井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

北海道の花・エゾノレンリソウ

2019年04月11日 | 日記


エゾノレンリソウの葉と茎。マメ科レンリソウ属。
レンリソウの1亜種。川岸など湿った草地に生える多年草。
エゾノレンリソウの葉、偶数羽状複葉で小葉は3~4対。レンリソウは「連理草」と書き、小葉が対生するところから名づけられたとされる。
エゾノレンリソウの茎には3本の翼がある。



エゾノレンリソウの巻きヒゲと托葉。
基準種レンリソウの巻きヒゲは分枝しないが、エゾノレンリソウの巻きヒゲは分枝して他物に絡みつく。
托葉は基部で2裂する。



エゾノレンリソウの花と茎。
花は総状花序に4~8個つける。園芸種のスイートピーは同属で花は良く似て、「野生のスイートピー」と呼ばれることもある。
エゾノレンリソウの葉、小葉が対生することから「連理草」と名付けられたとされているが、この株のように対生になっていないものも。
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