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ヤマボウシの樹皮。ミズキ科ヤマボウシ属。
若木の樹皮はくすんだ褐色で平滑系、小さな皮目が散らばる。
成木になると樹皮は不規則に剥がれ、まだら(斑)状になる。緑色の部分も見え、プラタナス同様光合成をするらしい。
材は硬く割れにくいので鎚や農機具の柄などに使われた。カンジキの後輪に適していると言い、クロモジの前輪と組み合わせると雪崩にあっても壊れないという。
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ヤマボウシの芽吹き。
2枚の芽鱗を開き、用意されたシュートを伸ばしていく。「シュート」は「1本の茎とその茎につく葉などをまとめて」シュートという。「苗条(びょうじょう)」という訳語もあるが余り使われていない。
葉だけのものは「栄養シュート」と言い、花、花序の場合は「生殖シュート」と呼ぶ。1年間に伸びる枝ということもできる。
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ヤマボウシの葉。
ヤマボウシの葉は広楕円形~広卵状楕円形で先はとがり基部は円形、縁は全縁で波打つ事が多い。
側脈はミズキ同様カーブして縁には届かない。裏面の脈腋には褐色の毛叢がつく。
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