今日も疲れた（仕事）

修理でした。

４０年くらい前の設備（図面なんて無いし）。
オマケが、客先が鉄工屋さん　というか、切ったり貼ったり
なんでもできる客先。

昇降設備で、前後に吊りチェーンが有って
片方のチェーンがコマ飛びして荷台が傾いて動かない。

「「それって、ウエスでも入れてコマ飛ばしたらいいですよ。上昇させながらだとできます」」
と言って、客先で何とかしてもらおうと思った　けど
「上昇させろと言われても、上昇しません」。
（機械屋さんだから制御が分からない）

行って見てみて驚いた
「「こりゃ～簡単には行かない」」と。

昇降部のローラーが根元から（溶接が）外れてる。

チェーンがコマ飛びした理由は
ローラーが取れるとき荷台が跳ねたから。
ローラーが取れたのは、ガイドローラーが摩耗して　ブラケットに当たったから。

ローラーブラケットを外し（これが重い）、軸を溶接しないと・・・
普通だったら数日かかるけど、１時間ｗ
「溶接したばかりだから、未だ熱いよ」と。

溶接待ちの間にガイドローラー手直し。
１４時には終わりました。

作業後、客先担当者に説明。
担当者が「来てもらわないと無理でしたね」と。
「「いや、やる気が有ればできますよ」」。

快く作業票にサインいただきました。


客先で動かなかったのに、何故わたしが動かせたのか？
わたしが制御ってものを知っているからです。

初めての設備でも基本は同じ。
動かないのは、それ以上動かないようにセンサーで制御されているから。
だったら？　「「センサーに細工すればいい」」。
危険だけど　修理やさんだしｗ