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コメツブウマゴヤシの群落。マメ科ウマゴヤシ属。
道端や空き地などに生える1年草~越年草、ヨーロッパ原産の帰化植物。
小さな花を20~30個つけるところから「米粒ウマゴヤシ」と呼ばれる。よく似た花にコメツブツメクサがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/33/f738e10707f325e953acce087b9ff265.jpg)
コメツブウマゴヤシの葉。
「日本の野生植物(平凡社)」の検索表では
・ウマゴヤシ属:葉は羽状に3小葉をつけ、頂小葉には小葉柄がある。
・シャジクソウ属:葉は掌状に3小葉をつけ、頂小葉には小葉柄がない。
としている。
その検索表によれば、これは明らかにウマゴヤシ属で「コメツブウマゴヤシ」ということになる。
帰化植物図鑑(平凡社)には、「コメツブツメクサは小葉の先がやや凹むこと、萼裂片が不同長であることで見分ける」とあり、葉が
羽状か掌状かについての記述がない。両属の見分けるポイントがピンボケになっている。
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コメツブウマゴヤシの花。
茎の先に小さな花を球状につける。
「果期にも花弁が落ちずに萼とともに果実を包むのはシャジクソウ属の特徴」とする図鑑もあり、花弁が果期に落ちればコメツブウマゴヤシだとするのだが、
何が両属の基本的な相違点なのかはっきりしない。
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