今朝の盛岡タイムスに7日の説明会記事が掲載されました。
http://www.morioka-times.com/news/2006/0604/11/06041102.htm
「水源地に処分場は作らない」「水源地を守る」美味しい水と空気に守られて平穏に暮らす権利を主張した地元の皆さんの熱意は、町議会をも動かして行くことでしょう。
源流会の「設立趣意書」や「要望書」を読み、わたくしはとても感銘を受けました。
これから時間はかかるかと思いますが、様々な方面の支援と協力を受けながら
目的がかないますことを心から祈りたいと思います。
しかし、「より一層心配」なのは、沢の上流奥に在るもうひとつの処分場です。
この処分場所有社とも公害防止協定をきちんと締結することは、3月町議会で町長が答弁しています。
更に更に、県の担当課が御所ダムに流入する沢地に二つの処分場が存在することを知らないでいた??!
本当なら、いかに書類上不備がなければ許可を下すやり方とは、どこに目をつけているのかと問いたくなります。
・・・・・・・・・・・・
上記URLから、7日説明会のタイムス記事をご覧ください。
(要約)
■産業廃棄物処分場譲り受けに住民が反対の要望書■
「御所湖の源流を守る会」は、処分場周辺の町場、九十九沢、矢櫃3行政区、約60戸の住民の9割以上の賛同で先月31日に設立。今月5日には御所ダムを管理する国交省、廃棄物の処理および清掃に関する法律(廃掃法)許可権者の県、同町あてに設立趣意書を提出した。
反対理由として、既に処分場に接する沢水の黄色い汚濁、井戸水の一時的な濁りがあると指摘。飲料用の水の汚染による健康被害、水稲や山菜への風評被害による「平穏生活権」の侵害を主張。この沢水は九十九沢川から御所湖に流入する。
要望として岩手県に承継の不許可、業者には承継申請取り下げを要請。
旧所有社には原状回復をし撤退を求める。
譲り受け予定業者は、法令に基づき適正に処分されるため水質汚濁や粉じん、騒音振動の影響はないと説明。盛岡舗道が結んだ公害防止協定と同じ内容を継続すると約束。
源流を守る会幹事から28項目の質問。この中で処分場から沢や川への流入はないとしていた説明を、指摘により覆し、廃棄物を受け入れる排出業者名の公表に丸高側が「営業に関する利益のため公表できかねる」などと答えたため住民側が反発。
「公害防止協定を結ぶために内容を吟味するには、どこから、どんな業者が排出したものを受け入れるか知るのは重要だ」と詰めよった。丸高側は後日、源流を守る会に回答するとした。
社長は「盛岡で生まれ、仕事をしている身で皆さんに迷惑をかけたとしても逃げられる立場にない」などと理解を求めたが、住民側は納得せず、今月中に地域住民の署名を集め、増田知事あてに提出する予定。
http://www.morioka-times.com/news/2006/0604/11/06041102.htm
「水源地に処分場は作らない」「水源地を守る」美味しい水と空気に守られて平穏に暮らす権利を主張した地元の皆さんの熱意は、町議会をも動かして行くことでしょう。
源流会の「設立趣意書」や「要望書」を読み、わたくしはとても感銘を受けました。
これから時間はかかるかと思いますが、様々な方面の支援と協力を受けながら
目的がかないますことを心から祈りたいと思います。
しかし、「より一層心配」なのは、沢の上流奥に在るもうひとつの処分場です。
この処分場所有社とも公害防止協定をきちんと締結することは、3月町議会で町長が答弁しています。
更に更に、県の担当課が御所ダムに流入する沢地に二つの処分場が存在することを知らないでいた??!
本当なら、いかに書類上不備がなければ許可を下すやり方とは、どこに目をつけているのかと問いたくなります。
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上記URLから、7日説明会のタイムス記事をご覧ください。
(要約)
■産業廃棄物処分場譲り受けに住民が反対の要望書■
「御所湖の源流を守る会」は、処分場周辺の町場、九十九沢、矢櫃3行政区、約60戸の住民の9割以上の賛同で先月31日に設立。今月5日には御所ダムを管理する国交省、廃棄物の処理および清掃に関する法律(廃掃法)許可権者の県、同町あてに設立趣意書を提出した。
反対理由として、既に処分場に接する沢水の黄色い汚濁、井戸水の一時的な濁りがあると指摘。飲料用の水の汚染による健康被害、水稲や山菜への風評被害による「平穏生活権」の侵害を主張。この沢水は九十九沢川から御所湖に流入する。
要望として岩手県に承継の不許可、業者には承継申請取り下げを要請。
旧所有社には原状回復をし撤退を求める。
譲り受け予定業者は、法令に基づき適正に処分されるため水質汚濁や粉じん、騒音振動の影響はないと説明。盛岡舗道が結んだ公害防止協定と同じ内容を継続すると約束。
源流を守る会幹事から28項目の質問。この中で処分場から沢や川への流入はないとしていた説明を、指摘により覆し、廃棄物を受け入れる排出業者名の公表に丸高側が「営業に関する利益のため公表できかねる」などと答えたため住民側が反発。
「公害防止協定を結ぶために内容を吟味するには、どこから、どんな業者が排出したものを受け入れるか知るのは重要だ」と詰めよった。丸高側は後日、源流を守る会に回答するとした。
社長は「盛岡で生まれ、仕事をしている身で皆さんに迷惑をかけたとしても逃げられる立場にない」などと理解を求めたが、住民側は納得せず、今月中に地域住民の署名を集め、増田知事あてに提出する予定。
後乗りの私は「亀」のごとくゆっくりでごめんなさい。
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