ささやかな幸せ

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「榎忠展」

2018-06-10 22:40:57 | 美術鑑賞
 お連れさんに誘われて、「榎忠展」へ。
「榎忠展 〔MADE IN KOBE〕」 2018年6月9日-7月2日 11:00-19:00 ギャラリー島田 (金曜休み)
 お連れさんは、以前、私と榎忠さんの「ハンガリー国へハンガリで行く」を一緒に見たと思っていたらしい。熱く語るが、見ていない私はちんぷんかんぷん。ギャラリーに入ると、お連れさんが固まる。榎忠さんご本人がいらした模様。感激のあまり、やや挙動不審に陥るお連れさん。


 色とりどりのフィルムで作っている


 これを見て私は、思い出した!


 これ、「トラベラー」国立国際美術館で見た!作品リストに載っていないので、係員に聞くと「オープニングのパフォーマンスで祝砲を打ったが、作家さんのご厚意で作品を引き続き展示させていただいている」とか言っていた。


 国立国際美術館で展示していたものの小さい方を展示。銃口に赤いダルマさんがいるのがわかるかな?薬莢は特殊ルートで仕入れた本物らしい。金属の臭いがきついのも、ごちそう。
 始めは「わぁ」と見ていたが、この薬莢が戦争に実際に使われていて人が殺されていたらと考えると強烈な反戦メッセージに思えた。


 森精機のCMに使われたもの。美しい。金属部品がこんなに美しいなんて。これを見たら、会社の人はうれしいし、モノづくりに誇りを持っただろうなあ。
 CM撮影の映像が流れていたが、ハプニング発生といって金属が倒れている所が。えっ、これは、とめていないの!?並べているだけ!?地震がきたら、どうするんだ!?


 「ハンガリー国にハンガリ(半刈り)で行く」ご本人曰く、目のやり場に困る周りの反応がおもしろいらしい。「トラベラー」でこの映像をしていたが、110分とあったのでパスしていたことを思い出した。しくじった。見逃した映像があるかもしれないと思っていたが、それがまさにこれだったとは。

 お髭のある榎さんが、フェイクのおっぱいがついたブラジャーをつけ、女装する「ローズチュウ」の写真や小物も展示している。

 榎忠さんは、気さくに作品の話をしてくださった。飾らないお人柄に、私はノックアウト!作品もおもしろいが、作家さん本人が魅力的すぎる。子どもちゃんが「チュウさ~ん」と呼んでいたが、お子達にも女性にもモテるだろうな。遠慮してよう言い出せなかったが、一緒に写真を撮りたかった。
 

コメント
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