突き抜けたら立派だと思う。同じ変態でも私なんかホント中途半端。やれ「おっぱいだ」「おしりだ」って、ただ精神年齢が低いだけで面白くも何ともない!💨 ツーン!!😭



ともかく、尿管ステントを抜いてもらって一段落……かと思いきや! 「来週また検査に来てもらう」だって。イビリなのか? ただの金儲けか?(血液、レントゲン、エコーのフルコースで毎回1万前後は取られる)

ステントを抜いたことによる感染症の有無と、破片の動きを確認するからと言われたら「分かりました」と答えるしかない。本当にムスコを人質に取られた気分。

もう懲り懲りだ!

今週、様子を見て、体調に異変が無ければ無視してやろうか?なんて思ったりもするけど、なにせ再発率の高い病気だから今後のことを考えると、やっぱ行くしかない。反対側の腎臓にも石があるし。

懲り懲りだと思うなら、本気で生活習慣を改善なさい。あんな医者と関わらないようにしなさい。そういう事でしょう。ホント肝に銘じます。

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『禁断の実の美女』

2024-04-06 20:35:03 | 探偵・青春・アクションドラマ

2時間サスペンスの代表格と言うべき「土曜ワイド劇場 (テレビ朝日系列) 」にて1985年に放映された、ご存じ『江戸川乱歩の美女シリーズ』第22弾!

説明するまでもなく私立探偵「明智小五郎」が活躍するエログロナンセンス・ミステリーで、1977年から’85年までの25作品で『非情のライセンス』の天知茂さんが、次いで’86年から’90年までの6作品で『新宿警察』の北大路欣也さんが、そして’92年から’94年までの2作品で『新幹線公安官』の西郷輝彦さんが明智探偵を演じてます。

まぁしかし、我々世代(少なくとも私)にとって明智小五郎は、天知さん以外に考えられません。



このシリーズにおける明智探偵は、なにせ天知さんゆえピシッと決めたスーツ姿だけど『非情のライセンス』の会田刑事みたいなニヒリストじゃなく、けっこうお人好しなナイスガイとして描かれてます。

原作では袴姿&もしゃもしゃ頭なんだそうで、後発の「金田一耕助」に与えた影響は少なくなさそうです。


そして今回、第1作から第19作まで五十嵐めぐみさんが演じられた明智の助手=文代に扮するは、当時バラエティー番組でも活躍されてたアイドル歌手の高見知佳さん(第20作〜第23作)。

ちなみに天知茂版の最終2作では藤吉久美子さん、北大路欣也版では佐藤万里さんと高見恭子さん、西郷輝彦版では星遙子さんが同じ役を演じておられます。


ついでに書けば、明智探偵と親しい警視庁捜査一課の波越警部役は元ドリフの荒井注さんだけど、ウケを狙いすぎて演技がクサいです。

あと、大和田獏さんが初代を演じられた「小林少年」役は小野田真之という、華も無ければ演技力もまったく無い(たぶん高見知佳さんのバーターでねじ込まれた)新人俳優で、主たるレギュラーはその4人。

しかしこのシリーズにおける主役は言うまでもなく、タイトルにもなってる“美女”を中心としたゲスト女優陣。なぜなら、必ず全員がおっぱいを見せてくれるから!

いや、さすがに全員はおっぱいを出してないけど(全員がおっぱいを出してたらキリがない)、少なくともヒロインとサブヒロインには必ずシャワーシーン、あるいは官能シーンが用意され(首から下は吹替えである場合が多いけど)、乳首&おしりの見学が100%保証されてる点が好視聴率の要因だったことは誰も否定しないでしょう。そうでなきゃここでレビューする筈がない!


乱歩先生の初期を代表する短篇小説『人間椅子』をアレンジした本作でヒロインを演じ、約束どおりシャワー&官能シーンを見せてくれるのは、当時27歳の萬田久子さん。



映画じゃとっくにヌードを披露されてたのに、今回は(カット割りから見て)首から下はどうやら吹替え。主演級のスター女優がそう簡単に脱がないことは我々も分かってるのに、それでもテレビにかじりつくんだから女性の裸がどれほど偉大かって話です。女体こそ究極のアート、そして我が人生。



で、その萬田さんのヌードを我々と同じ眼差しで凝視する、物陰に潜んだ怪しい男。眼だけクローズアップするとイケメン風だけど、正体はレオナルド熊さんです。



『人間椅子』は何度となくドラマ化、映画化、舞台化もされてますからストーリーは省略します。とにかく男という生きものの実態と、その哀れさを描いた世紀の傑作!



萬田さんはただ椅子に座ってるだけなのに、中に潜んでる熊さんにとっては至福のひととき。



原作に忠実なのは恐らくこのシチュエーションのみ。だけどこれこそが全てですよね。思いつきそうで誰も思いつかないアイデアだし、もし仮に思いついたとしても本気で小説化するのは乱歩先生しかいないでしょう。



とはいえ、ヌード描写が萬田さんの吹替えだけなら私はレビューしなかった筈。

こうして手間暇かけて記事にしたのは、萬田さん扮する女流作家のアシスタント=咲子役でゲスト出演された、森田理恵さんのシャワーシーンが素晴らしすぎるから!



これぞ女優の鑑! いや、今はコンプライアンスとやらで「俳優」と呼ばなきゃいけないらしいけど、男のシャワー姿に価値などあるワケ無いから「女優」としか呼びようがない。



今回も変態事務局対策で「見えない瞬間」のみを切り取ってるけど、実際はもちろん見えてます。

森田理恵さんのプロフィールは『警視庁殺人課』#04のレビューで紹介済みゆえ省きますが、本当に素晴らしい仕事をなさってます。



ほか、小田桐かほるさん、丸山秀美さんといった当時の若手女優たちが脇を固めてますが、なぜかおっぱいは見せてくれません。



その罰が当たって小田桐さんは殺され、丸山さんもこんな凝りに凝った仕掛けで(↓)処刑されそうになるも……



そこに死んだはずのレオナルド熊が現れた! その正体は言うまでもなく……



我らが明智小五郎! なぜわざわざ変装したっ!?

変装を華麗に解くことだけが目的の変装!

まさにナンセンスの極致!

だからこそ面白い! こういうことを大真面目にやるのが真のエンターテインメント。リアリズムなんかクソ喰らえ!! 女優なんかおっぱい見せてりゃいいんだワッハッハッ!!(県知事を辞任します。)

そんなワケでセクシーショットはゲストの萬田久子さんと森田理恵さん、そしてレギュラーの高見知佳さんです。

 

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