鉄道親爺の窓

今日でブログを始めて6年目 国鉄形の車輌の淘汰が進み 寂しさもひとしおですが 平成の名車にも目を向けたいと思っています。

念願叶った この一枚

2011-05-31 21:47:53 | 福知山線 非電化の時代~2014年

    2011年05月25日撮影 福知山線 相野~藍本    ISO 200 1/1000 f 7.1 WB 晴

 この日の2日前小雨の降る中ロケハン中に偶然見つけたポイントです。代掻きも終わり田植えが近いのか田圃の水も澄んでいたので 晴れさえすれば綺麗な水鏡が写せそうだと思いながらその日は帰って来ました そして次の日の夜の天気予報で「25日は朝から晴れ」だったので翌朝早く起きてやって来ました この日は予報通り朝から良く晴れていました しかし三田に近付くに連れて霧が出てきて遠くの山は全く見えません 現地に着いて見ると木の影が思いの外長く伸びて線路にかかっています しかも弱いながらも風が吹き始め水面にさざ波が立って来ました そのおかげで霧は晴れたのですが 太陽は低く10分前に通過した2714Mレの先頭車と二輌目の一部に 木の影がかかり斑模様になっていました 水鏡もだめおまけに列車は斑模様では洒落にもなりません 仕方が無いので影がかからない様に場所を移し構えていると いつの間にか風が止んでいましたおまけに木の影も短くなり線路にかかっていません 時間を見ると列車が来るまでには2~3分あります 急いで元の位置に戻りカメラをセットし直し準備完了した時近くの踏み切りの警報器が鳴り出しました 近付く列車の間合いを計りシャッターを切った後は無事写せた安堵感で思わずため息が洩れました。少し揺れている所もありますが緩やかなカーブを描きながら水面に影を落として通過する 381系3002Mレ「こうのとり」 念願の水鏡で写せたこの日は気持ちの良い一日を過ごせました。


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