人出の多い週末を避けて先週の金曜日に大山へ
紅葉ドライブをしてきました。
パレットをひっくり返したように、色とりどりに鮮やかに彩られ、
目を奪われるような景色でした。
お天気は良く、気温も高く絶好の行楽日和でした。
・・・・日頃の行いがいいからかな~
上の写真は大山の鍵掛峠から写しました。
写真ではわかりにくいですが、
人垣の向こう側のナナカマドの木の紅葉はすばらしかったです。
何故「ナナカマド」と言う名前が付いたと思いますか?
それは、七回 かまどの中に入れて燃やしても、燃えない位水分の多い木で、
「ナナカマド」という名前が付いたそうです。
植物の名前には、本当に気の毒なような名前が多いですね。
名前の付けられた由来を考えてみるとおもしろいです。
気の毒な名前の一つに「地獄の釜の蓋」というのがあります
よく見ると 可愛らしい草花なのね。
天然ブナ林の中を上がっていきます。
確か 日本の数少ない天然ブナ林の自生地の一つで、
ブナの木は寒いところでしか育たないと 聞いたことがあります。
秋田県の白神山系は有名ですよね。
ブナの木々には 大変保水力があり、
幹に耳を当てると 水を吸い上げる音が聞こえそうです。
山麓には、サントリーの水工場が出来るくらい
美味しい水がたっぷりと蓄えられているのでしょう。
ここは 天然ブナ林の南限だそうですよ。
でも 残念なことに地球温暖化の影響を受け、
以前に比べ、この天然ブナ林も傷んできているそうです