井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

宮丘公園6月の1

2013年06月15日 | 日記


シウリザクラの花序。バラ科サクラ属。
ウワミズザクラ同様総状花序に多数の花をつける。花序の長さはシウリザクラの方が長く花のつき方は若干疎らな感じがある。
サクラ亜属のサクラの多くは開葉前に開花するか、あるいは開葉とほぼ同時に開花するが、シウリザクラ(ウワミズザクラ亜属)は開葉してから開花するまで1カ月あるいはそれ以上かかる感じである。



シウリザクラの葉。
上はウワミズザクラの葉で、下がシウリザクラの葉。
シウリザクラの方が細長く、葉柄はずっと長い(長いものだと4cmほどになる)。
蜜腺の位置、ウワミズザクラは葉身基部で葉柄にはつかない。シウリザクラでは葉柄上部につく。



キンギンボク。スイカズラ科スイカズラ属。
対生する葉の夫々から花柄を出し2個ずつ花をつける。
花は開花当初は白色で、後に黄色に変わる。銀から金に変わるというので「金銀木」と呼ばれる。
2個ずつつけた花は液果となり、基部が合着して瓢箪状になるので「ヒョウタンボク」の別名でも呼ばれる。
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