井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

腐生植物と呼ばれる花6シャクジョウソウとその仲間

2014年12月06日 | 日記


シャクジョウソウ。イチヤクソウ科シャクジョウソウ属。
ギンリョウソウ同様葉緑素をもたない菌根菌に寄生する菌寄生植物(腐生植物)。
ギンリョウソウが白色で茎の先に1花をつけるのに対して、シャクジョウソウは淡褐色で茎の先に数花をつける。
修行僧などが使う錫杖に似るところから「錫杖草」と呼ばれる。
花期は8月で3種の中の2番目。



ギンリョウソウモドキ。イチヤクソウ科シャクジョウソウ属
ギンリョウソウの名があるがシャクジョウソウ属。
ギンリョウソウに良く似ていて、シャクジョウソウ属ながら茎の先に1花をつける。
ただし花期は9月で3種の中で一番遅い。秋に咲くことから「秋のギンリョウソウ」の別名でも呼ばれる。



ギンリョウソウモドキの果実。
ギンリョウソウの果実が液果であるのに対してギンリョウソウモドキの果実は果。種子には翼があって果実になればギンリョウソウとの違いがはっきりする。萼片、花弁は果期には落ちてしまう。
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