ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『未来』

2018-07-16 15:51:53 | 
 6人体制の関ジャニ∞のライブツアー初日。お疲れ様でした!まとめサイトを読み、感激。「オモイダマ」のサビは安くんかあ。「大阪ロマネスク」の歌い出しは全員なんだ。「キングオブ男」の亮ちゃんとすばるくんが歌うところは、亮ちゃんが一人で歌うんだ。安くんもMCを休んで、お着替え&休憩し、トロッコも乗らないとか。いやいや、安くんに会えるだけでうれしいから、それでいいのだ。
 今週末の名古屋初日が楽しみだ!応援うちわを作らないとな。

 「関ジャム」のオープニング映像がすばるくんがいないバージョンに変わっていた。でも、出演者の後ろに映るジャムの瓶は、赤もきちんとあってうれしかった。

 安くんが、強い光がダメで最近は眼鏡とwebで報告。脳腫瘍の後遺症なのかしら?でも、私は安くんのメガネ姿が好きなので嬉しい。

『未来』
 湊かなえ 双葉社
 父を亡くしたばかりの十歳の少女・章子のもとに、三十歳の章子が書いたという〈未来からの手紙〉が届く。その手紙に励まされた十歳の章子は〈大人章子〉に向けての返事という形で日々の日記を書き始める。 意地悪なクラスメート、無気力だったママの変化、担任の先生の言葉……辛い出来事があっても、〈未来からの手紙〉に記されていた〈あなたの未来は、希望に満ちた、温かいもの〉という言葉を支えに頑張ってきた章子。 しかし、中学に入った彼女を待っていたのは、到底この先に幸せがあるとは思えない事態だった……。
 先に読んだ友達が「相変わらずエグイ」と言う。始めは、「そうか?ええ話っぽいけど」と思っていたが、徐々に・・・。宮部みゆきさんならば、書かないで飛ばすところを、書く書く!
 ラストも本来なら光が見えるところだけど、あいつらは生きているんじゃないかと思って不幸を想像してしまう。大人に生を蹂躙されてきた子どもが、大人を信じることができるのだろうか?信じたことによって不幸になり「信じるんじゃなかった」と叫ぶ未来は嫌だ。子どもには、幸せでいてほしいから。
 20年後の私からの手紙を書いた人の行為は、よかったのか悪かったのか?浅田次郎さんの『蒼穹の昴』だったか、一人の主人公の未来の占いがよくなかったのだが「いい」と占い師は嘘をつく。主人公は、それを心の糧に困難を乗り越えていくという話だったと思う。『蒼穹の昴』は、感動したが、『未来』は、それほど。時代設定が違うから簡単に言えないが、この違いは何なのかと考えてしまう。、
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする