岩手山麓景観形成重点地域を守ろう ★『イーハトーブ通信』

野生サクラソウ大群落を潰し岩手山麓の環境を破壊してきた旧町政。産廃問題に端を発した岩手山麓『誘致公害』の記録

三陸の海を放射能から守ろう!

2005年10月30日 | 雫石便り&Sumireの花の郷便り
三陸の海が放射能で汚されては大変だ!!

★三陸の海の幸、我が家では大好物!
なくてはならない「毎晩のおかず」!
その海が、知らない間に放射能で汚されそう????!!!!
「汚さないで!海を!」
「県議会で全員一致で青森県に環境アセスやまず説明を、と求める採択が為されたのに、岩手県環境保全課は『及び腰』・・・
これは、産業廃棄物溶融炉建設などの『どこか業者よりの姿勢』と似てるぞ~!!

【わくわく ママさん】というBLOGの「三陸の海を放射能で汚さないで」
についての記事をコピーします。(さんりくうららさんからのMLより)

母親としての日常的なし自然体のとらえかたで、わかりやすいのでご参考までに。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎ 育児サークルでいっしょに活動しているママさんから、署名運動の呼びかけがありました。

先日開かれた講演会で、六ヶ所村の核燃料再処理工場から、放射性物質を海に捨てるという耳を疑うような話が実行されようとしていると言うのです。
三陸の海を守る岩手の会から 日本原燃(株)へ出されていた質問には、
「放出された放射性物質は、大量の海水により希釈されるため、周辺の皆様の安全は十分に確保されていると考えます」

という、あまりにも安易な回答が返ってきたそうです。
恐ろしい話じゃありませんか。

一度汚染された空気、水、大地・・・それを元に戻すことの困難さを、コレまでの数々の公害問題で学ばなかったのでしょうか。
目先の利益のみを追求し、取り返しのつかない問題を引き起こし、いまだに苦しんでいる人たちがいることを、どう思っているのでしょうか。
アスベストの問題など、重大な被害が出ているのに対策が十分取られていないまま放置されている現実があるのに、また新たに火種を撒こうというのでしょうか。

しかも、この講演会や署名運動に、先頭に立って動くべきはずの漁業関係者が、今回はまったくの不参加だということにも憤りを感じます。
問題が表面化すると、三陸の魚はあぶない、という風評被害で魚が売れなくなるから、というのがその理由だそうです。

実際に汚染されてからでは遅いというのに。
安心・安全な食べ物を得ることが、ますます難しい時代になっていくと思うと、やり
きれませんね。消費者が関心を持ち、要望し続けることが重要だと思います。

関連のサイト
六ヶ所村核燃料再処理施設とは
六ヶ所再処理工場反対
# by wakuwaku-mama   Blog URL http://fun2.exblog.jp/

イーハトーブ通信No.121:全国交流集会のご案内

2005年10月30日 | 世話人会発行「イーハトーブ通信」を読む

「廃棄物処分場問題ネットワーク」全国交流集会に参加しませんか?!

★ 今後のことなどから、全国ネットワーク事務局や、ゴミ弁連や、おなじ問題を抱えている方々との交流はとても大切と考えます。
津川さんも参加なさいます。
★津川さんから「県外からの報告」のなかで、発言の依頼がありました。
 (参加していただける方の実費は会計からカンパできるよう相談します。)

お電話、またはメールで、お知らせくださいませ。
========================================

■11月12~13日に開催する廃棄物処分場問題全国交流集会のご案内をお送りします。

  ①11月12日(土)現地見学会
     am11:40  仙台駅2階中央西口の内側「政宗公像」前集合
              仙台市内廃棄物施設2ヶ所と村田町不法投棄現場
     pm17:30  交流懇親会・宿泊(村田町谷山温泉)

  ②11月13日(日)全国交流集会
     am9:30   村田町立第二中学校体育館(受付am9:30~10:30)


 〈集会プログラム〉 
   
 (午前)
    ・竹の内産廃不法投棄現地ビデオ
    ・開催地実行委員長あいさつなど
    ・処分場問題基調報告(大橋光雄・廃棄物処分場問題全国ネットワーク事務局長)
    ・竹の内産廃に関する報告&健康調査報告
 (午後)  
    ・宮城県内各地からの報告
    ・講演「宮城県内処分場問題」(増田隆男弁護士)
    ・県外各地からの報告(8ヶ所)
    ・講演「福島県内処分場問題」(広田次男弁護士)
    ・質疑・討論
    ・集会アピール・特別決議

  参加申し込み
       現地見学会  2000円
        宿泊・懇親  8500円
       (懇親会のみ  4500円)
        交流集会   1500円
       集会弁当代   500円

 =================================
ではでは、参加希望者の連絡をお待ちしていま~す。よろしくお願いします。


イーハトーブ通信No.119:26日世話人会へのお誘い

2005年10月22日 | 世話人会発行「イーハトーブ通信」を読む
10月26日(水)世話人会★どなたでも参加歓迎★
10月26日(水)午後6時半より・雫石中央公民館1階幼児室にて

講演会企画&環境リスクコミュニケーションとは?&「家族に乾杯」雫石版♪


そのうちのとりあえずです。
リスクコミュニケーションについては別途ご報告します。

◆『鶴瓶の家族に乾杯』って番組、ありますね。(NHK総合金曜夜8時から)
 あれが22日放送されましてね。
 しわだらけで化粧なしのわたくしめと連れ合いが映ったんですよ。
 来週は一期舎さんも映るはずです。
 「ぜんこくのわらいものになるう・・」と、たらたら文句を言ったのですが、
 まあ、地だからしょーがないかあ…と覚悟を決めて見てみましたんですよ。
 結果、面白いとこばかり編集してあるせいか心配は取り越し苦労!
 で、どうしてわざわざこのBlogに書いたかって言いますとね、
 まあ、放送の最中から、電話が鳴るは鳴るは!
 40年ぶりの同級生から、九州~四国のお客様、親類一同まで・・・ご飯食べる暇もなし。。
 その中に、なんと、この署名活動で協力してくださった関東の方々から、電話・FAX・メールが!!
 「よかったですね!あのきれいな風景が壊されなくて!」
 「あの雫石の町にはもう絶対産廃焼却炉なんて建てられませんよ!やりましたね」
 「岩手山を見に行きたいです」・・・
 「かぬかくにこさんのお顔を拝見できて、、、、」まで・・

ありがたいですねえ・・うれしかったですねえ・・♪

こういう意味で雫石町の風景が、全国の皆さんの視覚に訴えることができた。。
NHKにつべこべ言って悪かったかな??(いや、それとこれとは話は別?)

まあ、しずくいしってとこは、おなごが強い??
ぺちゃくちゃしゃべるおなごにくらべ、なぜか家の連れ合いはじめ、皆さんのご亭主さんのおとなしいこと!

まあ、これもご時世ですわね♪ではまた。



イーハトーブ通信No.118:提案メール「銀河の町へ」

2005年10月16日 | 「しずくいし銀河の森」
銀河が見える町 雫石町民の皆さんへ

☆彡素敵で具体的で実現できたらどんなに素晴らしいだろう・・・というメールを
   頂戴しました。~~雫石町民の方より~~☆彡☆彡
   (お許しを得ましたので転載させて頂きます)ありがとうございました。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『88ヘクタールの使い方』 (一雫石町民より)

88ヘクタールの使い方について、こんなことも考慮して開発(?)を
してほしいなと考えていることを2点、書いてみます。

★ひとつめ★
今年の1月に「雫石町ふるさと景観条例」に対する意見(パブリックコメント)に
私が送ったメイルを転送します。送ったのはいいのですが、それがどのように活かされたかは不明。

(以下、今年1月に雫石町に送ったメイル)
すばらしい条例の制定に向け、ご尽力いただいていること、心強い限りです。
本日は、宮沢賢治に縁が深く、岩手県や雫石でもよく用いられている「銀河」
を活かすための提案をさせてください。

今、日本で「銀河=天の川」を見ることのできる地域に住んでいる人は非常に少なくなっています。私たち、雫石町民は、銀河の見える星空の元に住む、恵まれた境遇にいます。
でも、どれだけの方が、このことを意識しておられるでしょうか。

銀河や星々を見えなくしている一番の原因は、人工光です。夜道を明るくする
照明は、必要ですが、夜空を明るく照らし出す光は、光公害あるいは光害(ひかりがい)というべきもの。
環境保全や景観保護が叫ばれる昨今、雫石町の景観条例に「夜道は明るく、夜空は暗く」の方針を加えられないでしょうか。

具体的には、街路灯などは上方に光が漏れないフルカットオフと呼ばれるものを
用いれば、効率よく地面を照らせるため、同じ消費電力で夜道明るく夜空暗くを
実現できます。省エネルギーにもつながるわけです。

光害、フルカットオフ照明器具については、こちらなどをご覧ください。
http://www.asahi-net.or.jp/~nr8c-ab/astrohikarigai.htm

夏至と冬至に雫石町でも開催されている、100万人のキャンドルナイト、あるい
は積極的に一般公開をされている小岩井農場まきばの天文台の行事などと関連づけて、不要な照明を消して(ライトダウン)星空に親しむ日を設定するのも
良いかと思います。
石垣島では夏のわずかな期間ですが
全島あげて電灯を消し、星空を眺める催しを続けており、それは見事な
銀河を皆で眺めているそうです。うらやましい。

条例に、光公害の項を設け、夜空によけいな光をまき散らさない・・・という
町内の合意が得られるようになれば、宮沢賢治縁りの銀河の町に恥じない、すばらしい景観をひとつ守ることができると思います。
ご検討をお願い申し上げます。
(転送ここまで)

といった具合に、あの場所を「宮沢賢治の銀河○△」が、ほんとうにちゃんと銀河の見える場所にしてはどうかと思います。

雫石町内ならどこでもすばらしい星空が見えると思っていらっしゃる方が多いよう
ですが、長く星空を眺めてきた経験からすると、町内にもたくさんの「光害」源が
あり、これがさらに進めば銀河(天の川)の見える日はどんどん減っていってしまうと感じています。

「光害」については、こんなページの他、検索すればたくさんでてきます。
http://members.jcom.home.ne.jp/nkhoshi/amabun/hikarigai/slpa.html


★★ふたつめ★★
ご存じかもしれませんが、「ネイチャースキー」あるいは「スノーシュー」による
冬の雪原散策です。森に手を加えることなく、冬にも活用するひとつの手だてかと思っています。

これについては、私が解説するよりはネイチャースキーの本家「木風舎」のページがお勧めです。
http://www.mokufusha.com/natureski/mainichi/

スノーシュー散策は小岩井農場でもやっていますね。

以上、いくらかでも参考になれば嬉しいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

イーハトーブ通信No.116:世話人会検討課題など

2005年10月12日 | 世話人会発行「イーハトーブ通信」を読む
長野県駒ヶ根市の産廃焼却炉操業禁止の判決確定

皆様  (No.116 2005.10.12) ♪布団干し日和(~0~)ですね♪

目次::●世話人会検討課題
    ●三陸の海・・ニュースより
    ●長野県駒ヶ根市の産廃焼却炉操業禁止:最高裁判決
============================================

●本日の世話人会の検討課題です。遅くなってすみません。。。

「事業断念ではなくアセスの見合わせ」業者見解をどうとらえるているの
① 守る会ニュースを発行するに当たって、「事業断念ではなくアセスを見合わせ」という業者の見解について、町長の考えを「取材」してから発行してはいかがか。
②88ヘクタール見学会について・・・役場から、総務係長と農林課から1名の2名が「案内役」にとの電話連絡あり。
(案の検討)11月に入ってからのウィークデイを予定。緑化研究所の経営者でこのあたりの植生に詳しい方も同行していただくことになりました。
10月中に立ち上げ予定という「庁内検討組織の長の方にも参加していただくのはどうか。
呼びかけ範囲は、今回は下見の意味もあり世話人会を通しての呼びかけにとどめる。コースは、網張近辺から町内での位置や眺望をたしかめながら、Sさんから地層構造などについて説明を受け、それから下りてきて町道から概観を見る。~温水プール前に車を止めて、森林地帯に入る。など・・検討します。
88ヘクタール利活用問題は『町づくり』
守る会の意向通りにはならないかも?
情報共有~住民参画~町民本位~町の将来像にかかわることだから
『手法』を中心に、地道にでも取り組む♪

③その他
(・領収書なしの公費宿泊出張についての改善策についてオンブズマン委員会に相談中・町内の「産廃歓迎ではないが活性化策がほかにあるのか」的意見について・九十九沢の情報確認を対策課に依頼)

 ・連休前、九十九沢の盛岡舗道さんの産廃最終処分場のところの土地をだれかが買って、付近の世帯に「コンクリート破片などを埋めたいのではんこがほしい」と、世帯を回って歩いた・・・という情報がありました。
問題は、盛岡舗道さん所有地を全部買って、新所有者が新たに産廃最終処分場の許可申請を行う手続きなのか、もしくは、一部を買った方が、そこに盛岡舗道さんとは別に最終処分場につかう為なのか、現在は単なる話なのでそれ以上は判りません。
それで、環境対策課米沢課長に、情報を確認してほしいとお願いいたしました。

●このことが仮に本当だとすると、いままであった所有者が変わることにとどまらず、最終処分場が増えることになる可能性があるわけですから、雫石に産廃関連の施設が増加することの町としての是非に関することですので、上記①で町長に「取材」するとしたならばこのあたりのことも考えを聞いてみたいと考えています。

●本日の世話人会に出席できない方のご意見ご提言をお待ちしています。
hanasato@juno.dti.ne.jp (かぬか宛)

◆『三陸の海を放射能から守る岩手の会』ニュースより
アスベスト問題と同様、それ以上の被害がでるかも
日本原燃(株)へ提出していた質問書への回答!!
 == 『放出された放射性物質は、大量の海水により希釈されるため、周辺の皆様の安全は十分に確保されていると考えます。』(>o<")。。。
彼らが発表した数値から計算した「経口致死量」は年間4万7千人分に相当するそうです。しかもそれは数十年から数万年も浮遊するものが大部分。生物による濃縮や、食物連鎖により人間の体内に入り「内部被曝」の被害をもたらす・・・
現在大問題になっている「アスベスト」の過去の歴史と重なります。

============================================
★★★ニュースです。★★★

(本日10月12日 朝日朝刊より)
【長野県駒ヶ根市産廃訴訟、操業禁止判決確定!】

同町の住民約170人が「排煙で健康被害が生じている」として操業停止を求めた訴訟で、最高裁は11日、処理業者側の上告を棄却。操業停止を求めた1審・2審判決が確定した。「大成産業」が91年に設置した焼却炉。03年に、長野地裁は「排煙中のダイオキシン類は規制値を越える可能性が高く、深刻な健康被害が出る恐れがあるとして操業を禁じた。東京高裁も同様に判断していた。業者側は「複数の調査でダイオキシンが基準を下回っている」と主張したが、最高裁は民事訴訟法の上告理由に当たらないと判断した。

【長野地裁支部判決 「健康へ危険」 指摘 】
地元住民らが排出されるダイオキシン類などで健康が脅かされるとして、焼却炉の操業禁止を求めていた訴訟で、長野地裁飯田支部は4月22日、「原告らの生命、身体、健康が侵害される危険性が認められる」として住民側の主張を認め、操業差し止めを命じる判決を言い渡した。判決によると、届け出た焼却量の数倍以上を燃やすなど、炉の構造や焼却方法には重大な問題があると指摘。ダイオキシン類などの有害物質を含む排煙を生じさせ、付近に拡散させる危険があるとした。

署名趣旨のおさらい

2005年10月04日 | 「しずくいし銀河の森」
10月12日(水)世話人会を行います。ニュース発行・見学会・ほかです。ご参集ください。

お浚い(おさらい)です。
守る会の第2次、第3次署名の趣旨は、次の通りです。
(署名用紙から)

私たちは産業廃棄物焼却施設(雫石クリーンセンター:仮称)の建設に反対し、この計画を許可推進しないよう求めると共に、日本重化学工業跡地もふくめ、周辺一帯の緑が保全され「人の心を癒す」方向に用いられるよう求めます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この度「限りなく中止に近い見送り」という段階を迎えることが出来て、
守る会の当初の目的は、ひとつ達成できたといえるでしょう。
内容的には、先の通信で流したように、産廃施設そのものへの判断ではないところが、今後も気を抜けない状況が続く…ということですが。。。
これは、来年秋に町長選挙が行われますから 当然そのときに、「この町に産廃施設がふさわしいと考えるかどうか」という資質を問うこと(公約となるかどうか)にかかってくるものと思います。
守る会は、いつでもフル稼働できるようにしておきながら、今後は、
環境条例や周辺土地の利活用策定が、ほんとうに「住民との情報共有」の上で、
ほんとうに「住民参画」が行われ、ほんとうに開かれたかたちで町の将来に視線を向けたものとして決められていくように目を光らせていなければならないでしょう。



イーハトーブ通信:「サタンチュラ」への感謝

2005年10月04日 | 世話人会発行「イーハトーブ通信」を読む
「サタンチュラ」経由の全国の皆さん、ありがとう!

皆様           冷たい秋の雨の朝ですね。

♪この署名活動が功を奏したひとつには、「サタンチュラ」Blogサイトによる全国への発信がありました。専門的なアドヴァイスや署名への協力や、神奈川や佐渡島での問題や、横に広がったのもサタンさんのお陰でした。
感謝と共に、サタンさんのご了解を得て一部ご紹介します。
サタンさんはこの問題の経緯と、近くに住む町民としての感覚をとても素直に表してくれていました。改めて感謝を捧げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆(読者A)サタンちゃん、はじめ雫石の皆さんの努力が、どうやら実ったようですね。おめでとう。
全国で同じような問題に取り組んでおられる方々には、大きな励みになることでしょう。

◆(サタン)
ありがとう。
7月世話役会で開催した、町長との懇談会の段階で町長自らの口から建設はないだろうとは聞いてました。その段階でひとまず安心はしてました。

それでも、会社側はアセス委託会社に頼み「計画は進行中」と県やマスコミに発表してました。県もそれ以上は会社側に聞けず、計画は宙ぶらりん状態でした。しかしアセスをやっても小岩井観光と温泉、農業の町で、計画地近くにはオオタカの巣があったり、また景観保全地域だったりと、誰が考えても建設は困難でした。

でも、反対運動が起こらなかったら今年の4月には建設が始まって、来年9月に操業されようとしていたことです。ホントに恐ろしいことです。もし誰も気がつかなく、建設が始まっていたら、反対しても遅かっただろうと今でも僕はそう思っています。

岩手県の北上に民間会社の産廃処理施設があり、先日も新聞にデータを改ざんしていた記事が載っていました。民間は営利優先なのでこういうことは当たり前のようにやってるように思えます。

神奈川・山北町の世界最大規模の産廃処理施設の計画もここに来て町が誘致を撤回しました。神奈川県全地域(川崎・横浜を除く)の産廃を鉄道などで運んで一ヶ所で燃やす計画でした。とにかく田舎が狙われていますね。

雫石の場合は産廃会社(地元出身者が社長の会社)のメンツなのか、これだけ小岩井や地元の反対、お金や時間もものすごく掛かるのにまだまだ完全に諦めたと思えません。たとえば、規模を小さくして申請し、建設操業後大きく変えていったり、別業種で申請してくる場合などいろいろ考えられるからです。

産廃問題は地元に建設されるからとかいう理由だけで僕らの会では反対してません。溶融技術は完成されてなく危険だし、ゴミ問題はみんなの問題だからね。僕自身もゴミをだしているし。

今回は僕の呼びかけに賛同し署名を送ってくれたみんなに感謝しています。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆(読者B)  サタンさんホントに良かったです!そしてお疲れ様でした
      ここにてサタンさんのところに限らず各方面の現状を知る機会ができ
      ました。      
         みんなの問題、もちろんわたしもその一人!
◆(サタン)
その節はご協力ありがとうございました。コメントありがとう。
新聞記事にも載ってる様に業者は「見送り」と言ってます。「断念」とは言ってませんね。
県のメルマガでも ⇒ <雫石の産廃施設 当面、建設見送り [28日(水)]
雫石町長山に産業廃棄物中間処理施設、雫石クリーンセンター(仮称)を計画しているマイトリー(本社石鳥谷町)が当面、施設建設を見送る方針であることが28日までに判った。反対運動などを受け「様子が見たい」(同社幹部)との判断で、将来的な事業実施には含みを残している。>

という事は完全に諦めてないってことです。
規模が48t以下なら環境アセスメント申請がいらなかったり、別業種で申請し後で変更してくるなど、別の方法で進めるかもしれません。

県北の葛巻町の場合は17年反対運動してきて、今その町は「クリーンエネルギーと牛乳の町」になって成功してます。

当時の町長の産廃がらみの汚職事件、土地主が産廃業者(埼玉)に売った土地を町の税金で買い戻したり、産廃業者からの24時間に亘る脅しなど、17年に亘り反対してきたそうです。雫石で、葛巻町で反対運動をしてきた開業医のお医者さんや町に産廃反対で当選した元町長さんの講演会で「こういった問題はその町の町長の裁量権の問題が一番だ。」っという話を聞きました。

つまりその町の町長が「No !!」と言えば町を二分するような反対運動もなく、無駄な税金も労力も使わなくってもよかったようです。葛巻の隣接町村でも当時、都会の産廃業者が何社もうまい話をもちかけてきたそうです。でも周りの町長さんたちは「No!!」と判断したようです。汚職で捕まった葛巻町の町長だけはきっと「OK」と言ったんでしょうね、個人の利益のために。

雫石の場合も同じ様な事が考えられます。
これだけ住民や小岩井農場が猛反対してるのに、はっきり町長は「No!!」って言いません。雫石の中屋敷町長はず~っとこう言う風にのらりくらりとあたりさわりのない答弁を言ってます。7月には「建設はない。」と言ってますが。

「観光と農業の町・雫石」で売ってる町なので、一言だけでも町長が「産廃No!!」と堂々と言えば業者も「計画見送り」なんて言わなくて「計画断念」となると思います。

◆(世話人会より)
サタンチュラさんを通して、この問題は全国へ広がりました。そして「限りなく中止に近い見合わせ」と判断できる状況まで持ってこれたことは、サタンさん経由の皆様ほか、沢山の皆さんのご支援の賜物と、心から感謝で一杯です。
これから又どこで「復活」するのかわからない状況は続きますが、サタンさん、そのあたりのことをとても的確にまとめてくださって本当にありがとう。
その通りだと私も思います。
守る会としては地道な活動は続きますが、これからも時々はお顔を見せてくださいね。

サタンチュラからつながっている、たくさんの皆さん、励ましや専門的なご教示まで、 ほんとうにありがとうございました。これからもどうかよろしくお願い致します。
言い尽くせない感謝を込めて・・・。
          イーハトーブ雫石を守る会 世話人会 かぬか。

◆(サタンさんより)

世話役さん
もし、昨年暮れに世話役さんと近所のおばちゃんのお二人が「岩手県のHP」で偶然、小岩井隣接地区産廃計画のアセス審議会予定を発見してなかったら、ホントに誰も知らなく、早急な反対運動も起きず、今年の4月から建設が始まっていたんじゃないかと思うとゾッとします。

「イーハトーブ雫石を守る会」のML(メーリングリスト)で会のみんなや応援してくれた県外の専門家の皆さん方と情報が共有でき、多方面からアドバイスをいただけた事も産廃見送りに多いに役立ったと思います。

それにしても春頃までは会の全員、みんな全力投球でよくがんばりましたね。
自分達のそれぞれの持ち場でいい味が出せたと思います。
の総会で産廃の事をみんなにお願いする時が
僕には一番勇気が要りました。

恐るべき「オバチャンパワー」( !!)これからもよろしくです。

「雫石でなければ良いのですか?」にお答えします。

2005年10月03日 | 世話人会発行「イーハトーブ通信」を読む
←あたしが犬のSumireで~す。

「何処がふさわしい」のか&「雫石でなければ良いのか」にお答えしま~す。

(BLOGへのコメント:(疑問)さんより)

■(町長には)産廃施設は雫石町にふさわしくない、という明瞭な姿勢がない。⇒何処の場所ならふさわしいとお思いですか?雫石でなければ良いのですか。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この(疑問)さんの質問に対して、会のBlogでも一期舎さんのBlogでもコメント欄でいろいろ意見が交されています。

今後の展開の為にも大事なポイントなので「復習」その2です。
一部くだけてる部分あり、お許しを。。

*** 【雫石町に“ふさわしい”としたら??】イーハトーブ通信Blogより***

■町長の判断には、産廃施設は雫石町にふさわしくない、という明瞭な姿勢がない。(当方の判断)
■中屋敷町長は8日の町議会本会議で『事業主に特に動きがないことや反対運動を考えると私としては施設の建設はないものと判断している』と発言しれいる。(日報記事)

●この二点は、きちんと整理しておくべき大事な点です。
●町長は、業者の動きが無いことや反対運動から、「施設建設はないものと判断」しているのです。
町長や助役は、業者からの「安心、安全、無害」といった説明を鵜呑みにせず産廃焼却溶融に関する資料収集に努め、よく勉強して判断し、その上で「ふさわしい」という判断になったのでしたら、『秘密』にはしておかずにみんなに知らせて喜ばせればよかったのです。

私たちは、町の在りかたの根幹にかかわることとして「産廃施設は雫石にふさわしくない」というリーダーとしての姿勢で「建設は無いものと判断」してほしいし、それがリーダーとしての責務だと考えています。

この問題は町長次第なのです。
それだけ「裁量権」が与えられているのが町長という職務です。
町長は、町民の健康で安全な暮らしを常に考えて裁量権という行政権を行使しなければならないのは「地方自治法」を持ち出すまでもなく当然のこと。

ですのに、業者は、アセスは必要ないものと予想して事業計画を立てていましたし、わたくしが最初に町に問い合わせたときにFAXで返事をくれたのは、町長が課長待遇で招聘した人物でした。
この人がこの計画の水先案内を、町長から頼まれた人でした。

いま町長は、「七つ森清掃センターの更新が迫っているので町民の考えも聞きながら…」と、この産廃問題を一般ごみの問題と同義に話し出しています。
しかし、昨年10月26日にこの水先案内人と共に山形県まで民間業者の産廃焼却溶融施設に「公費で視察」に行ったとき、すぐ近くにある広域組合ごみ処理センターには全く足を向けてはいません。

業者は町の暮らしのごみを「安全にお安く処理してあげる」ために計画したのではありません。
簡単にのっかったのはなぜでしょう。
領収書なしの宿泊は、温泉に業者と同宿していました。(町長は偶然と弁解・業者役員はしていないと私に言いました。)
今度町が購入した周辺の元日本重化学工業跡地の88ヘクタールは、今回のマイトリー社の溶融炉建設を皮切りに、かの水先案内人を窓口に同業種の進出建設がつぎつぎと行われたでしょう。

町長の裁量権は本来、このようなことのために存在するのではありません。
私たちは最大の主権者である町民ですから、自分たち町民の生存権に係わることとしてとらえ
はっきりNO!と主張しました。それがこの運動です。

もし、「産廃焼却溶融炉や最終処分場は雫石の為になる」という考えでこの計画を遂行しようとしたのでしたら、早くから町民に知らせて町民と共に歓迎すべきですよね。
そしてその根拠となる、《農業と観光の町に、これこれの理由で大いに貢献するものだ、健康被害はこれこれであるから心配はない、将来農産物が売れなくなることもなく小岩井農場製品にも被害はなく、観光客はこれこれの理由でふえるであろう。》
という理由を聞かせていただきたいわけです。

ちょっと肩を抜いて(疑問)さんへ

このような質問って、実は「どっと疲れる」んですよねえ。
まずご自分の考えを述べていただけるとデスカッションの的が絞れるんですがねえ。
「ふさわしいところ」なんていまのままではどこにもないのがお判りでしょうに。
(「生産している所」が、いま考えられるBESTな所なわけですよ。理由は下に)
ましてや、儲けのために、水も空気も土も排ガスに汚された雫石になることを望んではいないでしょうに。

「雫石でなければいいのですか」なんて質問に至っては、「そうです、建てたい人の庭先に建てなさいよ」なんてわけのわからないことのひとつも言いたくもなるというものです。あはは。(実際、2月21日に町長は「安全なんだから中島地区(町長の住んでいる所)に建てても良い」って言ったんですよ。だからなお更、安全・安心・無害を立証してほしいものですよね。

あなた様ご自身は決してこの町にふさわしいなんて思ってはいないように感じますが、
まず、質問の鉾先をご自身に向けて、ぜひあなた様ご自身の考えを教えてくださいませね。
自分たちの町を良くしていくためお互い協力しましょうね。
待ってま~す♪(かぬか)

====□□□一期舎日記BlogにSumireが書いたコメント□□□===
ちょっとくだけてほんとの気持ち

【ごみは、目の前から見えなくなってしまうと、そのあとの事には気も心もお金も向かなくなるのが世の常。
だから、いまどうしても必要な施設だったら、生産している場所の近くまたはその所で行うべきだ。そうすると、頭の上から排ガスが降ってくるわけだから、もっと真剣にお金も気も入れて、本当に「安全無害」に近いシステムを作らざるを得なくなる。
(これを忍者の裏技的毒消し開発の法則という)なんちゃって。】

どーしてわざわざ「農業と観光の町」に作らなくっちゃならないの?
「そこにわが社の土地があるから」
「自社の土地で国が定めた規準をみたし町長が後押しして県が許可した事業を行おうというのだぞ。なんの文句があんの?」

それじゃあ、「わが社の土地」だけと「わが社の土地の上だけの空気」と、「わが社の土地の分だけの水だけ」を排ガス成分で満たすべし。わが社の土地以外に寸部たりとも漏らしてはいかんぞ!」

『ベニスの商人』雫石版だよ~ん。

喫茶店や病院なら いやならそこには行かなきゃいい。
But,この排ガス撒き散らすシロモノは、否が応でも降ってくる。
これを「はた迷惑」と言わずしてなんというべきや。
更に、それで儲けられたんじゃあ たまったもんじゃないし、
事故があったり倒産したりしたら、私らの血税で後始末される公算が大きい!

こんなこと バカなことだって、あたしにだってわかるワン! 
すみすみって呼ばれてる三毛犬のSumireで~~っす。
いちごやのにいちゃん、がんばってね!わお~ん!
あたし、応援する!♪(Sumisumi)