ミーシャのひとりごと

数あるブログの中 訪問してくれてありがとう。
蒜山高原や大山などの風景写真を撮りながら
田舎暮らしを楽しんでいます。

白花の花木と赤松池

2020-06-09 08:17:15 | 蒜山・大山
     
               こんにちは~♪ 

今日も爽やかなお天気! 
 
さて 今日のドライブは何処へ~~と。
張り切ってお弁当を作り さぁ~ 出発!!
まずは いつものコースで蒜山へ


三木ヶ原,「白樺の丘」横 駐車場前広場の
大きな 『エゴノキ』




エゴノキは日本中のどこの雑木林でも見られる
エゴノキ科の落葉高木。





普段は見過ごしてしまう木ですが,
新緑の美しいこの季節になると
枝先いっぱいに鈴のような白い花が咲きます。




レンズをズームして観ると・・・
この美しい姿から「森のシャンデリア」とも称され
ピンク花種の「ピンクチャイム」などもあり,マイホームガーデンの
シンボルツリーとして人気のある花木。




写真左上の木は 
大木に成長している落葉高木の 『ハリエンジュ』  
別名ニセアカシアともいいます。





高木なので,花が咲いていても気づきにくいけれど
下からレンズをズームして見上げると
マメ科らしい白い房状の花が沢山咲いています。
そうそう
一般に ”アカシア蜂蜜” として売られている蜂蜜の蜜源は
このハリエンジュだけれど 知ってる~?





蒜山から御机を通り,
大山環状道路下方の岸本江府線を北に向け 『大山ヒルズ』




大山ヒルズは 
大山を正面に望み,眼下に美保湾を眺められる
絶景の場所にある 競走馬トレーニングセンターです。
情報によると
中央競馬で活躍する名馬たちが,トレーニングのため
この地を訪れることもしばしばあるそうですよ~
でも
敷地内は立ち入り禁止で,
一般観覧はしていないのが 残念だけれど。。。



付近は大山ペンション村で
いつもなら素通りする所ですが,敷地内にバラ園があると知り 
もしかして 誰か職員の方がおられたら
バラだけでも観させて貰えるかも・・・ と,寄ってみましたが
残念ながら閉まっていて 人影もありませんでした。
厚かましく 門扉越しにちょっと覗くと
バラのアーチが見えたので,その奥にバラ園がありそうでした。。。





ここまで来て時間はまだ10時過ぎ
先の行く当てもなく,ナビを見ながらプラプラと大山の山裾を下り,
道沿いに咲いているウツギの花を眺めながら
初めて行く大山町の 赤松池 へ。。。




『ウツギ』
山野のどこにでも見られる
アジサイ科 ? ウツギ属の落葉低木





5月から6月にかけて咲くこの白い花は 清楚な佇まい。
見頃を過ぎた花弁は 
雪が降った様に路面に積もっていました。




こちらも野山でよく見かけるスイカズラの花



大山町の赤松池



先日行った大山レークホテルのある大野池より広く
周りの山並みは低くで,明るく開放感がありました。




池の中には小さな社が 





立て看板の ”赤松の池伝説” によれば
昔,松江の殿様に仕える松浦頼母という長い間子供に恵まれない家老いて,
赤松池大明神にお参りしたところ 女の子が生まれ,お初と名付けられました。
美しい娘に成長したお初は藩主松平候の目にとまり,妻にと要求されました。
これを知ったお初は大変悲しみ,お城へ召される前に
自分が生まれるように祈った赤松池大明神へお参りしたいと頼みました。

当日お初が赤松の池の水で髪をすくと,彼女の髪がみるみるうちに伸び,
池の中心へと導びかれ,お初の姿が消えてしましました。
それに驚いた殿の仕えが,お初に出て来るように頼むと,
お初は下半身を蛇の姿に変えて現れました。
実は 
お初の正体はこの池に住む大蛇で,
あまりに子を願う頼母をあわれに思い 人間の姿に変えていたのです。

それ以後 二度とお初の姿を見ることはなく
お初に祈りを捧げると幸福が訪れると言われ,
今でも龍神様として信仰されて
干ばつの年には雨乞いの祈願に遠方から参拝客が訪れるそうです。




池のほとりにひっそりと咲くウツボグサ
シソ科の多年草




池前の芝生広場には桜の木が多く,
春には地域のお花見場所になっているようです。
また 傍にはカヌー倉庫があったので,
カヌーを楽しめることが出来るようでした。



そんなことで
ここでランチをするのは 少々気が進まず
蒜山まで帰えり,
晴れやかな あのエゴノキの下で 遅いお昼にしました





 

         

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