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ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『女子高生の無駄づかい』#01

2020-01-29 00:00:19 | TVドラマ全般










 
「若さ」という最大にして最強の武器を持つ存在、それが「女子高生」。刹那的なきらめきに溢れた“青春”をただただ無駄に浪費する女子高生=JKたちのハナクソレベルの日常を描く、超挑戦的コメディーが誕生!(公式ホームページより抜粋)

↑ と、いうような内容の新番組が2020年冬シーズン、テレビ朝日系列の金曜深夜「金曜ナイトドラマ」枠でスタートしました。

漫画家のビーノさんが「ニコニコ動画」への投稿から始められ、ウェブコミック配信サイトでの連載からコミックス発売、アニメ化、そして今回のドラマ化にまで辿り着いた人気作。

清々しいほどの「バカ」に岡田結実、ツッコミ系腐女子の「ヲタ」に恒松祐里、感情が死滅した「ロボ」に中村ゆりかが扮するほか、福地桃子、浅川梨奈、畑芽育、井本彩花、内藤理彩、町田啓太、大倉孝二etc…といったキャスト陣が脇を固めます。

いやぁ~ホント、実にバカげたドラマですw 数年前に同じ枠で放映された『オトナ高校』を凌駕するほどのバカっぷりで、良識派の皆さんにはソッポ向かれちゃうこと必至です。

けど、私はそういう作品が嫌いじゃないんですよね。いや、むしろ一番の好物かも知れず、下手すると今季ナンバーワン作品に選びかねない程です。連ドラのレビュアーは数多いても、これをナンバーワンにしちゃう人はまずいないでしょうw

たぶんアニメで観た方がすんなり笑える筈で、わざわざ実写化するには色々と(イメージが違うとか登場するイケメンたちが安っぽすぎるとか)リスクが多いと思うんだけど、アニメ番組と実写ドラマとじゃ視聴者層が違うだろうし、岡田結実さんはともかく恒松祐里さんや中村ゆりかさんの突き抜けたコメディー演技、特に中村さん渾身のヘン顔なんかは他作品じゃまず見られない(そういうサプライズは実写でしか味わえない)ので、やる意義は大いにあると私は思います。

ただ、この内容で60分枠はやっぱり長い。『サザエさん』的に短編の連作にはなってるけど、これといった筋がないだけに中弛みは避けられません。どうせ録画視聴だから2~3回に分けて観ればいいワケだけど、30分枠でギュッと詰まった内容なら私は確実にハマった筈で、なんだか勿体ないです。

そんなワケで皆さんには特にオススメしませんが、個人的には楽しめそうな番組で、期待してます。こういう作品がもっと評価されて、陰気なドラマばかりの現状が崩れてくれたら嬉しいんだけど、世間は相変わらずコメディに対して冷たいみたいです。

セクシーショットは、あだ名そのまんまの「マジメ」な女子高生を演じる、浅川梨奈さん。私は今まで知らなかったけど、グラビアアイドルとしてかなり名の売れた方らしく、今回の役柄とグラビアとのギャップに萌えざるを得ません。

ドラマ、映画、舞台と女優としての活躍も目覚ましく、ショートカットは本作に向けた役づくりなのかどうか分からないけど、ショートカット好きの私としては更に萌えざるを得ません。

「マジメ」は「ロボ」に憧れてる設定らしく、もし百合的な描写が見られた日には、究極に萌えざるを得ないと言わざるを得ません。
 

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「2020年冬ドラマ」―3

2020-01-20 20:20:08 | TVドラマ全般









 
☆『テセウスの船』#01(TBS系列・日曜夜9時枠)

出ました、日曜劇場の新作。東元俊哉さんによる人気コミックを映像化した作品です。

平成元年=1989年に起こった無差別殺人事件の犯人として逮捕された警察官(鈴木亮平)の息子(竹内涼真)が、なぜか2020年から'89年にタイムスリップ!

父親が捕まったせいで悲惨な末路をたどる家族の未来を変えるべく、涼真くんが事件を未然に防ごうと奔走するノンストップ&バックトゥザフューチャー・サスペンス!

冒頭、いきなり涼真くんの奥さん(上野樹里さん、出番これだけ!?)が出産と同時に亡くなっちゃう衝撃の展開、彼女が虫の息で「お父さんを信じてあげて」と涼真くんに言い遺す涙のお別れで掴みはバッチリ!

怪しさ全開でミスリードしまくる若き日のお父さんが、やっぱり無実だったんだと息子が確信する初回のクライマックスも感動的で、ツッコミ所は多少あれど楽しむことは出来ました。

次回以降は豪華キャスト陣による町の住民たちのいったい誰が真犯人なのか、そして涼真くんは果たして未来を変えられるのか、そのミステリー&サスペンスで最終回まで突っ走る模様です。

ムダのない展開と畳み掛けるテンポが功を奏したのか、かつて同じ日曜劇場で西島秀俊&香川照之が演じた類似ドラマよりも、ずっと面白く出来てると私は感じました。

が、いつも書くように、しょせんは他人が机上で考えたゲームに過ぎません。素直に乗っかれば楽しめるだろうし、だから何やねん?って考えちゃうとただ空しいだけ。

このテンポのまま最後まで突っ走れるとは思えないし、大河女優の樹里さんが開始5分ですぐ死んじゃう以上の衝撃は期待できないし、なにせ日曜劇場だから強引に泣かせに来るだろうし……だけどタイトルに込められた意味(全てのパーツを入れ換えて復元した船が果たして同じ船と言えるのか?)はちょっと気になるし、ここはとりあえず様子見でしょうか?

日曜劇場で2回目も観てみる気になったのはかなり久しぶりで、それだけでも大したもんです。原作の力なんでしょうけどw

セクシーショットは涼真くんの母親を演じる榮倉奈々さん。老けメイクがやけにチープで(やり過ぎた?)ちょっと引きました。


☆『麒麟がくる』#01(NHK総合・日曜夜8時枠)

言わずと知れた2020年度のNHK大河ドラマ。池端俊策さんの脚本で戦国武将・明智光秀(長谷川博己)の生涯が描かれます。

東京オリンピックを題材にした昨年の『いだてん』は史上最低の平均視聴率だったそうです。人気の戦国時代や幕末の話じゃない上、時系列を行ったり来たりする複雑な構成が年配視聴者に解りづらかった、っていうのが敗因として挙げられてますけど、私はそれよりも宮藤官九郎さんの作風がそもそも大河ドラマというフォーマットに合ってなかったのが原因、つまり「クドカンさんのせい」だと思ってます。

ぐだぐだと会話が続いてやたらめったら笑いを取りに来るあの作風は、朝ドラにはピッタリだけど大河ドラマとは食い合わせが悪すぎた。だから、正確にはクドカンさんのせいじゃなく『あまちゃん』の夢よ再びと甘い目論みを立てた、NHKさんの自業自得。

で、その直後に定番中の定番である戦国モノですから、今度は手堅く当てに来たと揶揄されるのも必至。とはいえ作品のラインナップは数年前から決まってた筈で、ある程度『いだてん』の苦戦も予測し、その保険を用意しておいたって事なんでしょう。

それでいいんじゃないでしょうか。やっぱり大河ドラマは戦国時代が一番しっくり来るし、だからといって毎年それじゃ飽きちゃうからたまに変化球も挟んでいく。その繰り返しで良いのだと思います。

今回コケても次で当てればいいなんて、そんな贅沢が許されるのは地上波じゃNHKさんだけでしょうから、どんどん冒険して失敗して頂きたいです。

今回の『麒麟がくる』は沢尻エリカ様のお陰で話題性バツグン、長谷川博己さん演じる光秀も海外アーティストによる音楽もやたらカッコいいし、ヒロインの門脇麦さんは可愛いしで、ある程度のヒットは約束されたもんでしょう。

明智光秀に関してはあまり資料が残っておらず謎が多いとのことで、いかようにも創作できる利点も大きいかと思います。史実との違いをあげつらう無粋な輩が世の中(特にネット社会)には多いですからね。

史実なんてその時代に生きてた人しか知らないワケで、残された資料が正確かどうかの保証もない。つまり全ては想像の産物でしかないのに「事実と違う」だの「あり得ない」だのと、よく恥ずかしげもなく言えるもんだと思います。そんな外野の声に惑わされることなく、存分にカッコいい光秀を描いて頂きたいです。

いつものように豪華キャストが揃うなか、賛否両論まちがいなしの「織田信長=染谷将太」も仕上がりが楽しみです。合ってる合ってないで言えば絶対合ってないけどw、その似合わなさ具合を楽しむのも大河の醍醐味であろうと私は思います。

セクシーショットはもちろん、突然のピンチヒッターで注目度ピカイチの濃姫=川口春奈さん。実力はもちろんのこと、こういうチャンスが舞い込む運を「持ってる」彼女がどう化けていくかも楽しみです。
 
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「2020年冬ドラマ」―2

2020-01-19 21:00:35 | TVドラマ全般









 
☆『10の秘密』#01 (フジテレビ系列・火曜夜9時枠)

離婚を切り出された建設確認検査員の主人公(向井 理)が1本の電話と娘の誘拐をきっかけに、関わりを持つ人間の“秘密”を否が応でも知ってしまう過程を描いたサスペンスドラマ。

主人公を含め登場人物全員に裏の顔があり、なにか重要な秘密を持ってることを匂わせるだけ匂わせて、何ひとつ答えを示さないまま次回へと引っ張る、究極に「あざとい」ドラマ創り。ここまで徹底してるとむしろ清々しいですw

隠されると知りたくなるのが人間の性ですから、ついつい引っ張られて観ちゃうんだけど、知ったところで大した感慨は無いのが眼に見えてます。所詮は他人が机上で考えて作ったゲームですから。

でも観てる間は楽しめますから、暇潰しにはもって来いかも知れません。時間が有り余ってる方にはオススメしておきます。

ポートレートは誘拐される娘を演じる山田杏奈さんと、保育士役の堀田茜さん。ほかに仲間由紀恵、仲里依紗、渡部篤郎、佐野史郎、名取裕子、といったキャスト陣が脇を固めておられます。


☆『恋はつづくよどこまでも』#01(TBS系列・火曜夜10時枠)

円城寺マキさんによる少女漫画を映像化したラブコメディ。

恋に恋する女子高生(上白石萌音)が道端で心臓発作を起こした主婦を見つけ、アタフタしてたら通り掛かりのイケメン医師(佐藤 健)が全てをズバッと解決。

運命を感じた女子高生はイケメン医師と再会すべく看護師を目指し、みごと同じ病院に配属されるも、彼は「魔王」とあだ名されるほどの毒舌ドS野郎だった!

私にとっては究極にどーでもいい話なんだけどw、上白石萌音さんのハツラツとしたお姿を拝見すると癒されるので、それだけを目的に観ました。

人の生死を扱う職場でラブコメをやっちゃう不謹慎さに対する批判は、当然ながら覚悟の上だろうと思います。実際、そんな自分に疑問を抱くヒロインの葛藤も描かれて、そこはちょっと安心しました。

けど、それだけにヒロインが弾け切れず、笑いを取るところまで行ってないのが残念なところ。笑えなければごく普通のお仕事ドラマ、しかも今シーズン5本も被ってる(!)医療ドラマの1本に過ぎず、そもそも企画に無理があったと思わざるを得ません。

水着グラビアはヒロインの同僚ナースを演じる吉川愛さん。ほか、平岩紙、ミキ、瀧内公美、片瀬那奈、香里奈、蓮佛美沙子、山本耕史、といったキャスト陣が脇を固めておられます。


☆『病室で念仏を唱えないでください』#01(TBS系列・金曜夜10時枠)

こやす珠世さんによる医療マンガを映像化した作品。同じTBS系でコミック原作の医療モノ、しかもコメディータッチの作品が2本被ってるという、笑うに笑えないネタの枯渇状態が、まず破滅です。

とはいえ、もう医療モノは観ないつもりだった私が初回だけでも観てみる気になったのは、コメディータッチだからこそ。

やはり今シーズン放映中のフジテレビ系列(木曜夜10時枠)『アライブ/がん専門医のカルテ』みたいに泣かせる気マンマンの感動系は、どんなに質と評判が良くても私はパスします。

しかしホント、日本のTVドラマはそのうち全部医療モノになっちゃうのでは? もう既にお腹いっぱい、せっかく好感触だった『トップナイフ』も続けて観る気が失せました。確実に自分の首を絞めてますよ、テレビ業界の皆さん方。これでいいと本気で思ってるんですか?

で、この『病室で念仏を唱えないでください』は、なぜか僧侶(伊藤英明)が救急医を兼業してるという、これまた思いきった変化球。

よっぽどネタが無いんだなと冷笑するのは簡単だけど、人の生死を扱う職場を宗教の観点から考えてみるっていうのは、これまで有りそうで無かったユニークな発想かも知れません。

僧侶と医者の兼業っていうのが現実にあり得るのかどうか分からないけど、両者が切っても切れない関係にあるのは確かですから、それほど突飛な設定でもないと私は思います。

ストーリー自体は、腕は確かだけど人間として未熟な主人公が、救命の現場で揉まれながら医者として僧侶として成長していく青春ドラマであり、悟りきった坊さんが説教を垂れるような話じゃなくて安心しました。

主人公にとって障壁となりそうなエリート医師(ムロツヨシ)等、本当に必要なのかどうか判んないキャラは何人かいるけど、その辺はあと何話か観ないと結論は出せません。

私はたぶん(医療モノは飽き飽きなので)もう観ないけど、決して悪くないドラマゆえ一見の価値アリ、とだけ書いておきます。

足の裏&脇の下ショットは新米ドクター役の松本穂香さん。ほか、中谷美紀、唐田えりか、宮崎美子、余貴美子、萩原聖人、堀内健、泉谷しげる、といったキャスト陣が脇を固めておられます。
 

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「2020年冬ドラマ」―1

2020-01-15 22:22:12 | TVドラマ全般






 
☆『知らなくていいコト』#01 (日本テレビ系列・水曜夜10時枠)

大石静さんによるオリジナル脚本で、スクープを狙う週刊誌記者の吉高由里子さんが、自分自身に関する人生最大のスクープにぶち当たり、悪戦苦闘するというお話。

映画評論家の母親(秋吉久美子)が病死する寸前、ヒロインに言い遺した言葉が「あなたの父親はキアヌ・リーブスよ」っていうw、なかなかぶっ飛んだ幕開けにワクワクしたのも束の間。

ヒロインが自らの出生を調べていくと、どうやら本当の父親(小林薫?)は連続殺人犯として服役し、出所したばかりの男だった!という、ミステリーとしては凡庸な展開になって超ガッカリ。

誰が父親でも関係ない!って言ってプロポーズしてくれた筈の恋人(重岡大毅)が「やっぱり殺人犯の子供は作れない」とか言って(まだ真相がハッキリしてないのに)婚約を撤回するなど、十字架を背負わされてしまったヒロインの苦難が描かれていく模様です。

結局キアヌの件は我々の興味を引く為だけのネタだったのか、あるいはもう一捻りあるのか知る由もないけど、少なくとも実名を出してる以上(いくらキアヌが寛大な人でも)本当にヒロインが隠し子だったり、ご本人がサプライズで出演してくれるようなことは有り得ない=今後はごく普通のミステリー(プラスお仕事ドラマ)になっちゃうこと必至なので、私が観続ける理由は見当たりません。

おしり画像はヒロインと同じ編集部の記者を演じる関水渚さんです。


☆『ランチ合コン探偵/恋とグルメと謎解きと』#01(日本テレビ系列・木曜深夜枠)

恋にもグルメにも謎解きにも全く興味が無い私ですが、ショートカットの山本美月さんが可愛いもんで観ちゃいました。水生大海さんの推理小説を映像化した深夜ドラマです。

本当に、変人キャラを演じる美月さんとその相方=トリンドル玲奈さんの可愛らしさ以外、私の眼を引くものは何もありませんでした。

内容としては主役2人が「ランチ合コン」で出逢ったイケメンたちと、グルメランチしながらの会話を通して、彼らの身辺で起こったミステリーの謎を解いて行くという、これまた女性視聴者の嗜好しか念頭にない(そして原作者があからさまにドラマ化を狙って書いた)もので、私が続けて観る理由はどこにもありません。そうと分かってて観ましたw

ただ、殺人が絡まない日常のミステリーには新鮮味があり、これがもし気楽に観られる30分枠だったら、息抜きに観るには悪くない番組になったはず。よっぽど興味が無いと観る気になれない1時間枠なのが、実に惜しいです。


☆『トップナイフ/天才脳外科医の条件』#01(日本テレビ系列・土曜夜10時枠)

天海祐希さんが主演ということで観てみました。医療モノって、久しぶりに観ると面白いですねw

私がこのジャンルを無視するようになったのは決して嫌いだからじゃなく、あまりに量産され過ぎて単純に飽きちゃったから。それは刑事モノにも言えることだけど、あっちは隈なくチェックするのが私の仕事だから仕方がないw

この『トップナイフ』はドクターXみたいに極端なキャラクターが登場せず、かと言って号泣必至のヒューマン路線でもなく、これといった特長が無いせいか「普通すぎる」と世間じゃ不評(打倒ドクターX的なタイトルが裏目に出た?)みたいだけど、私は逆にそのノーマルさにこそ心地好さを感じました。

つまり、医療ドラマ本来の面白さって、西部劇みたいなキャラクターとか病院内の醜い権力争いとかじゃないんじゃないの?と。医者と患者が病気や怪我とどう向き合い、それを乗り越え(あるいは挫折して)どう変わっていくかを見せるドラマであるべきじゃないの?と。

天海さん扮する脳外科医は優秀だけど決して「私は失敗しない」と断言するような自信家でもなければ天才でもなく、あくまで長年の経験と努力で腕を磨いて来た人。

ライバルのポジションにいる椎名桔平さんや他の医者たちも同様で、現実にこういう人っているだろうなと思わせてくれるキャラクターです。

ドキュメントタッチってワケでもないけど必要以上に話を盛らない、昭和の刑事ドラマに例えれば『ジャングル』みたいなリアリズム&ハードボイルドな作りが、ガチャガチャしたドラマが苦手になりつつあるオジサンには心地好いワケです。

だから、エンディングのミュージカル風ダンスは要りませんw かつて『女王の教室』でもやってましたから、たぶん天海さんのアイデアなんでしょうね。視聴者に地味な印象を与えない為の戦略かも知れないけど、リアルな世界からいきなり「つくりもの」丸出しの世界になって、観てる側は逆に醒めちゃうからやめた方がいいと思います。

まぁダンスはともかくとして、私はけっこう初回を楽しめました。それはたぶん前述の通り、医療ドラマをかなり久しぶりに観たからっていうのが大きくて、今後も視聴を続けていくかどうかは微妙なところ。他に面白い作品が現れなければ、消去法で残るかも知れません。

セクシーショットは研修医役でレギュラー出演されてる、広瀬アリスさんです。
 
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『遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます』

2019-12-26 00:00:05 | TVドラマ全般









 
私はクドカンさんの信者じゃないし、エンケンさんのお顔も見飽きてるんだけど、こういう企画なら興味をそそられます。2018年秋にWOWOWプライム月曜深夜の30分枠で全7話が放映された、これは言わば実験ドラマ。

毎回2幕構成になってて、遠藤憲一さんが人情派刑事=諸井情に扮して連続猟奇殺人事件を捜査するサスペンスドラマ『諸井情の事件簿』を普通のキャスティングで普通に撮影した約10分間が第1幕。

ところが助監督のミスによりすぐに撮り直さなきゃいけなくなるんだけど、共演者が帰ってしまった後で代役を探すしかない。

そこにタイミング良く現れたスター俳優(初回は小栗 旬)が代役を引き受け、同じ脚本、同じ演出で撮り直された約10分間が第2幕。

つまり同じストーリーを同じ監督が撮っても、演じる役者が替わればこんなに違って来るという実験。

同じ脚本と言っても、役者さんに合わせて宮藤官九郎さんが「あて書き」するから微妙に(それも笑わせる方向に)変わって来るし、さらに役者さんがアドリブを加えるからほとんど別物。

それを主役=遠藤憲一さんがどう受けるのか、実はかなりの「ゲラ」だというエンケンさんがどこまで我慢し、どのタイミングで吹き出しちゃうかが最大の見所になってますw

小栗旬くんに続くゲストの顔ぶれは、#02が仲 里依紗&加藤 諒、#03が高畑淳子、#04が野村周平、#05が水野美紀、#06が高嶋政伸、そして#07=最終回が桃井かおり、という豪華メンバー。

まず最初に感じるのは、やっぱりスターの並外れた存在感。無名の役者さんが演じた役をそのまま演じるワケですから、オーラの違いがより際立つワケで、やっぱり売れる人には売れるだけの理由があるんだってことを思い知らされるし、前座の役者さんたちがちょっと気の毒にも思えて来ます。(とはいえ彼らにとってこれほど『勉強』になる機会も他に無いかも知れません)

特に、登場しただけで場面をさらっちゃう小栗旬くんの格好良さ、加藤諒くんや高嶋政伸さんの顔面力w、高畑淳子さんや桃井かおりさんのカリスマ性などはまさに唯一無二、作品のカラーをがらりと変えちゃうパワーがあります。

そんなゲスト俳優たちがどんな風に役作りしてキャラクターを自分のものにするか?をエンケンさんとクドカンさんが見て勉強し、一発勝負の撮影でセンスとテクニックを試されるゲスト俳優自身もまた、あらためて演技というものを勉強するワークショップ的な番組でもあります。

同時に、私みたいに映像作品を創った経験がある者からすれば、各スターの持ち味を活かすために脚本家がどれほど工夫を凝らしてるかっていう勉強にもなるし、もちろんこれから俳優や脚本家を目指す人にとっては全てが勉強。

そういう意味じゃ玄人向けの番組なんだけど、前述のとおりクドカンさんがちゃんと笑えるようにアレンジしてくれてるし、エンケンさんやゲストたちが堪えきれずに笑っちゃうNG集的な面白さもあるから、よっぽどコメディが嫌いな人でなければ確実に楽しめるかと思います。

個人的には、エンケンさんを「お前」呼ばわりしてコキ使うFBIの鬼捜査官=高畑淳子さんと、胡散臭すぎるサイキック捜査官=高嶋政伸さんの振り切った演技と顔芸、それを見て完全に崩壊しちゃうエンケンさんの芝居がツボでしたw

また、コメディは初挑戦という野村周平くんの意外なお笑い志向や、誰よりもクドカンさんの脚本を尊重し、忠実に演じられた桃井かおりさんの謙虚さ等、こういう企画でないとなかなか出来ない発見も楽しめました。

ゆくゆくは地上波でも放映されるかも知れないけど、とりあえずDVDを買うなり借りるなりすればいつでも観られるし、WOWOWに加入されてる方なら再放送、そして多分シーズン2もありそうなので、チェックをお勧めしておきます。
 
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