井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

小樽オタモイ海岸の花3

2013年07月25日 | 日記


エゾムカシヨモギ。キク科ムカシヨモギ属。
ムカシヨモギ属の仲間にはアズマギクやハルジオンなどがあるが、「昔ヨモギ」という属名の意味は不明である。



エゾムカシヨモギの花。
舌状花が筒状花を囲む。舌状花は雌性で、筒状花には雌性と両性の花が混じる。



ホタルサイコ。セリ科ミシマサイコ属。
セリ科には珍しい切れ込みのない葉がつく。
ミシマサイコに似るが、並行脈にならないことで見分けられる。葉の基部は耳状に茎を抱く。
複散形花序に多数の花をつけ、その一つ一つをホタルに見立てて「ホタルサイコ」と呼ばれる。
コメント
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