ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

ランコムとイプサと

2021-10-20 23:06:16 | 日記
 若い時は、どんな化粧品でも肌が荒れるということはなかったのだが・・・。年をとってくると、化粧品によっては肌がかゆくなることが増えてきた。最近は、ピジョンのベビーローションをたっぷり付けた後に白色ワセリンのプロペドで蓋をするというルーティン。

 子どもがランコムの美容液・ジェニフィックアドバンストをプレゼントしてくれた。子どもがいいからと勧めてくれたのだが、さて?洗顔後化粧水前に使うもので、皮膚常在菌に注目したもの。使ってみても よくわからない。肌がかゆくならずに、しっとり感はあるのだが。そして、使い切って驚いた。止めた途端に、目の周りがしわっぽくなったのだ。目の下の隈も出てきた。

 こりゃあ、いかん。すぐ、買わなくては!でも、Snow Manのしょっぴーが使っているイプサも気になっている。緊急事態宣言が解除されて、肌診断も始まったらしいし、イプサに行ってみた。
 肌診断をしてもらう。すると、水分量が平均50のところ、私は25!かっさかさである。若いころは、脂性で悩んでいたが、歳をとってから潤いがない肌に悩むことになるとは夢にも思わなかった。
 一通り診断してもらって、私の肌に合う化粧品を教えてもらう。デパートコスメは、高価なので、「ラインの中で一つこれだけは使ったほうがいいものは?」と聞くと「化粧液のMEですね」と即答。一人一人の肌に合わせて16種の中からぴったりの1本を選んでくれる。しょっぴーが白のボトルだったが、おばちゃんの私は、黒のボトルのアルティメイト。究極!を使わないといけないほどの肌なのね。えぇ、買いましたよ。
 化粧水とクリームの間に使う。肌はかゆくならず、しっとり感がハンパない。

 ランコムとイプサとどちらを使い続けるべきか悩むな。さすが、デパートコスメ。効果がすごいぜ。
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六甲ミーツアート2021 後編

2021-10-17 14:29:23 | 美術鑑賞
 バスに乗って風の教会へ。グランドホテル六甲スカイヴィラへも行く。特筆すべきは、グランドホテル六甲スカイヴィラ迎賓館。全館がアート作品で私のツボなのだ。C.A.P.の「ROKKO CHANG PONG」より

「妄想道具」 海外アーティストと自国のモノを送り合い、お互い何に使うかわからないそれらを使って「妄想」した道具を展示。使い方がわからないだろうというモノを選ぶ方もすごいぞ。

爪楊枝がスタンプに。爪楊枝、わからんよな。

猫よけがスマホケースに。めっちゃ、守られている。


浅山美由紀さんの作品 好きな作品


この作品も好き


牡蠣がぶら下がっているみたい


なんだ、なんだ。インパクト大。


ちいさな石の庭 鑑賞者も石を置いて作品に参加できる。六甲山は国立公園で石の採取は禁じられているので、敷地内の石を拾って並べてくださいと言われる。私は、緑の何かのかけらを置く。なんでも、去年の展示作品のかけらとか。


売店でお皿に一目ぼれして衝動買い。作者名を聞くのを忘れた。どなたか作者名を教えてくださ~い。

 バスで記念碑台へ。

鐵羅佑さんの「かすむ」 好きな作品。オオサンショウウオの指がかわいいのだよ。準グランプリ受賞。

 ガイドさんが、記念碑台の奥の階段を下りたら六甲山サイレンスリゾートへの近道だと教えてくれた。



岩谷雪子さんの作品 影もごちそう


河原雪花さんの作品 人魚姫が動いている

 サイレンスリゾートでお茶。ソファと美味しいスイーツが徒歩の疲れを癒してくれる。徒歩で記念碑台のバス停へ戻り、バスで六甲ケーブルの六甲山上駅へ。天覧台の作品は、TENRAN CAFEを利用しないと見ることができない。ここでお茶をすべきだったか・・・。写真を見たらすごくよかったから。

清水千晶さんの「キオクノカナタ」 六甲山の景色に洋服が溶け込んでいる。グランプリ受賞。

写真の中でこの池に浮かぶ舟の写真が一番好き


羊とのコラボもおもしろい。

 いやあ、歩いた。2万3千歩。疲れたけれども、今年も大満足。




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六甲ミーツ・アート2021 前編

2021-10-16 16:45:38 | 美術鑑賞
今年も六甲ミーツアートへ参戦!


 阪急の株主優待があるので、六甲枝垂れ、高山植物園、ROKKO森の音ミュージアムは、無料で入館できる。チケット屋さんで、足りない分の株主優待を買う。すると、チケット屋さんが「旧パルナッソスの休憩小屋は、パスがないと入れないですよ。どうしても休憩小屋の作品を見たければ、パスを買うことをお勧めします」と言う。風の教会、六甲サイレンスリゾートは、パスがなくても入場券をその場で買うことができるのに。同行者に許しを得て「旧パルナッソスの休憩小屋」は、あきらめて株主優待で回ることにする。
 今年は、マップが無料で置いていない(前は無料だったよね?)。スマホで見る地図は、老眼にはしんどい。パスには、地図がついているので、パスを買っておけばよかったと後悔。六甲ミーツ・アートへ行く方は、バスの時刻表もついているし、鑑賞パスを買うのがいろいろと便利でいいですよ。

 朝9時、地下鉄の三宮駅集合。有馬温泉も回るので、有馬・六甲周遊1dayパスを地下鉄の三宮駅で買う。しかし、駅員は「改札では売っていないので、9時から開くサービスコーナーで買ってください」という。えっ、9時の谷上行きの電車に乗りたいのに間に合わない!そこへ、同行者が来て「横にあるコンビニで売っているよ」慌てて、改札の隣にあるコンビニで買う。
 では、周遊パスも買ったし、有馬温泉へ出発進行!


松本かなこさんのチョークアート「陽気な色彩」 所々にあり、見つけるのも楽しい。立体的に見えるポイントを探すのも楽しい。


佐藤圭一さんの「おねすと」 天神泉源(金泉)の湯けむりとともに。お湯につかって、ほっこりしているような表情がいい。他にも赤や紫などの顔がある。初めて見た時は不気味だったが、いろいろな表情の顔を見ているうちに癖になる。

 有馬温泉エリアは、坂が多くてヘロヘロになる。去年もしんどくて、「来年は辞めよう」と言っていたと思うのに。来年は、コロナが収まって、六甲を回って有馬で一泊というプランで行きたいな。六甲有馬ロープウェイで有馬温泉駅から六甲山頂駅へ。ロープウェイでは、係員の説明が漫談のようでおもしろかった。


作田優希さんの「ちゃぶ台会議~地球は今も青いのか~」 ちゃぶ台が青い地球に見える。よく見ると、おっさんや動物が描かれているのが楽しい。夜に、六甲山の動物がこのちゃぶ台を囲むところを想像すると、より楽しい。

 六甲枝垂れへ。

佐々きみ菜さんの「はぐぐみのみなもと」 私の好きな作品。美しい。光が壁に映し出す影も美しいらしいが、ちょうどお昼に見たので壁には映らず、下にある水たまりのようなところに影が。



勝川夏樹さんの「種々多様」 種子を模したオブジェと六甲山の秋と神戸の海や街並みと。借景と作品のコラボが素晴らしく、これぞ六甲ミーツ・アート!


 有馬温泉で疲れたので、早めにお昼。グラニットカフェで食事をしようとしたら、お休み。ガックリ_| ̄|○。平日利用の場合は、お店の営業日のチェックを!

 高山植物園へ行くために、バス停へ。しかし、バスは出発したばかり。落胆しながら、徒歩で高山植物園へ向かう。しかししかし!道路にしみずきみこさんの「ひとりオリンピック」の写真があるではないか。歩いてよかった。

ユーモラスで かなり私のツボ。

 六甲高山植物園へ。おなかがすき過ぎて、植物園の山小屋カフェエーデルワイスでお昼。外のテラスで木々を眺め、小鳥のさえずりを聞きながら食事。気持ちがいい。

ダイヤモンドリリー なんと光をあてると、花がキラキラと輝くのだ!


原種シクラメン 茎がくるくると丸まっていることから、サークル→シクラメンとなったとか。写真が見にくいけれども、花茎が丸まっているのがわかるかな?


藤袴にアサギマダラが来ていた!アサギマダラは、美しいなぁ。


穂波梅太郎さんの「僕の話」 森の静けさと本が合う。右側の本には、風の教会の廊下が描かれているのが嬉しい。

 六甲高山植物園からすぐのROKKO森の音ミュージアム入り口は閉鎖。土日は開いているのかな。遠回りして森の音ミュージアムへ。

松田美由紀さんの「光彩 COLORS」 松田美由紀さんが こんな写真を撮るとは知らなかった。いい。


三松拓真さんの「Get wild!」 なんかユーモラス。車がガードレールを突き破って野生に戻るところとか。

 坂道を登って、高山植物園へ戻り、バスに乗って風の教会へ向かう。







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『ひきなみ』

2021-10-15 20:34:56 | 
 関ジャニ∞のライブの抽選結果発表日。私は、全没。しかし、子どもが、当選。嬉しすぎる。福井最終日に参戦。ダイエットがんばろっと。仕事がんばろっと。

『ひきなみ』
 千早茜 角川書店
 小学校最後の年を過ごした島で、葉は真以に出会った。からかいから救ってくれたことを機に真以に心を寄せる葉だったが、ある日真以は島に逃げ込んだ脱獄犯の男と一緒に島から逃げ出し、姿を消してしまう。裏切られたと感じた葉は母に連れられ東京へ戻るが、大人になって会社で日々受けるハラスメントに身も心も限界を迎える中、ある陶芸工房のHPで再び真以を見つける。たまらず会いに行った葉は、真以があの事件で深く傷ついていることを知り――。
 読んでいて『流浪の月』『82年生まれ キム・ジヨン』思い出した。
 自分ではどうしようもないこと、例えば親の職業や女であることで 不当な扱いを受けるのはたまらない。そして、大人の態度をマネする子どもたちは、残酷だ。「自分たちと違う人間が気にさわるんだと思う」「悪いことをしていないにのに、バチが当たるといいと」
 とにかく、前半は、心がざらつく。でも、目を離すことができない。という感じで引き込まれるように読む。
 後半は、大人になってからの二人。葉が受けるパワハラは、胸が悪くなる。「どうにかしようと思わなくていい」「自分を変えようとしなくていい。まちがっているのは相手」という文が心にしみる。「労りや優しさからではなく、自分が不幸な時に無関係で弱そうな誰かを密連れにしようとする人間にはなりたくなかったから」という文がよかった。
 2021年10月15日の朝日新聞の朝刊「新井紀子のメディア私評」で「『教授前と後』で激変したことがある。セクハラがぴたっとやんだのだ」「セクハラは『乗り越えるべきもの』などではない。戦争同様に、地球上から消えてなくなるべき理不尽だ」と書かれていた。本とリンクするようで心にささった。
 ひきなみとは、船の航跡のこと。ひきなみの表現が美しい。逃げる場所がないと思われる海でも、ひきなみのような道があるのではないかと言っているような気がする。「逃げたくなるときは、あるんだと思う。弱いとか強いとかじゃなくて」 「人は諦めない人間に心を動かされる」けれども、「自分のやり方で生きる」選択もあると思う。
 「別に逃げなくてもよかった」と昔追われるように去った島へ行く二人で終わる。物足りない感があるかもしれないが、再会したことで、次のステップへと進むようで、私は好きな終わり方だった。

 
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写真de俳句(夕焼け)で人2句

2021-10-14 20:21:39 | 俳句
 第11回写真de俳句で人2句いただきました。第6回以来久しぶりの人で、嬉しいです。組長、ありがとうございます。先週は、仕事が忙しくて しんどかったのですが、元気が出ました。

ヨーグルトのこびりつく匙大西日
罫線がπのノートと夕焼と              丸山隆子

 Snow Manの阿部ちゃん愛用の円周率ノートで人をもらえて、嬉しいです。放課後、ちょっと気になる、数学の得意な男の子にノートを借りる。と妄想してみました。実体験では、そんなことは一つもありませんでした。大学時代には、全然知らない男の子から突然「ノート貸して。コピーさせて」とお願いされたことはありましたが。胸がドキドキするような体験がなかったから、妄想したのかも。

 3句出しの並1、人2でした。以前の並の推敲句を3句出したのですが、どれも人にはなれませんでした。難しいです。

 
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