ミーシャのひとりごと

数あるブログの中 訪問してくれてありがとう。
蒜山高原や大山などの風景写真を撮りながら
田舎暮らしを楽しんでいます。

道の駅巡りと龍頭ヶ滝

2017-07-01 17:16:14 | 中国地方の道の駅
     
               こんにちは~♪

今日から7月。
梅雨とはいえ、朝夕は少し肌寒いような気温でしたが
先日からの雨で湿度が上がり、7月に入った途端に 
一気に蒸し暑くなりました~~ 

さて今日は 滝への挑戦に三度目でクリア出来たお話し。^^
出かけた滝は島根県の龍頭ヶ滝。

島根の出雲神話 八岐大蛇退治伝説の話から
須佐神社に祀られている須佐之男命がヤマタノオロチを退治するとき
クシナダヒメを佐草の里の大杉(奥の院)を中心に八重垣を造って
かくまっていたと云われる八重垣神社。
そのヤマタノオロチが隠れていたと云われる龍頭ヶ滝。

説明を聞きながら TV を観ていると、
水が流れ落ちる滝の後ろ側に開けた洞窟が映し出され
神話とは云え、如何にも真実のようなそれらしき所を観ていると 
実際に行って見たくなりました。

そもそも滝は地形的にみても高くて険しい所にあることが多く
大山滝への苦い失敗もあって、容易くは行けない所と半ば諦めでしたが、
そこまでも厳しくなさそうで、出かけてみることに。。。

龍頭ヶ滝 へは
春先から2回も行っている須佐神社よりは少し手前に位置し、 少々慣れた道。
横田を通り、雲南市吉田町で 田部家土蔵群 を散策し、
途中の 掛合道の駅 でスタンプを押し、目的地の龍頭ヶ滝へ。





田部家(たなべけ)の土蔵群






室町時代にたたら製鉄を始め、
松江藩の9鉄師の筆頭を務めた田部家。





文書蔵、道具蔵など その数は10を超し、
なまこ壁のどっしりした造りは 当時の繁栄を物語っています。













石段から向こうは現在も住まわれている田部家の住宅。







吉田町の中心部の町並みは、
鉄山経営者の 「田部家」を中心に、たたら製鉄の町として栄えて来ました。






この写真は2009年8月 8年前の小雨の日。







鬼瓦ではなく、中心に恵比寿さんが。。。 




散策もそこそこに  掛合に向けて出発。






雲南市掛合町 掛合の里道の駅 でスタンプ帳へスタンプ!
傍のお店で吉田の銘菓 「公園飴」と「プリン饅頭」を購入。

後から知ったのだけれど
この銘菓の老舗は 吉田町まち並みの中 「鉄の博物館」近くにあったようです。




「公園飴」は、琥珀色の趣き深い味で
ゼリー・飴・羊羹を合わせたような食感。
真夏のティータイムに
涼やかな器で冷やして食べたい和のスィーツ。




ノスタルジックな琥珀色。
子供の頃の懐かしい ほのかな ぎょうせん飴の味でした。
素朴で上品な甘味です。^^

「プリン饅頭」は早々と食べてしまい、写真がありません。
プリンと同じ材料を使った皮で餡を包んだ和菓子。
しっとり皮でカラメルの味が美味でした。




車は本来の目的地の 龍頭ヶ滝 へ




上の駐車場に車を置いて どんどんと歩き下ります。
 
途中の立て看板には「クマに注意!」  「蜂に注意!」だなんて
まだなの~~ また途中で諦めるの~~ って、
夫と顔を見合わせ  心細い思いで歩くこと暫し。。。

やっと 見えました~~   龍頭が滝 !!




想像に反して 
水量は少なく、滝壺も浅くて小さかったです。
滝の落差は40m。




龍頭ヶ滝は滝谷川にあり、上流部の雄滝、下流部の雌滝からなり
この流域にはオオサンショウウオが生息しているそうです。





左端の石段を上がると 奥行きの浅い洞穴となっており
滝観音が祀られていました。





洞穴内部から滝を眺めることの出来る滝で 「裏見の滝」と言うそうです。

龍頭ヶ滝は掛合町にある瀑布群の中の一つ。
この瀑布群は 龍頭八重滝 (りゅうずやえだき)といわれ、
八つの滝からなり、日本の滝百選に選定されています。

「裏見の滝」という、水の流れ落ちる滝を裏側から見ることができ
冷や汗 と 満足の滝見物でした。

それにしても TVで見た滝への道とは  全く違っていました。
これも後から分かったことですが 
滝への道は上からと下からの2つのルートがあって
ナビは上からのルートを指示したのでした。 

ナビがあると地図無しで何処へでも行けますが
出発地から目的地をいきなりセットすると
とんでもなく狭くて険しい山道を通らされることがあるので要注意!
教訓 !! 
特に山間部を通る時は 距離優先にしないで 
地図を見ながら一般道を数カ所に分けてセットする方が安心。




ここから U ターンして
帰る方向で まだスタンプを押していなかった
道の駅「奥出雲おろちループ橋」を廻って帰ることに。




出雲坂根駅
一気に高地に上がる為
木次線はスイッチバック式に、車はループ橋で。











奥出雲おろちループ橋を上り切ったところ(2014年5月2日撮影)
左の建物は道の駅、
手前右側に「鉄の彫刻美術館」があります。

島根県仁多郡奥出雲町のおろちループ橋は
二重ループ区間を7つの橋で構成されていて、
日本にあるループ橋の中でも完全な二重円を描いているのは、
ここ 『奥出雲おろちループ』 だけだそうです。
この辺り一帯は 『もののけ姫』 にも登場するたたら製鉄で栄えた地。
ループ橋は出雲神話のヤマタノオロチをイメージした造りになっていて
トンネルの出入り口にオロチの目や
天に舞い上がるオロチのオブジェなどがあります。




この橋の上からの眺めは大絶景ですよ~
以下の ↓ 二枚は
2012年11月に 橋の上から撮った晩秋の絶景風景











道の駅・おろちループ橋
スタンプ帳に三カ所目最後のスタンプを押して
時計は午後1時過ぎ。





向こうに見える建物は 「鉄の彫刻美術館」
ここから通い慣れた道を2時間かけて ゆ~っくりと帰路に着きました。

因みに 二カ所目のスタンプは 
新しく出来た雲南市吉田町の 道の駅 『 たたらば壱番地 』 で。
昼食は ここの 「レストランむらげ 」 で
地元産の食材を使ったランチでした~~♪




毎度 長くなりましたが、最後までご覧いただき
ありがとうございました。
 


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