ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「ハリソン君の休日PART1」

2021-10-11 21:21:09 | 日記

 
病院の待ち時間等で暇つぶしに書いた、ただの愚痴です。ネットに載せるべきかどうか迷ったけど、介護の記録として残しておく意義はあるかと思い、載せました。興味なければスルーして下さい。吐き出せる場所がココしか無いのです。



☆10月3日(日)

先週、それまで使ってたスマホ(Android)はバッテリー交換が出来ないことが判明し、結局新品を購入することになりました。かくかくしかじかの理由により今なら5千いくらで買える機種(ちなみにソニーのXperia Ace II)があるというので、スペックに何のこだわりも持たない私としては安いに越したことなく、5千いくらで最短3年くらい使えれば何の文句も無いので即決断。

そういうシステムになってるんでしょうね。あの手この手で、とにかく新機種(今回はたぶん売れ残った機種)を買わせるように持っていく。まんまとハマるのはシャクだけど、まあ安いから良しとします。

ただ、機種が変わると使い勝手も変わってしまい、分からないことが色々出てくるから何度もショップに出向かなきゃいけなくなっちゃう。初めてガラケーからスマホに変えた時は使用説明書が付いてない事実に愕然としたし、今でもその理由がまったく理解出来ません。なんでなの?

この日は買い物以外は家にこもって身体を休めたかったのに、結局はそれで数時間を消費させられ、すごく損した気分。



夜は母が(背中が痛いから)居間の掘りごたつから出られなくなり、テーブル部分をズラして救出し、母を移動させる前に寝室の電灯をつけようと思って居間を離れたわずかなスキに、父がテーブルをひっくり返して乗ってた食器を派手に割ってしまい、私はまた怒号を発してしまいました。

認知症の人に対して怒っちゃいけない(怒ったところで当人は理解できない)っていう基本ルールはよく分かってるんだけど、積もり積もったストレスと、こうなることは予測出来たのに一瞬離れるくらいなら大丈夫だろうとタカをくくってしまった、自分自身の甘さ(そもそも先に食器をどかしておけば良かったのだ!)に対する苛立ちで、抑えが利きませんでした。たぶん、近所の住民たちが虐待を疑いかねないほどの声が出てたと思います。

こんなことが繰り返され、親は怒られた内容は覚えてなくても私に対する恐怖心や嫌悪感だけ貯めていくという悪循環。そして私自身にも罪悪感と自己嫌悪が蓄積されていく。これこそが認知症介護の地獄です。

で、母を寝室へ連れて行き、父のオムツを替えてまた寝室まで運んだあと、ひとりで割れた食器を拾い集め、掃除し、母の糞尿が染み込んだパジャマと下着(母はオムツを使ってくれない)を洗濯したあと、数日がかりで書いて来た『警視ーK』の記事をようやくアップ。



☆10月4日(月)

今、だいたい正午。朝、起きてまず父を居間まで運んでオムツを替え、母と二人分の食事を用意し、炊飯し、またもや糞尿が染み込んだパジャマと下着を洗濯し、ゴミ出しをし、速攻で朝メシを食らい、洗濯物を干し、まずはT病院へ。

先週、父のケアマネージャーさんの協力により何とか母に診察&検査を受けさせることが出来たので、その結果を(私ひとりで)聞きに来ただけなんだけど、待合室で待つこと約2時間。

午後からは父を市立病院へ(定期検診で)連れて行かなきゃいけないので、今、とても焦ってます。両親に昼メシを食わせる時間、そして自分が昼メシを食う時間は果たしてあるんだろうか?

ただでさえ待たされるのが大嫌いで、行列に並ばされるような店には絶対行かない私。この果てしない待ち時間がまた果てしないストレスに。だから病院って嫌い。大嫌い! 医療の現場が大変なのはよく解ってるつもりでも!



今だいたい12時半、会計待ち。2時間以上待たされた挙げ句、話はほんの2〜3分で終了。「では会計前でお待ち下さい」って言われて、思わず「えっ、お金取るの?」って言っちゃいました。

母の背中の痛みや食欲減退の原因は結局判んないまま、それとはたぶん関係ない肺(水が溜まってるらしい)の検査を勧められ、また来週連れて来ることに。こっちはどうすりゃいいのか分かんないから、言われた通りにするしかありません。

今なら要介護認定が取れるかも知れないので(母は今のところ要支援)、ついでにその診察もしてもらう事に。

来週の休日もまた、自分の時間が消えた……

会計まだかよ!? 時間が無いんだよっ!ಠ益ಠ



今だいたい14時20分。あれから会計(130円!)を済ませ、急いで吉野家さんに駆け込んでアタマの大盛り+お新香セットをかっ喰らい、帰宅して両親にメシを食わせ、干してた洗濯物を片付け、家の前に停めた車まで10メートルもない距離(階段含む)を10分以上かけて父を歩かせ、四苦八苦しながら助手席に乗せて市立病院へGO!

着いたら四苦八苦しながら父を助手席から降ろし、車椅子に乗せて受付手続き、レントゲン検査、体重&血圧測定に付き添う。いつもだいたい、この時点で私はヘロヘロになっちゃう。今日はもはや放心状態。さて、これから診察までどれくらい待たされるのか?



さすがに今回は予約してたから2時間待ちってことは無かったけど、それでも40分ぐらい待たされて、ちょうど15時頃に受診。だいたいいつも「経過はまずまず」「年齢を考えればじゅうぶん元気」「現状維持で様子を見ましょう」っていう話で終わり、あとは薬を貰って帰るだけっていうパターン。

四苦八苦して父をまた助手席に乗せ、帰りにガソリン入れてスーパーで買い物して、また10分以上かけて車から家まで父を運び(帰りは上り階段だからさらにハード!)、いつもなら居間まで連れて行くんだけど今日は父もヘロヘロ状態なので、寝室に連れてって布団に寝かせました。その方が夜のオムツ替えを省略できて私もラクなんです。

今、だいたい17時15分。あとは父のショートステイ(明日から3泊4日)の準備をすれば本日の仕事、ほぼ終了。しかしこれが毎回3泊分の着替えや薬を用意して鞄にまとめ、その内容を書類に全て書き込む(紛失防止のため)という作業でなかなか面倒くさい。

こうして私の休日は暮れていくのでした。疲れた……本当に疲れた!

『シン・エヴァンゲリオン』とか『007』シリーズの新作とか観に行きたいのに、しばらくは夢のまた夢です。



正直言って、心底ウンザリしてます。父がショートステイに行くようになり、オムツ交換などをしなくていい日が出来たことにより、しなくちゃいけない日がより憂鬱になっちゃった。前はこれを毎日やってたという事実が自分でも信じられない!

父に対する敬いの気持ちは、もはやありません。今は煩わしさと憎たらしさの方が完全に上回ってる状態。メンタル面がいよいよ崩壊寸前なのが自分で判ります。

こんな気持ちで介護を続けるくらいなら、いっそ完全に施設に預ける方がお互いの為かも知れません。いずれまたケアマネさんと相談して、たぶん、遠からず、そうする事になるだろうと思います。

私ごときには到底ムリだったと、認めるしか無さそうです。私の負けです。参りました。


 

コメント (8)
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