今年初めての美術館は、「ゴッホ展」
「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」 2018年1月20日-3月4日 京都国立近代美術館
ゴッホというとひまわりということで、ひまわりがいっぱい飾られています
ゴッホのひまわりは、ありません
左 <画家としての自画像> 他の肖像画と比べて自画像はかっこよく描いているような・・・
右 <花魁(渓斎英泉による)> 元になった歌川芳丸<新版虫尽>や渓斎英泉<雲龍打掛の花魁>の浮世絵の展示もあります。模写を試みたようですが、やっぱり、ゴッホです。
<寝室> 床のピンク、壁の水色、寝台の黄色という色使いが素敵です。陰影がなく、平板のようで 浮世絵っぽいです。
<種まく人> ミレーの<種まく人>(展示なし)と歌川広重<名所江戸百景/亀戸梅屋敷>(展示あり)をゴッホが合体。やはり、ゴッホです。
<アイリスの咲くアルル風景> アイリスが日本の燕子花を思い起こさせます。普通ならば空を大きくとるところを地平線を浮世絵風に高くしているところがポイント。
<夾竹桃と本のある静物> 日本初公開。この展覧会で私が一番好きな作品。背景に黄緑を使うなんて!夾竹桃のピンクが引き立ちます。
<タラスコンの乗合馬車> 日本初公開。浮世絵の影響か、平坦な感じです。
<雪景色> 日本初公開。ゴッホぽくない作品です。
<ポプラ林の中の二人> 日本初公開。幽霊のように見える二人。木肌が紫の木。林の向こうに見える濃紺の空間。すべてが夢の中のような世界です。
<渓谷> 独特のタッチが不気味。でも、色のバランスが絶妙です。怖いけれども目が離せず、じっと見てしまう感じです。
<オリーブ園> 青いオリーブの木がウネウネとしています。オリーブの青い葉先が青い空といつのまにか一体化しています。結構好きな作品です。不思議な作品。
<オレンジ、レモン、青い手袋のある静物> ミントグリーンの背景、青い手袋の色が印象的です。
ゴッホと言えば、激しいタッチ。でも、そんな激しいタッチの作品ばかりではないのが、よかったです。背景など こんな色を使うのかと思ったり、とにかく色使いが絶妙です。そして、何をしてもゴッホ。ゴッホは、やはり天才だったのだと思いました。
今年一回目の美術館、よかったです。
「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」 2018年1月20日-3月4日 京都国立近代美術館
ゴッホというとひまわりということで、ひまわりがいっぱい飾られています
ゴッホのひまわりは、ありません
左 <画家としての自画像> 他の肖像画と比べて自画像はかっこよく描いているような・・・
右 <花魁(渓斎英泉による)> 元になった歌川芳丸<新版虫尽>や渓斎英泉<雲龍打掛の花魁>の浮世絵の展示もあります。模写を試みたようですが、やっぱり、ゴッホです。
<寝室> 床のピンク、壁の水色、寝台の黄色という色使いが素敵です。陰影がなく、平板のようで 浮世絵っぽいです。
<種まく人> ミレーの<種まく人>(展示なし)と歌川広重<名所江戸百景/亀戸梅屋敷>(展示あり)をゴッホが合体。やはり、ゴッホです。
<アイリスの咲くアルル風景> アイリスが日本の燕子花を思い起こさせます。普通ならば空を大きくとるところを地平線を浮世絵風に高くしているところがポイント。
<夾竹桃と本のある静物> 日本初公開。この展覧会で私が一番好きな作品。背景に黄緑を使うなんて!夾竹桃のピンクが引き立ちます。
<タラスコンの乗合馬車> 日本初公開。浮世絵の影響か、平坦な感じです。
<雪景色> 日本初公開。ゴッホぽくない作品です。
<ポプラ林の中の二人> 日本初公開。幽霊のように見える二人。木肌が紫の木。林の向こうに見える濃紺の空間。すべてが夢の中のような世界です。
<渓谷> 独特のタッチが不気味。でも、色のバランスが絶妙です。怖いけれども目が離せず、じっと見てしまう感じです。
<オリーブ園> 青いオリーブの木がウネウネとしています。オリーブの青い葉先が青い空といつのまにか一体化しています。結構好きな作品です。不思議な作品。
<オレンジ、レモン、青い手袋のある静物> ミントグリーンの背景、青い手袋の色が印象的です。
ゴッホと言えば、激しいタッチ。でも、そんな激しいタッチの作品ばかりではないのが、よかったです。背景など こんな色を使うのかと思ったり、とにかく色使いが絶妙です。そして、何をしてもゴッホ。ゴッホは、やはり天才だったのだと思いました。
今年一回目の美術館、よかったです。
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