井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

樹木ウォッチング冬から夏へ373リュウキュウツツジ

2017年12月14日 | 日記


リュウキュウツツジ。ツツジ科ツツジ属。
キシツツジとモチツツジとの雑種とされ、多くの園芸種が作られている。
琉球経由で全国に拡がったところから「琉球つつじ」の名で呼ばれるようになったという。
白花が多く「白リュウキュウ」の別名もある。



 リュウキュウツツジの葉。
リュウキュウツツジはエゾムラサキツツジ同様「半落葉低木」と言われる。
「半落葉」というのは、条件により落葉したり落葉しなかったりする樹木、或いは落葉する葉と落葉しない葉とが共存する樹木である。
リュウキュウツツジの葉には春葉(春につき先が尖る)と夏葉(夏につき先が尖らない)とがあり、春葉は秋に落葉し、夏葉は落葉せず越冬するとされるが、春葉が越冬するケースもある。



リュウキュウツツジの花。
花冠は径5cm程で、白色のロート形で5裂する。
上側の裂片には淡い黄色の斑点が入る。
花が大きく花つきもいいので人気の高いツツジである。
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