ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

人になる

2018-06-22 22:16:08 | 俳句
 妹に教えてもらって、「俳句の街 まつやま俳句ポスト」に投句している。そして、兼題「虹」で「人」をいただく
 
 虹の根に宝あるらむさもありなむ わたさん

 「虹」と聞いて、思い浮かんだのは『くんちゃんとにじ』(ドロシー・マリノ作 まさきるりこ訳 ペンギン社)くまのくんちゃんは、虹の根元にあるという金の入った壺を探しにいくという話。虹の根元には、宝があると考えたのは、なぜかと考える。あんなにきれいな虹だもの、そりゃ宝はあるでしょう!とできた句。「あるらむ」と「ありなむ」とリズムも一応考えた。
 本当は、もう一つ投句したのが自信作だった。でも、没だった。受験でもテストでも、「できた!」と言っているほうが、不合格だったり点が悪かったりするもの。舞い上がってしまって、客観的に考えられないのだろうな。冷静に考えれば、字余りだったし、「虹」をこねくり回した句だったと思う。

 初めて投句した前回は並。

 谷深し老鶯と風のみ聞こゆ

 六甲山に登った時、谷間を渡る風の音と鶯の声だけが響いていたときのことを詠んだ。

 いつか「地」に選ばれたいな。でも、選ばれている人の句はさすがで、ハードルは高いなあ。まずは、「人」に二句同時に選ばれるのが目標だ。できれば、妹と二人同時に「地」に選ばれたいな。

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ランニング、いつまで続くかな

2018-06-21 22:00:42 | 日記
 今日、飾り棚の中で子どものイタリア土産のベネチアングラスが割れていることに気付く。安いお猪口は、割れずに、お気に入りの高いベネチアングラスのお猪口は割れる。グラスは軽いので、揺れで前にせり出して棚から落ちたよう。
 職場で高槻から来ている人は、家の壁にひびが入り、本棚が倒れたそう。知り合いも、新幹線で4時間とか阪急で3時間缶詰めとか聞く。大変だ。
 すばるくんや村上くんの実家は大丈夫だったのだろうか?

 関ジャニ∞の台湾公演。コンサートのチケット、飛行機代、宿泊代込みになっての申し込み。2泊3日で13万から16万。う~ん、どうしようかなあ。まあ、申し込んでもハズレることがあるけど。

 実は最近、ランニングを30分している。おなかをペチャンコにしたいのだ。ランニングしている人は、おなかが出ていない。よし、これだ。子どもがジョギングをするというので、一緒に走っている。
 走っていたら、「がんばれ!」と声をかけてくれる人がいることに驚く。1日に一人は誰か声をかけてくれる。息が切れているので、会釈を返すが、うれしい。しんどいけれど、がんばろうと思う。
 でも、いつまで続くかなあ。今日で10日(雨の日は休み)。まあ、子どもと一緒なので、なんとか励まし合って行けるかな。まずは、一か月を目標。
 
 
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「横山大観展」

2018-06-20 23:08:36 | 美術鑑賞
 昨日、小学校の女の子と地震の話をしていた。その子は、通学中だったので、道路の真ん中にみんなで固まってしゃがんでいたと言う。犬を散歩中の女の人が「塀のそばは危ないから、道路の真ん中に来なさい。車は来ないから」と誘導してくれたらしい。誘導した人はすごいな。私はとっさにそんなことができるだろうか。日頃から考えておかないといけないなあ。
 地震当日は、ガスが遮断されていたので、メーターボックスを開けて復旧。東京に住んでいた時、地震にあってガスが遮断された経験があったので、それが生きたかな。
 マンションのエレベーターも昨日の夜に復旧した。エレベーターが使えず宅配業者が、荷物をかついで階段をのぼっていたので気の毒だった。

「生誕150年 横山大観展」 2018年6月8日-7月22日 京都国立近代美術館


群青富士 後期展示(7/3-7/22)のため見ず


山茶花と栗鼠(6/8-7/8) リスがかわいい


或る日の太平洋 白波の中の線が気になる。なんなのかな?

●彗星(前期展示6/8-7/1) ハレ―彗星を題材にするのがおもしろい
●生々流転 重要文化財 日本一長い絵巻物。水の一生、四季、一日のうつろいと全部詰め込んでいる。
●飛泉 ダイナミックな構図で瀧の音が聞こえてきそう。好きな作品。
●南溟の夜 星空や海、島などが不思議な感じ
●霊峰飛鶴 霊峰というにふさわしい清々しい富士山。好きな作品。


夜桜 左双(前期) 豪華だが、私は好きではない


紅葉 左双(前期) 紅葉の赤と水の青の対比が鮮やかで美しい

 う~ん。百合など上手な作品はあるが、デッサンが狂っていて「横山大観って上手か?」と思うような作品も。しかし、夜桜と紅葉が同じ部屋に展示してあるのは圧巻だった。
 コレクション展もぜひ見るべし。横山大観の作品も展示してある。また、ユージン・スミスの写真、河井寛次郎の陶器などよかった。
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地震怖かった

2018-06-18 16:21:35 | 日記
 我が家は全員無事です。
 棚の上に置いていた物が落ちたり、本棚の本が落ちたりはしましたが。ベランダに置いていたバケツの水が揺れでこぼれて、ベランダが水びたしになったくらいです。電気、ガスは通っているので、よかったです。
 怖くて、すわりこんでしまいました。とにかくガスの元は切りましたが、「えっ、何?何?」とよく訳がわからない状態でした。
 ちょっと前に出かけた夫が帰ってきて「大丈夫か?」と。かなり冷え切っている夫婦関係だと思っていましたが、心配してくれて、うれしかったです。やっぱり、最後まで添い遂げようと思いました。
 夫が落ちている物を拾っているのを見て、初めて物が落ちていることに気が付きました。それほど、動転していたのですね。
 電車が止まっているので、徒歩で職場へ。職場に着くと、徒歩で来れる人と上司のみが出勤。交通機関がないので出勤途中で断念して、休む人が続出。しょうがありません。
 また、出勤している職員さんは、店舗の状況確認で電話を手分けしてかけて、騒然としていました。出勤できないので人員を確保できずに開店を遅らせるところもあるようです。エレベーターが停まっているので、荷物を運ぶのも大変です。
 帰りも徒歩で、さぞかし体重が減っただろうと思いきや、そんなに でした。

 被災された方にお見舞い申し上げます。
 
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『野蛮なアリスさん』

2018-06-16 21:46:50 | 
『野蛮なアリスさん』 ファン・ジョンウン 斎藤真理子訳 河出書房新社
 女装ホームレスのアリシアが少年時代を過ごした街コモリについて語る。ソウル郊外の農村コモリに建設される大規模マンションを巡り、人々の欲望がどこまでも加熱する―凶暴な母と年老いた父、そして沢山の食用犬と暮らす少年アリシアの、たったひとりの戦い。
 まず、表紙に驚く。「これは何?」とよく見ると、女性の顔に粘土?を張り付けて仮面のような顔を作っている。主人公のアリシアを表しているのだろうか。
 内容は、親からの虐待をうけるアリシアの話。相談に行っても、役所のたらい回し、カウンセラーののらりくらりとした対応が悲しかった。日本も韓国も、どこも同じなのかな。私は、伏字言葉の羅列が感覚的についていけなかった。
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