井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

北大苫小牧研究林の花9ミツバベンケイソウなど

2014年09月10日 | 日記


ミツバベンケイソウ。ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属。
渓流沿い、河原などに生える。
葉は数段にわたって3輪生する。稀に4~5枚輪生するとされるがこの株5枚が輪生している。
小型の株では対生になることもあるというから、5輪生のこの株は栄養豊かな大型株ということになる。
葉は肉厚で低い鋸歯がある。



トンボソウ。ラン科トンボソウ属。
山地で比較的繁殖力が強く密生することもある。
「ラン」というと多くの植物愛好家は目の色を変えるが、トンボソウは緑色のあまり目立たない花ということもあり、ラン愛好家の評価は低いという。



オオバセンキュウ。セリ科シシウド属。
大型のセリで葉は1~2回羽状3出複葉。小葉は細長く、葉は節ごとに屈曲する。(かくかくと曲がる感じ。)小総苞片は糸状。花序はドクゼリに似る。
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