あと１０日

どうも２月に入ってから日にちの感覚がおかしい。
どう勘定しても本番まであと１０日だ。
何かが間違っているとしか思えない。

卒論が終わり、
テストとレポート三昧の中にもかかわらず、
文化的な生活を夢見てビデオとかを借りる。本とかを読む。
といっても、がつんとくる映画も本も受け入れたくないような状態なので、
安全圏内の「シカゴ」と「チャーリーとチョコレート工場」と「海辺のカフカ」。
自分がいかに小心かがよくわかる。
みな、楽しめる。

衣装を考える。
たのしい。
今回は（あるいは今回も）自由におのおのの持ち服の中から選ばせてもらえるらしく、自分のタンスを何度も開けては取り出して閉めては開けて、吟味しよう。
まるでデートの前の日のようだ。
たのしい。

さて、稽古だが、
これまでもやってきたわけなのだが、
昨日初めてお、始まったなと思った。
稽古が本格的にやっと始まった気がした。
スイッチがカチッと。
姉の中だけのことか、稽古場全体がそうだったのはわからないが、
やっと、カチッとスタートボタンが押された。
やっと楽しくなってきた。
やっと脅かされるようになってきた。
やっとやりがいが出てきた。
待ってました。
よし、がんばろう。