半島でつぶやく韓国ネタ

韓流、嫌韓といろいろ聞こえてきますが、こっちで暮らしながら私自身が感じる韓国・韓国人のちょっとした話をつぶやきます。

ソウルの月

2006年10月08日 20時23分52秒 | エンターテイメント系

昨日書きながら思い出してしまった「ソウルの月」。
検索してみたら少しですがヒットしました。

写真持って来ちゃいました。
いやーハン・ソッキュもチェ・ミンシクも若いですね。

チェ・ミンシクは強烈に個性強い役柄がほとんどですが、
「ソウルの月」ではほのぼのした田舎青年を好演しました。

私はこれが初めて見たチェ・ミンシクだったので、
その後見た映画なんかは逆になじめませんでしたけど…。

出演はソッキュ、ミンシク、ベク・ユンソクの他にも、
チェ・シラキム・ウォンヒなどが出てました。

物語は先ず田舎からソッキュ、ミンシク・コンビが上京するところから始まります。
ソウルの貧民街のひとつの部屋に下宿することになります。

水汲み場のあるちょっとした庭を中心にいくつかの部屋が囲んでいる下宿です。
韓国では一般的な家屋の形態ですがそこにチェ・シラとかがいる訳です。

貧民街を俗語でタル・トンネと言うのですが、
タイトルの「月(달,タル)」はこれとひっかけてると思われます。

物語のメインはハン・ソッキュとチェ・シラの儚くも切ない愛です。
あ、もうネタばらしてますが、
どうせDVDも出てないし誰も見れないんだ。いいや、いいや。

二人は強烈に惹かれ合っているのですが、
お互いに素直になれなくて売り言葉に買い言葉。
ドンドン悪いほうへ悪いほうへと流れていきます。

これが見てて切なくなるほど「これでもか!これでもか!」という感じに、
可哀想な方向にガンガン、ガンガン流れて行きます。

やっぱ韓ドラはこんな風にドロドロにならないとね。

最後の最後、遂にソッキュがナニしちゃってアレしちゃって壮絶なラストなんですが、
ホントあまりにも切なくて途中で見るのが辛くなっちゃって、
土日の放送時間を楽しみにしながらも「あー辛いなー見たくねー」みたいな、
ヘンに自虐的マゾ系な感情で見てたのを憶えています。

同年代の韓国人に聞くとみんな同意見でした。

これに対してミンシクはキム・ウォンヒと幸せに夫婦で食堂営んだりして、
ほのぼのライフに入って行きます。
この辺の対比も無情ですが…。やっぱ韓ドラです。

全然紹介になってませんがどうせ紹介しても誰も見ることは出来ません。
だってDVDになってないんだもん。韓国でも。

一部の熱いファンの間でDVD発売を熱望していて、
近々出るという希望的な憶測もあります。

本当にもう一回見たーい!