岩手山麓景観形成重点地域を守ろう ★『イーハトーブ通信』

野生サクラソウ大群落を潰し岩手山麓の環境を破壊してきた旧町政。産廃問題に端を発した岩手山麓『誘致公害』の記録

イーハトーブ通信No.114:一区切りなるか?

2005年09月29日 | 世話人会発行「イーハトーブ通信」を読む
守る会としての捉え方と問題点~今後の対応報道機関によっての違いの奥に・・・

昨日の岩手日報夕刊掲載の記事は、読売やIBCの報道とニュアンスが違っていました。。
(以下3点:日報夕刊記事より抜粋)

◆マイトリーの長田取締役は取材に対して、
 「建設の前提となるアセスメントの手続きを当面見送るもので、事業構想の断念ではない。町が反対すれば無理な計画なのでしばらく様子を見るつもりだ」としている
◆「岩手県は、アセスメントには定められた期限がなく、将来的な事業の再始動は可能だ。県は同社が建設自体を断念する意向を伝えていないことから『いつ出てきても対応できるように準備は整えておく』(環境保全課)とするが、事業構想は宙に浮いた状態となる。」
◆「中屋敷町長は8日の町議会本会議で『事業主に特に動きがないことや反対運動を考えると私としては施設の建設はないものと判断している』と発言している。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●守る会は、報道の色合いの違いはありますが、ほかの情報との総合判断から事実上の中止であるとの見方です。
●しかし、次の問題点は残ります。

 ①町長の判断には、産廃施設は雫石町にふさわしくない、という明瞭な姿勢が
  ない。町の土地開発調整委員会にも申請取り下げの正式手続きは無い。
  町長個人の考えの中には、この施設を建てさせたい思いが残っていると推量 
  される懸念材料がある。

 ②岩手県は、アセスメント要の判定後、方法書提出までの一定期限と、それに
  伴う取り下げに関する書面様式を整え、宙に浮いたまま推移することを防ぐ
  よう、制度化するべきである。(提言中)

 ③親会社の秋柴重機の所有地はそのまま存在することから、懸念される規模
  縮小再申請や業種を変えて農業振興法をはずし(白地化)事後に他業種に
  拡大していく可能性が残される。

●昨日の世話人会では時間切れもあって、上記の3点もふくめ、今後の守る会
 の対応について、次回世話人会まで「宿題」として検討していきます。
 さらに、この計画をやめさせることの目的が一応は見届けられたとして、
 町民として生存権にかかわるような問題が生じたときは再び活動を活発化させ
 ていきます。
●次の段階の
 【88ヘクタール利活用問題】【環境条例制定に向けた取り組み】【ごみ減量化施策に協力していく問題】について、
 どのような姿勢で臨んでいくか、についても「宿題」としていくことになりました。

 
~~~ご意見をお寄せくださいませ。hanasato@juno.dti.ne.jp

   ※申し入れ中の10月末~11月初旬にかけての「88ヘクタール現地見学会」と、
   ※10月中に組織される予定の「庁内検討組織」に対して、第2次、第3次
     署名の要旨の観点から、なんらかの一筆をいれる必要はありますので、
     この点に関してのご提言もお待ちしています。
   ※今回の報道を基に「守る会ニュース」としてまとめたいと考えています。
 
 ではでは…ごくろうさまでした。♪
        まずは、署名に携わった多くの皆様の思いと汗に、
        どうぞ くれぐれもよろしく感謝の意をお伝えくださいませ。

町民にとってはわが身のことなれど、この署名活動にご協力下さった全国の皆様に、この場を借りて心より御礼申し上げます。
イーハトーブ雫石の風景を守り 孫子の代まで残したいと願う町民の会 一同

みんなの力ってすごい!

2005年09月28日 | 世話人会発行「イーハトーブ通信」を読む
「みんなの力」って、ほんと、すごい!♪

沢山の力と持ち味の結集 (発行人より)

2005-09-28 10:46:27

いちごやさん、通信113へのコメントを、有り難うございました。
「よかった!」
と同時に、アセス進行表へのほこりだらけの掲載は続くので、
これに期限や取り下げ様式を決める、ということの動きが、アセス審査会や環境保全課内部で活発化することを期待したいものです。
(今現在はこの提言書に対しての返事は「むずかしい」で止まり中)

ご近所のYさんと立ち話・・・
まず、みんなの持ち味それぞれなくしてはここまで持ってこれなかったよねえ・・。
だれがいなくともその部分が欠けてしまっていたくらい…
3人寄れば文殊の知恵、
100人力!って、こんなことなんだねえ…。
これからだね、町民の力を無視できないよーな町政にもっていくには、ね!
ごみ減量化、88ヘクタールのいい利用!
がんばろーね。
津川さんからも早速「おめでとう」のメールを頂いたよ。ありがたいねえ。
津川さんから一番最初に、「住民説明会にされてしまうから気をつけよ」とアドヴァイスもらったんだよねえ。これ聞いておかなきゃ、1月13日に概要書をもらったときに「説明会」にされちゃってたんだもの。。

『みんなの力』って すごい!!♪



イーハトーブ通信:緊急号外:マイトリー「見送り」見解

2005年09月28日 | 世話人会発行「イーハトーブ通信」を読む
小岩井農場隣の産廃処理施設 業者 建設を見送り

マイトリー社曰く「こちらが不要と考えていた影響評価が必要となったのが大きい。手続きがいつ終わるのも分らないし、審査終了まで何年かかり、その間、利益を生まないなら、他の事業展開を考えたほうがいい」と答えた。

●●●本日、読売新聞朝刊に次の記事が掲載されました。
           (MLリストのみ全面貼り付け・Glogには要約を掲載)
①マイトリー見解
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news001.htm

IBCから電話取材:「雫石町の未来にとって取り返しの付かないことになる事態が避けられたという点で喜ばしい」と!

②北上クボタリテックス性能試験ダイオキシン濃度、親会社が改ざん
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news003.htm
 
小岩井農場隣の産廃処理施設 業者 建設を見送り

 小岩井農場(雫石町)の隣接地に計画されていた産廃処理施設の建設が、処理業者の方針転換で見送られることになった。県から求められた環境影響評価の実施や施設の安全性審査には長い時間が必要で、完成と操業開始のめどが立たないため。既に県にも見送りの意思を伝えている。計画に反対してきた農場の運営会社「小岩井農牧」は「地域にとってひとまず良かった」と安心している。

 計画は、約1万3000平方メートルの土地に1日最大90トンのプラスチック廃材などを焼却し、その灰を高熱で溶かす施設を建設するという内容だった。

 計画を立てた業者は、3月末、県から建設による景観や生態などへの影響を県条例に沿って詳しく調べる環境影響評価の実施を求められた。評価実施後もさらに、法律や条例に基づき施設の安全性や排ガスの量を確認する審査が控えていた。

 県によると、評価には1年半~2年、審査には260日以上、場合によっては数年かかる。業者が県に建設見送りを伝えたのは今月21日。「中止に近い見送りにする。状況を考えると実施は難しい」と説明したという。

 業者は見送りを決めた理由について、読売新聞の取材に「こちらが不要と考えていた影響評価が必要となったのが大きい。手続きがいつ終わるのも分からないし、審査終了まで何年かかかり、その間、利益を生まないなら、他の事業展開を考えたほうがいい」と答えた。

 一方、小岩井農牧は〈1〉産廃処理施設は農林畜産業や自然体験観光で成り立つ地域のイメージに合わない〈2〉仮に施設で事故が起きたら、乳製品事業や観光事業が壊滅的なダメージを受ける――などと建設反対を訴えてきた。農牧は「地域全体の観光や産業にとって大変良かった」と建設見送りを歓迎している。

(2005年9月28日 読売新聞)

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親会社が改ざん 北上・クボタリテックス性能試験のダイオキシン濃度

 北上市の産廃処理施設「クボタリテックス北上資源化センター」が性能試験で大気中に排出したダイオキシン濃度の値を実際より低く同市に報告していた問題で27日、濃度測定にあたった親会社の「クボタ」(本社・大阪市)が値を市との協定値を下回るよう改ざんしていたことが分かった。

 クボタ広報室によると、クボタのリサイクルエンジニアリング技術第二部が昨年1月、リテックスの施設の性能試験を2回行った。翌2月中旬、ダイオキシン濃度は1立方メートルあたり0・67ナノグラムと0・32ナノグラムとの測定結果を得たが、いずれも北上市との協定値(0・1ナノグラム)を上回っていた。

 同市への濃度の報告期限は3月末までで、同部は協定値を下回るように改ざんした値をリテックスに伝えた。改ざんにかかわったクボタ社員は社内調査に「市への報告期限が迫り、再試験する時間もなくて焦ってしまい改ざんした」と話したという。

 改ざんは同部内部で処理され、上司にあたる事業部長や事業本部長へは報告しなかった。クボタは近く社内の懲罰委員会を開き、関係した社員を処分する方針。

 クボタ広報室は「企業としてあるまじき行為であり深くおわび申し上げます。当局からの指示を仰ぎながら、関係者の処分を含む再発防止の徹底に努めます」とコメントした。

 また、同市は今後のダイオキシン値のチェック体制について「現在リテックスから年1回受けている測定値の報告を、数回に増やすよう求めたい」としている。

(2005年9月28日 読売新聞)
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イーハトーブ通信No.113:ダイオキシン数値改ざん

2005年09月27日 | 世話人会発行「イーハトーブ通信」を読む
クボタリテックスがダイオキシン排出量を実際より低く報告していた!!

皆様 (No.113:2005.9.26)


◆本日の朝刊各誌に「北上資源化センタークボタリテックス」が、北上市に対し、性能試験で大気中に排出したダイオキシンの値を実際より低い数字で報告していたことが報道されました。
詳しくは↓
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news002.htm

リテックスは「改ざんの原因はクボタ本体にあるが、そのデータをうのみにした責任は感じている」としながら、「昨年12月の当社の調査では、ダイオキシンは市との協定基準を下回った」と答えたそうですが、
私たちが心配していたこと(測定方法そのものに厳密性が無いこと、と、企業が企業独自で排出ガスを測定することへの不信)
が実際に起きていた、ということです。

7月はじめ、新人町会議員数名でクボタリテックスを見学したある議員の話では:::

   「最上は汚かったが、北上はきれいだし、説明もしっかりしていた。」という
    内容の感想を話していたそうです。Yさんや、Wさんが見学に行ったとき
    にも、技術やさんの説明が巧みで、マイトリーのプラント内容を説明した
    最上CCのようないい加減さは感じられなく、溶融炉のことを勉強していな
    ければ、「いいもんだ」といういう印象になりかねない…ということを話していました。
 ◆しかし、この報道のように、『改ざん』が簡単に出来てしまうシステムに加え、先日の山北町エコループ計画ビデオにあった、ダイオキシン専門家の指摘(ダイオキシンを減らすと、ニトロアレンが多くなるという事実)を加味すると、いかに「安心・安全・無害」というメーカーや業者の言い分がデタラメであるかがわかります。
◆このニュースは、環境対策課長と議会事務局経由で送信し議員各位にも周知してもらいたいと思います

この提案をおいしく料理して♪(イーハトーブ通信No.112より)

2005年09月25日 | 「しずくいし銀河の森」
「ためいき」をついててもはじまらない!そーだ!

<<買い物に行ったとき、あんまりにもおりこうなわんこが、軽トラの屋根の上で、ご主人様の帰りを待つ姿…いじらしいわんこちゃんでした。>>


皆様  (No.112  2005.9.25)

雨…昨日はあんなに良い天気でしたのに…
   コテージ村祭りは昨年~今年とお天気に恵まれず、みなさん、風引かないように、ぱっちでもはいてね♪

  
□□□□さてさて、88ヘクタール跡地利用の問題です。□□□□
~~~~「イーハトーブ通信」BLOGでのある日の会話~~~~~~~

●いつもわたしら夫婦がぶーぶー言うときにいっている言葉
「センスが悪いんでなくて、センスが無い」

(使用法の例→「あんなところに産廃焼却場を計画するなんて、センスが悪いと言うよりセンスが無い!」。または「商店街活性化と言いながら税金をいっぱい使って無駄なイベントばっかりやって、センスが悪いと言うよりセンスが無い!」。あくまで例えですので、関係各方面はムキにならないでください、ね。)

センスが悪いなら直しようもありますが、センスが無い場合はどうしましょ?
願わくば跡地利用の計画策定者さんたちにセンスがありますことを!

◆ほんにほんにまさしくその通りでございます。

「センス」は数値で表せないものですから困ります。かつて、ある写真家でもあるデザイナーが、高圧電線鉄塔は田園の風景写真に似合わない…云々と県庁の役職者に言ったら、「鉄塔は地域が活性化している感じがしていいんでなの?」といわれ、続く言葉がでなかった、と話していらしたことがあります。
産廃焼却場も町の活性化ととらえる向きがあるのも同じ「みなもと」でしょう。

さてさて、なじょしたらいんだんべ。。
「無いものねだり」はできない相談!
だとしたら、「あるひと」に替ってもらうしかないんだか~~!と嘆き&ため息の一つも出てくるというもの。

~~~~↓~~~~~↓そこで提案です!!~~↓~~~~~~~

①まずは、【当初からの町民との情報共有を】などの点を⇒「要望書」のかたちで一筆入れておく。(これを「公開質問状」形式にして答え(考え)を引き出しておいたほうがいいかもしれませんが)
②どなたか「著名な」(但し謝礼金は少しで引き受けてくださる方)にお願いして
『町づくりの際に、この広大な面積の森はいかに貴重か』を底のテーマにした、
『しずくいしって素晴らしい!』なんてテーマで、講演とシンポジウムを企画。
③パネラーには、町長はじめ、庁内検討組織の委員チョーさんや、商工会(特に女性部)、旅行企画関係者、雫石リピーター代表、日本一自然豊かな温泉街を目指している鶯宿観光協会のTさん(長栄館の社長で持論があり弁が立つ方ですよ)、コテージ村に入植した方(雫石の何が気に入って町民になったかの点から)農業者団体からチャットノームの主婦、民宿のどぶろく特区からNさん、商店街で楽しいこと企画にかけてはピカイチのいちごやオーナー、そして、お隣り小岩井農場からも出ていただきたい・
こんなとき重要なのはよそからの視線!だれかいないかゆうめーじん!④このとき、ビデオか短編映画で、森の保全や、心癒される空間作りの記録を上映して『視覚』に訴えることが肝要。
(小岩井の成り立ちとか、星のリゾートのビデオなどが借りられるといいですね)
⑤〆に、「検討委員会」の底に流れる(流れてほしい)コンセプトをまとめることができたらGOOD!
⑥コーディネーターには、県立大の先生で、環境問題や自治体政策にも精通している方が心当たりでいます。。。

~~~~~~~~~☆彡さあ、いかが!!??☆彡☆彡~~~~~
■28日の世話人会で、ご相談いたしたく!!おねがい、来てね!
  (陰の声:::BLOGやってると、なんだかこんた調子になってしまって・・)
では、28日午後6時半、いつもの部屋で、お待ちしていま~~す。

あの森の未来は、いまを生きる町民のセンスにかかっている!

2005年09月21日 | 世話人会発行「イーハトーブ通信」を読む
あの森の未来は、今を生きる町民のセンスにかかっている!

「住民参加」 「官民協働」 って

===小岩井の隣で東京ドーム17倍の森♪
この利活用計画は、「住民参加」「協働」といった、つねに町長自身が言う言葉を真に具体化するモデルであれかし===

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

皆様  (16日付 No.109を110号に訂正☆∴111号です。1005.9.21)

■来週水曜日9月28日:午後6時半より・中央公民館幼児室にて
 世話人会開催 ★ お誘い合わせの上ご出席下さい。

この問題について、10月には庁内検討組織が立ち上がるとの9月議会での町長答弁でした。
私たちは、第一次の署名提出の際の要望段階から、この利活用は「心癒される方向で」ということを申し入れてきました。
2次、3次署名では、署名目的の主旨のひとつとなっています。

しかし、議会答弁を聞く限り、畑は農業者団体と話し合い、山林は当面間伐除伐を、プール側には社会体育施設整備を…といった暫定的な面しか伝わってなく、せっかくの広大な森林地帯の具体的な方向性が見えない状況が続いています。

10月からの庁内検討組織でスケジュールなどを決め、元地権者同盟を含めた関係各団体や公募住民などで組織する検討委員会、パブリックコメント…といった「手順は踏む」形を町長は答弁していますが、町長自身の考えの方向性が明らかになっていません。
(スプロール化を防ぎ環境保全目的という購入理由が最大公約の方向性)
これは以前の公開質問状への回答内容と全く同じです。

要は『腹づもりは明らかにしない』と言っているようなもの、と言わざるをえません。
なにしろこの跡地は、かの「わかぎ氏」がかつて、「自分はこの土地の問題を解決する為にこの町に来た」と語ったことを忘れるわけにはいきません。

町長自身が常に言うことばの具体性が厳しく問われることになるでしょう。

●住民参加を⇒住民参画に!
●情報公開⇒開示請求した書類だけの公開ではなく、住民との情報共有を!
●協  働 ⇒官民協働は官がまず胸襟をひらき住民の声に敏感に反応を!
この為には、署名団体としてどういう形で町長に持っていったら良いか、
ぜひともお考えをお聞かせ下さい。

◆◆◆この世話人会では、
矢祭町の場合 & 星野リゾートのビデオみてみてほしい
『矢祭町の改革』と「星野リゾート』のことを少しですがビデオに撮ったものをごらん頂きます。
すっごく参考になりますよ~~!!
       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「なかなかむずかしいですよね」とリポーター。
いや、むずかしくないの、やらないだけなの。」
「いや、むずかしくないの、やらないだけなの。」と矢祭町長。(イントネーションがなつかしい。。)
このあたりの『違い』が諸悪(じゃなかった、諸問題)の根源!
あれもこれもの我が町の問題(診療所問題・商店街の駐車場問題・さっぱりうれない駅前団地・どんどこ客が減りあかるくたのしい風が吹かない軽トラ市・微妙に減る続ける町人口・心底の笑顔がみられない役場でおはたらきのみなさま)
 に、処方箋一服、されど『良薬口に苦し』か!♪(~0~)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
□□□紫波町の16年度農業用廃プラスチックJA回収量は37.5t□□□

紫波町の中田氏(先の環境パートナーシップ勉強会講師)から事務局長に連絡がありました。
質問への回答をわざわざ調べてくださり、本当に有り難うございました。

●JAの農業用廃プラ回収量が、16年度1年間で約37.5t。
  紫波町は雫石よりも人口が7千人ほど多く、農業者の比較は調べてみます が、極端な差はないとみます。
雫石町内から排出される主な産業廃棄物は、農業関係・建築関係・食品加工業の大豆カスなど、機械メーカーなどからのもの・・・
まだ雫石では産廃排出量の調査が実施されていない為、正式にはコメントできませんが、七つ森焼却センター更新の際に産廃も一緒に処理する施設・・・という「選択肢」の意味希薄となる数値であると私はみましたが、皆さんはいかが思いますか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆彡☆彡ターシャ チューダーの庭★歓びは創りだすもの☆彡☆彡
        NHK総合でも放送されることになりました。
        ■9月23日(秋分の日)の朝 8時35分より■
        ビデオがある方・・2時間くらいなので、あとでゆっくりも良いかも♪

        これ見ながら、中屋敷町長はこういうのをみたらどんなふうに感ずるのかなあ…と思ってしまいました。
        おとどけしようなかあ・・・Sumireにたのんで配達してもらおうか、

        それとも「ごいっしょにみませんこと?」とおさそいしてみようかなあ。。
どうしたらいいでしょう。。

ではでは、、、28日の世話人会でお目にかかりましょう。。
25日のコテージ村祭り、天候に恵まれますように・・♪スタッフ がんばれ♪ワン!♪  ^(・。・)^

イーハトーブ通信No.109:岩手県紫波町の環境町政

2005年09月17日 | 世話人会発行「イーハトーブ通信」を読む
見習いたいこと沢山♪隣町 紫波町の循環型環境行政&88ヘクタール利用問題の10月検討組織立ち上げに思う

昨日の夜は「鶴瓶の家族に乾杯」ってNHKの番組みてみましたんです。。
なぜって、先日我が家にもカメラが急に入ってきちゃってね。
「ぎゃっ!やだ!全国の笑いものになるう!」
「所さんの第一町人発見、あれはいいよね」なんて言っちゃったり・・
ダダこねたのですが、とき既に遅し・・まあ、そのうち忘れるでしょう・・。
・・・・♪・・・・
今朝も「ターシャ テューダーの庭」のビデオを見ながら起きました。
急な現実への転回が なかなか出来ないでいます。(笑)
15日の雫石環境パートナーシップ勉強会に参加しての報告通信をコピーしますね。
    ===========================
皆様  (No.109 2005.9.16)

♪昨日の紫波町環境課 循環政策室 室長 中田久敏 氏をお招きしての
 雫石環境パートナーシップ勉強会感想♪
(穏やかな口調で淡々と…その影にはご苦労と町民本位の役場職員の気概が感じられ、引き込まれて聞き入りました)

(~0~)「すぐ隣町にこんな先進地があったなんて!」
   「なにも遠くまで税金使って研修になんぞ行くことない!滝沢~紫波・・
    近くの町村とこういうときこそ「連携」「近隣市町村の動向」とかを実行してほしい」
   「これは無理だ・・ということばを発すると、町長にしかられる・まず町民の声 に耳を傾ける・役場職員が住んでいる地区の住民の声を集める役目をする・・・ これは見習うべきだ。しかし「社長が変わらないと(替らないと)無理かな?」
   「NPO紫波みらい研究所・地場産木材で造る公共建物~ステキ!」
   「えこ3=エコノミー&エコロジー&アースコンシャスセンター」
   「環境と福祉の町づくり…って、結構どこの町にも看板はある。実行は薄い。
   紫波町長の『新世紀未来宣言』って、判りやすくて価値観の筋が通ってる!」http://office.town.shiwa.iwate.jp/download/1265/miraisengen.pdf   「議員は2名出席したけど、役場の人たちや町長にも是非とも聞かせたかった!残念!」

●書ききれませんので、一度みんなで紫波町を訪問したいものです。
 中田室長、勉強会の機会を作ってくださった「雫石環境パートナーシップ」の係りの皆様、ありがとうございました。
●紫波町ホームページから「循環型まちづくり」図解はこちら↓
http://office.town.shiwa.iwate.jp/junkan-machidukuri/junkan-machidukuri_2.asp    

==========================================
終了後、駅構内のロビーで「世話人会」を。
■購入した88ヘクタールの件で、
 【10月中に庁内検討組織を立ち上げ、具体的な策定方法や策定スケジュールを検討し、その後、関係団体、関係機関、及び公募委員による検討委員会を設置し、利用計画策定の中で、議員ご指摘の自然観察路なども検討されていくことになると考えている。】との町長答弁について、意見を交換した結果====

●跡地が雫石の未来に及ぼす意義・町民の希望要望の集積の面から、時間をかける必要がある。
●町民の財産となったこの広大な空間の活用には慎重を期したい。
●町長が常に言う「協働」「住民参画」という言葉の具体化を実現する大きな機会である。
●庁内組織の段階から情報の共有と住民参画が欠かせないと考えるが、10月立ち上げ庁内組織が、単に来年度予算にとりあえず間伐除伐の費用計上の点から立ち上げるのか、確認が必要。
●次段階の「検討委員会」が役場主導の実質的内容にならぬようすべきだが、多数決では…。
●なによりも、町長が示す方向性があいまいで信頼に乏しいのが現実。
 地目ごとの暫定的な方向性しか見えなく、1枚の環境保全空間に町民が夢の持てる利活用を、といったものがつかめない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■従来の手法ではだめなんだということを、やはり9月中には一筆、書面か何かで届けなくてはならない。
ということになりました。

文案を後日送信しますので、点検ご意見ご提案など、いまのうちからお願いいたします。すでにご提案を届けてくださった方もおいでです。

((Blog、立ち上げたのはいいけれど、本題の「88ヘクタール利活用案募集」に入る前に、ハードルができた感じがします。。))
  めげない、めげない・・!!
  10年先20年先の雫石の未来にかかわることだもの。。
  ターシャさんの庭だって、60歳近くなってから始めて、最低庭造りは12年かかるって。。
  宮沢賢治さんの童話『虔十公園林(けんじゅうこうえんりん)』の虔十さん。
    …人の為すことは、あとあとになって真価がわかるもの(わかるひとにね){/kaeru_en2/
※このBLOGの閲覧数は毎日70位もあります。
 よくわからないけれど、なんだか沢山の方々の目にふれているんでしょうか・・。

ターシャ チューダーの庭

2005年09月16日 | 雫石便り&Sumireの花の郷便り
ターシャ チューダーの庭 心が癒されるということのひとつの在りよう☆
(写真は花の郷夏の庭風景)

ターシャ チューダー ってご存知ですか?
BS放送の2時間半にも亘るビデオをKさんが貸してくださいました。

米国バーモント州の30万坪のナチュラルガーデンに愛情を注いで半世紀以上も一人でくらしている、そんな彼女の絵を見たらきっとあなたも思い出すに違いありません。

あの88ヘクタールの土地の未来や、ふるさと雫石のほんとうの豊かな暮らしのことを思い描くとき、きっとなにかの良ききっかけになる…きっとそんな思いを込めて、貸してくださったのでしょう。

http://www.da-chiba.com/000810/tasha/tasha.htmlこのページには、ターシャの絵本のことが紹介されています。

「天(あめ)が下のすべてのことには季節があり すべての業(わざ)には時がある」
旧約聖書箴言(しんげん)のみことば。
映像から このみことばがBGMのように聞こえてきそうです。。。

いつか、皆さんで鑑賞してみませんか?
現実の問題で悩むこと多きこの運動で、なにが生きるものにとって大切かを知らせてくれるような気がしました。。

ありがとう♪Kさん

首長よ、住民の健康や町の資産価値の将来に目を向けよ

2005年09月14日 | 世話人会発行「イーハトーブ通信」を読む
イーハトーブ通信No.107の2より

昨日13日、山北町長が「候補地から降りる」旨の文書をエコループ側に送付。
エコループ側も「改めて根幹から再検討する」という文書を神奈川県内市町村と
 一部事務組合宛に通知しました。(詳しく読みたい方はメール添付でpdfファイルを送付します。hanasato@juno.dti.ne.jp まで。)

その中から…

『こうした新産業の誘致によって、山北町の発展、活性化を図ることが、私の願いであるということについては今でも変わっておりません。』
====というのが、山北町長 佐藤精一郎氏の「本音」であり、かつ「政治姿勢」であり、まあ、性格そのものなのでしょう。
「環境問題は大事だ」と、だれもが語ります。
しかし、ことの本質(自然破壊や後世に残す危険性等)に気づかない、というか、現状や実態に「鈍感」な姿勢は、矢祭町町長のような首長と、どこでどう分かれるのでしょうか。
自治体の首長は「住民本位」であってほしい…当たり前のことなれど。
・・・そんなことを考えさせられます。

例えば我が町の町長は、9月8日の議会答弁で、スラグ再生物の安全性について、
『インターロッキングなど、県が認定しているものについては安全であると認識している』と答弁しました。
傍聴していて、「安全高性能の建材として認定されていたアスベストの被害現状や、絶対事故は起き得ないといわれていた原子力発電所の実情などをどう学んでいるのか。雫石はすでに酸性雨であることは知っているはずなのに。あの山北町のビデオは見たんだろうか・・。」と、ため息ものでした。

岡山県 津山市でも住民運動が!
■さて、岡山県津山市でも1市7町村広域化組合の産廃処理施設問題で苦闘しています。
先日、依頼を受けて山北町のビデオを世話人会の方からお送りしました。
今朝、先方からお礼の電話がありまして、そのときの話では・・・・・・・・

・すでに用地は買収済み。
・市は町内会長をうまく動かして、町内で反対の声があっても表面に出ないようにした。
・岡山県では「廃棄物処理の大型化の時代は過ぎた、小型化せよ」と通達を出し、当初1日/300tの規模が170tになった。
・農業用水と上水道の取水口の近くなので大きな問題である。
・ルポライターの津川敬さんをお招きして講演会を行い、反響が大きかった。
・市長を変えねばならない運動になっている。必要なのは世論を喚起すること。
・女性陣がよく頑張ってくれている。      など等。

そしてやはり津山市でも不透明な「おかね」のながれがあったようです。

明日午後6時半より:雫石駅NPOセンターにて:環境パートナーシップ勉強会♪奮ってご参加ください♪


イーハトーブ通信No.107:エコループ計画の頓挫!!

2005年09月13日 | 雫石便り&Sumireの花の郷便り
神奈川県「エコループ計画」山北町長断念表明!

□□□ 緊急ニュース □□□

①本日13日、山北町長が「候補地から降りる」旨の意思表示をエコループ側に送付
 エコループ側も「改めて根幹から再検討する」という文書を神奈川県内市町村と
 一部事務組合宛に通知。(津川さんから連絡・ かぬか、湯川代表と電話)

●緊急メール:<今日13日突如、山北町長名で「候補地から降りる」旨の意思表示をエコループ側に送り、エコループ側も「改めて根幹から再検討する」という文書を神奈川県内市町村、一部事務組合宛に通知したところです。
 もともと人をバカにした計画だったことに加え、TBS「噂の東京マガジン」の影響が絶大だったといわねばなりません。放映の翌日から山北町役場あてに全国から抗議の電話が鳴り止まなかったそうで、つくづくテレビの恐さみたいなものもチョッピリ感じました。むろん今回のことはプラスに作用したのですがーーー。
 サプライズ選挙でいささかガックリきていたところへの朗報です。>
●直後、山北町の環境を守る会代表の湯川さんと電話で、湯川さんは====
<「これは、とりあえずの一段落であり、どのようなかたちで復活するかわからない。議会で否決されて撤回に至ると自分の選挙に響くということから、自分の意思で行ったという形を取ったのが実情。来年7月の町長選挙には、真に住民の側に立って町政を行う町長を立てなければならない。今後も一層気を引き締めてお互いにがんばりましょう。」と、仰って下さいました。

●「さたんちゅら」のコメントにも入っていました。
 お知らせ、ありがとうございました。

10月中に日本重化学跡地利用問題の庁内検討組織を立ち上げ(町長答弁確認)
②9日、雫石町議会における田中議員の質問に対しての町長答弁確認
 町が購入した日本重化学跡地については、10月中に庁内検討組織を立ち上げ、具体的な利用計画策定方法や策定のためのスケジュールを検討するとの答弁を記録文書にて確認。

要点は次の通りでした。

<10月中に庁内検討組織を立ち上げ、具体的な策定方法や策定スケジュールを検討し、その後、関係団体、関係機関、及び公募委員による検討委員会を設置し、利用計画策定の中で、議員ご指摘の自然観察路なども検討されていくことになると考えている。>

●この方法は形としては妥当な検討のすじみち」であるといえます。
 しかし、この「すじみち」自体には本来、どのような方向性を持って策定案をだしていくのか、という明確な基盤となる考え方が示されてはじめて、検討にも具体性や整合性が出てくると考えます。如何せん、方向性そのものについて明瞭な姿勢が示されてはいないのが「不安」な点といえます。(いつもの手法なので)
そこで、9月中に、なんらかの形で町長宛に要望書などを提出してはいかがか、と考えていますが、皆様のお考えをお聞かせください。
 ◆15日の雫石環境パートナーシップの直後、公民館ロビーにて緊急世話人会を、集まった人で行います。来られない方は電話・メール、または、ブログのコメント書き込みにてどうぞ◆

●無論、先号で書いたように、現在のところ、スプロール化(無秩序無計画に宅地が広がっていく現象)を防ぎ環境保全のために購入した、という理由が『策定に当たっての大前提』なわけですが、今後の利用の方向性については不透明なものがありますし、検討委員会のあり方について、幅広くより自由に町民などのアイディアを活用できる方法が必要であると考えまが、皆様はいかがお考えになりますか?



○雫石環境パートナーシップ勉強会のお知らせ○
③15日は『雫石環境パートナーシップ:勉強会』です。
 14日、世話人会は行わず、この日の終了後に行います。(ロビーにて)
以下、高橋さんからの貼り付けです。
  
    ○雫石環境パートナーシップ勉強会のお知らせ○

     ◆日 時   9月15日(木)  午後6時半から~
     ◆場  所   雫石駅1階 NPOセンターにて
     ◆講 師 紫波町 環境課 循環政策室 室長 中田久敏 氏
         
紫波町は環境派の町長のリードのもと、さまざまな先進的環境施策
   を実行していること、皆様ご存知の通りです。
  当日はその中身を拝聴する、というよりも、私たちが紫波町の環境政策につ   いて研究する、その研究対象として中田室長をお呼びする、という姿勢での   勉強会です。
  皆様、どうぞ参加して一緒に勉強しましょう。
   当会の勉強会は、一般参加者大歓迎です(もちろん無料です)

     ◆その他  雫石環境パートナーシップでは、会員募集もしています。
          年会費千円で、一緒に活動してみませんか。 

  ※ 駅の無料駐車場を利用ください。駅の反対側にも大きな無料駐車があり     ます。お近くの方は徒歩または自転車でどうぞ。
               雫石環境パートナーシップ  代表  高橋良和