井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

ダケカンバの翼果と果麟。

2024年07月19日 | 日記


ダケカンバの果実は種子の両側に膜質の翼がつく翼果。シラカンバと比べると翼はずっと短い。種子の翼は風散布のためのもので、翼が小さいのは長い距離の散布を期待していないということ。高原に生育し、高原から離れたくないという意志が感じられる。
果麟は翼果と翼果に挟まれたものでセパレーターの役割を果たす。
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